エルモ、小型・短焦点のシアター向けDLPプロジェクター“BOXi”「T-350」

（株）エルモ社は、小型で短焦点のホームシアター向けモバイルプロジェクター“BOXi”「T-350」を本日8月20日より発売した。価格はオープンだが45,000円前後での実売が予想される。本機の発表に合わせてBOXiシリーズの公式サイトもリニューアルした。

また、サードパーティー製のモバイルバッテリーをバンドルさせたモデルも同時発売する。こちらも価格はオープンだが6万円前後での実売が予想される。

外形寸法132W×43H×132Dmm、質量約500gと小型軽量なDLPプロジェクター。ビジネスユースを主に想定した従来モデル「MP-350」をベースに、新たに音声出力端子を装備するなどホームシアターユースを意識した仕様変更を行っている。

解像度はWXGA（1,280×800）で、0.45型のDMDを採用。輝度は300ルーメン、コントラストは1,000対1。光源にはRGBの3LEDを採用し、専用開発の光学エンジンによって色再現性を高めているという。なお、電源には付属のACアダプターを使用するが、前述のように外部バッテリーバンドル版も販売する。

また本機は、このクラス初という高性能な短焦点レンズを搭載。焦点距離 f = 9.05mm、スローレシオ 0.93、明るさF=2.04の専用設計レンズを採用した。これにより1mの距離で50インチ投映が可能。「6畳間のスペースがあれば100インチの投写ができる」とアピールしている。

入力端子はHDMIのみで、HDCPやCECにも対応。従来モデルからWi-Fi機能、USB端子、RGB端子を省いたシンプルな構成とすることで低価格化も実現。また、投射角調整用の脚部も新たに装備するなどしている。

本体底部には三脚穴も装備し、天吊り設置時用に映像反転機能も搭載。そのほかスイッチを入れてから7秒で投射可能になる高速起動や台形補正機能なども搭載している。さらに1Wのモノラルスピーカーも内蔵する。

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（株）エルモ社
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