引き続きヘッドホンの出展も賑わう
【CES】CES Unveiledレポート − レノボ 4Kディスプレイ/Bluetoothオーディオ新製品多数
米国時間1月7日より開幕する「2014 international CES」に先立ち、現地時間の1月5日には、プレスを対象とした前夜祭的イベント「CES Unveiled」が開催された。マンダレイ・ベイ・ホテルに設けられた会場には、世界各国から集まったプレスが集まり大きな賑わいを見せた。
本記事では、Unveiledに展示されていた製品の中からオーディオ・ビジュアル関連プロダクトを中心に紹介していきたい。
■LG、曲面ディスプレイ搭載スマホ/LENOVOから4Kディスプレイ登場
LGからは曲面ディスプレイを採用したスマートフォン「LG G Flex」が出展され、実機のデモが多くのメディアから注目を集めていた。2013年10月にLGが発表したモデルで(関連ニュース)、ディスプレイに6インチ有機ELを採用。解像度は1,280×720ピクセルとなる。
LENOVOは28インチの4K(3,840×2,160)ディスプレイ「ThinkVision 28」を出展。本機は2GBのメモリー、eMMCによる32GBのストレージを内蔵し、HDMI入力を3系統搭載する。発売は2014年下半期になる見込み。価格は1,199ドルを予定している。
また、8インチのWindowsタブレット「ThinkPad 8」も登場。本機はWindows8.1を搭載し、プロセッサーにIntelのZ3770 Quad-Core 2.4Ghzを搭載。画面解像度は1,920×1,080となる。さらに、27インチの大型タブレット「Horizon 2」のデモも積極的に展開されていた。本機は画面解像度が2,560x1,440で、厚さ19.5mm、重さ約7kgを実現する。
SEIKIは4Kアップコンバート機能を備えたHDMIケーブルを出展。テレビ側の端子はHDMIとUSBの二股になっており、HDMI側に4Kアップコンバート用のチップセットを備え、USB側で給電を行う仕様となっている。
■Bluetooth対応のオーディオ製品が多数出展
今年のUnveiledで特に目立ったのが、Bluetooth関連の製品群だ。会場にブースを構える多くのブランドが、BluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホンなどを展示していた。特徴としては、NFCへの対応やアプリとの連携に加え、さらにデザインや設置性などで各社が独自性を打ちだそうとしていることが伺えた。
カーオーディオを中心にBluetooth製品を幅広く手がけるSUPERTOOTHは、NFC対応のポータブルBluetoothスピーカーの新モデル「Supertooth DISCO4 STEREO SPEAKER」を展示。本機はフルレンジユニット1基のみを搭載したモデルで、持ち運びを意識して大幅な軽量化を果たした。米国内では59ドルで販売予定とのこと。そのほかに、NFC/aptX対応のBluetoothヘッドホン「Supertooth Freedom STEREO HEADPHONE」も展示していた。
PUREは縦置き/横置きの両方が可能なワイヤレススピーカー「Jungo」シリーズを展示。本機はBluetoothに加え、Wi-FiによるDLNA再生にも対応する。本機を2台用いてのステレオ再生も可能だ。同ブランドは2014年から日本への導入も予定されている。また、Wi-Fiで受けた信号をデジタル/アナログ出力できるレシーバー「Jongo A2」も展示されていた。
PC周辺機器やヘッドホンなどを手がけるmanhattannは、新モデルとなるノイズキャンセリング対応Bluetoothヘッドホン「Fathom Wireless Headphones」を出展。本機はNFCによるペアリングにも対応している。また、2個あわせてステレオ再生を行うことも可能なモノラル仕様のポータブルBluetoothスピーカー「Lyric Duo」のデモも行っていた。
イヤホンブランドのyurbudsは、Bluetoothイヤホンの新製品「INSPIRE LIMITED EDITION WIRELESS」を出展。15mm口径のダイナミックドライバーを採用する本機は、連続再生時間最大6時間を実現。スポーツ用途も想定して防汗・防滴仕様を採用している。米国での価格は196.99ドル。
オーディオを含めた様々なジャンルのワイヤレス関連機器を扱うBeeWiのBluetoothヘッドホン「BBH300」は、ドッキングステーションが付属。ドッキングを行うと、充電だけでなく、ドックに接続した同社製スピーカーに音声を転送しての再生も可能となる。
ユニークだったのがClearView AUDIOのBluetoothスピーカー「ClearView Clio」。本体に備えられた透明なボードを振動させて無指向性スピーカーとしている点が大きな特徴だ。本体部には別途ウーファーを備えている。価格は349ドルを予定しており、本機が同ブランド初の製品になるという。
■今年もヘッドホンが盛り上がりを見せる
昨年に引き続き活況を呈したのはやはりヘッドホンだ。Marshallからはヘッドホンの新モデルとなる「Monitor」が登場。さらに、Bluetoothスピーカーも従来モデルに加えて、より大型のモデルとなる「WOBURN」が登場した。詳細については追って紹介する。
スタイリッシュなヘッドホンを手がけるURBANEARSは、折りたたみ式のオーバーヘッド型ヘッドホン「PLATTAN」やDJ用ヘッドホン「ZINKEN」など、日本でも導入済みの主要モデルを展示していた。
サブウーファーを30年手がけてきたというブランド Velodyneは、Bluetooth対応機やノイズキャンセリング対応機など各種ヘッドホンを出展。Bluetooth対応ヘッドホン「vBold」はaptX接続に対応する。米国では349ドルで発売される。アクティブ・ノイズキャンセリング対応機「vQuiet」は299ドルとなる。
ヘッドホンに加え、テレビ用マウントや電源関連製品を手がけるbell'o digitalは、最新モデルとなるスポーツ用ヘッドホン「BDH751」をメインで展示。本機は耳かけ型を採用し、イヤーフックを柔軟に耳に合わせることが可能。その他、オーバーヘッド型ヘッドホン「BDH821」なども展示していた。
本記事では、Unveiledに展示されていた製品の中からオーディオ・ビジュアル関連プロダクトを中心に紹介していきたい。
■LG、曲面ディスプレイ搭載スマホ/LENOVOから4Kディスプレイ登場
LGからは曲面ディスプレイを採用したスマートフォン「LG G Flex」が出展され、実機のデモが多くのメディアから注目を集めていた。2013年10月にLGが発表したモデルで(関連ニュース)、ディスプレイに6インチ有機ELを採用。解像度は1,280×720ピクセルとなる。
LENOVOは28インチの4K(3,840×2,160)ディスプレイ「ThinkVision 28」を出展。本機は2GBのメモリー、eMMCによる32GBのストレージを内蔵し、HDMI入力を3系統搭載する。発売は2014年下半期になる見込み。価格は1,199ドルを予定している。
また、8インチのWindowsタブレット「ThinkPad 8」も登場。本機はWindows8.1を搭載し、プロセッサーにIntelのZ3770 Quad-Core 2.4Ghzを搭載。画面解像度は1,920×1,080となる。さらに、27インチの大型タブレット「Horizon 2」のデモも積極的に展開されていた。本機は画面解像度が2,560x1,440で、厚さ19.5mm、重さ約7kgを実現する。
SEIKIは4Kアップコンバート機能を備えたHDMIケーブルを出展。テレビ側の端子はHDMIとUSBの二股になっており、HDMI側に4Kアップコンバート用のチップセットを備え、USB側で給電を行う仕様となっている。
■Bluetooth対応のオーディオ製品が多数出展
今年のUnveiledで特に目立ったのが、Bluetooth関連の製品群だ。会場にブースを構える多くのブランドが、BluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホンなどを展示していた。特徴としては、NFCへの対応やアプリとの連携に加え、さらにデザインや設置性などで各社が独自性を打ちだそうとしていることが伺えた。
カーオーディオを中心にBluetooth製品を幅広く手がけるSUPERTOOTHは、NFC対応のポータブルBluetoothスピーカーの新モデル「Supertooth DISCO4 STEREO SPEAKER」を展示。本機はフルレンジユニット1基のみを搭載したモデルで、持ち運びを意識して大幅な軽量化を果たした。米国内では59ドルで販売予定とのこと。そのほかに、NFC/aptX対応のBluetoothヘッドホン「Supertooth Freedom STEREO HEADPHONE」も展示していた。
PUREは縦置き/横置きの両方が可能なワイヤレススピーカー「Jungo」シリーズを展示。本機はBluetoothに加え、Wi-FiによるDLNA再生にも対応する。本機を2台用いてのステレオ再生も可能だ。同ブランドは2014年から日本への導入も予定されている。また、Wi-Fiで受けた信号をデジタル/アナログ出力できるレシーバー「Jongo A2」も展示されていた。
PC周辺機器やヘッドホンなどを手がけるmanhattannは、新モデルとなるノイズキャンセリング対応Bluetoothヘッドホン「Fathom Wireless Headphones」を出展。本機はNFCによるペアリングにも対応している。また、2個あわせてステレオ再生を行うことも可能なモノラル仕様のポータブルBluetoothスピーカー「Lyric Duo」のデモも行っていた。
イヤホンブランドのyurbudsは、Bluetoothイヤホンの新製品「INSPIRE LIMITED EDITION WIRELESS」を出展。15mm口径のダイナミックドライバーを採用する本機は、連続再生時間最大6時間を実現。スポーツ用途も想定して防汗・防滴仕様を採用している。米国での価格は196.99ドル。
オーディオを含めた様々なジャンルのワイヤレス関連機器を扱うBeeWiのBluetoothヘッドホン「BBH300」は、ドッキングステーションが付属。ドッキングを行うと、充電だけでなく、ドックに接続した同社製スピーカーに音声を転送しての再生も可能となる。
ユニークだったのがClearView AUDIOのBluetoothスピーカー「ClearView Clio」。本体に備えられた透明なボードを振動させて無指向性スピーカーとしている点が大きな特徴だ。本体部には別途ウーファーを備えている。価格は349ドルを予定しており、本機が同ブランド初の製品になるという。
■今年もヘッドホンが盛り上がりを見せる
昨年に引き続き活況を呈したのはやはりヘッドホンだ。Marshallからはヘッドホンの新モデルとなる「Monitor」が登場。さらに、Bluetoothスピーカーも従来モデルに加えて、より大型のモデルとなる「WOBURN」が登場した。詳細については追って紹介する。
スタイリッシュなヘッドホンを手がけるURBANEARSは、折りたたみ式のオーバーヘッド型ヘッドホン「PLATTAN」やDJ用ヘッドホン「ZINKEN」など、日本でも導入済みの主要モデルを展示していた。
サブウーファーを30年手がけてきたというブランド Velodyneは、Bluetooth対応機やノイズキャンセリング対応機など各種ヘッドホンを出展。Bluetooth対応ヘッドホン「vBold」はaptX接続に対応する。米国では349ドルで発売される。アクティブ・ノイズキャンセリング対応機「vQuiet」は299ドルとなる。
ヘッドホンに加え、テレビ用マウントや電源関連製品を手がけるbell'o digitalは、最新モデルとなるスポーツ用ヘッドホン「BDH751」をメインで展示。本機は耳かけ型を採用し、イヤーフックを柔軟に耳に合わせることが可能。その他、オーバーヘッド型ヘッドホン「BDH821」なども展示していた。