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「Hybridcast2014」

民放キー局参加の「ハイブリッドキャスト」実証実験、'14年1〜3月に実施

公開日 2013/12/11 17:49 ファイル・ウェブ編集部
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総務省は、放送と通信を連携させた新サービス「ハイブリッドキャスト」の実証実験を2014年1月から3月にかけて実施する。

三菱総研と日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ、一般社団法人 マルチスクリーン放送協議会、北海道テレビ放送が実験に参加し、放送局が期間中、ハイブリッドキャスト対応番組を放送する。

ハイブリッドキャストは、放送波と通信を融合させたサービスで、今年9月にNHKが先んじて開始した。

放送波にトリガーとなるデータが埋め込まれており、それをもとにインターネット上のデータを活用し、HTML5を使ったリッチなコンテンツを表示できる。例えば視聴している番組の関連情報を、視聴中の画面にオーバーレイ表示させたり、過去の番組表からVODの視聴へ誘導するなど、様々な使い方が可能だ。さらにタブレットやスマートフォンと連携させ、タブレットで各種情報を閲覧したり、操作したりすることも可能だ。

ハイブリッドキャストはIPTVフォーラムが規格を策定しているもので、現在サービスを実施しているNHKだけでなく、かねてから民放など他事業者も参入を検討していた。

ハイブリッドキャストを利用するには、対応のテレビが必要となる。現在のところ、東芝の“REGZA”「Z7」「J7」「Z8X」「Z8」、パナソニックの“VIERA”「TH-L65WT600」、シャープの“AQUOS クアトロン プロ”「XL10」ラインなどでハイブリッドキャスト機能に対応している。

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