次世代4Kメディアプレーヤーも
【CES】ソニー、4K BRAVIA 9機種を発表 − NetflixやVideoUnlimitedなど4K動画も拡充
ソニーは、2014 International CESの本会期に先立ち、プレスカンファレンスを実施。終了後はブースを開放し、2014年の新製品を披露した。
4K液晶テレビについては、3シリーズ9モデルを一挙発表した。
■直下型LED搭載でコントラスト感高めたX950B
最上位の「XBR X950」シリーズは「リファレンス・スタンダード」に位置づけられ、85型の「XBR-85X950B」と65型の「XBR-65X950B」の2機種をラインナップ。この春発売予定だ。新技術「X-tended Dynamic Range PRO」を搭載し、直下型LEDアレイの駆動を工夫することでダイナミックレンジを高めた。
映像処理エンジンは4K X-Reality PROで、色再現性を高めるためにTRILUMINOSディスプレイも引きつづき搭載している。また動きボケを低減する「Motionflow XR 960」も備えている。またHDMI 2.0に対応し、4K/60p動画の入力が可能だ。
デザインは、フレームとスタンド部が一体化した新たなスタイルを採用。これによりスピーカーに振り分ける体積が増え、音質向上に寄与しているという。スピーカーは画面横に備えており、大口径ユニットが使われている。またソニー独自のDSPとS-Force フロントサラウンドからなる「ClearAudio+」も搭載した。
Wi-Fiももちろん内蔵。MHL 3.0にも対応している。また3D表示に対応し、2ペアの3Dグラスがあらかじめ同梱されている。
■エッジ型LED搭載のX900Bシリーズ
X900Bシリーズも、仕様はほぼX950Bと同等だが、バックライトは直下型LEDではなく、エッジ型LEDを採用している。ただし「X-tended Dynamic Range PRO」という同名のダイナミックレンジ拡大技術を搭載している。そんほか4K X-Reality PRO、TRILUMINOSなどの高画質化技術はもちろん、HEVCデコーダーも搭載した。画面横にスピーカーを備えているところも同様だ。画面サイズは79、65、55インチの3サイズを用意している。
HEVCデコーダーも搭載し、Netflixなどが採用予定の、HEVCでエンコードされた4Kネット動画などを本体だけで再生することができる。さらにXAVC Sデコーダーも内蔵。4K対応ハンディカムの「FDR-AX100」「FDR-AX1」などで撮影した4Kコンテンツを
■49型まで用意したX850Bシリーズ
X850Bは最も手頃なシリーズで、ダイナミックレンジ改善技術「「X-tended Dynamic Range PRO」」は非搭載となる。
映像処理エンジンは4K X-Reality PRO、TRILUMINOSディスプレイと、基本的な画質面に妥協は見られない。動きボケを改善する技術は「Motionflow XR 240」で、上記2モデルに比べると若干劣る。そのほか、HDMI 2.0端子の搭載、4K/60pへの対応、HEVCコーデックへの対応なども特筆すべき点だ。画面サイズは70型、65型、55型、49型の4サイズ。こちらも今春発売予定だ。
■4Kコンテンツの用意も着々と進行中
4Kテレビで視聴するコンテンツについても、様々な発表が行われた。
まず自社で行っている動画配信サービス「Video Unlimited」については、4K対応の「Video Unlimited 4K」をアピール。昨年9月にすでにスタートしていたものだが、2014年1月段階で140タイトルが購入できること、今後も新作を随時追加することなどを改めて表明した。再生ビットレートは最高100Mbpsで、映像コーデックは非公開。平均的な作品を1つダウンロードすると、おおむね40GB程度の容量が必要となるという。
また発表会には、米国における定額制動画配信サービスで首位を独走しているNetflixのCEO、リード・ヘイスティングス氏が登壇。Netflixでは、2014年上半期に4Kコンテンツの配信を予定している。
今回発表した、2014年発売の4K BRAVIAはHEVCデコーダーを内蔵。本体だけでNetflixの4Kコンテンツ再生が行える。なおヘイスティングスCEOによると、4K動画のビットレートは15Mbps程度で、Wi-Fiでも十分に家庭内伝送が行えるという。さらに新BRAVIAではNetflix用アプリも進化させ、スムーズな再生が行える。
なおNetflixのヘイスティングスCEOは、プレスカンファレンスの席上で、今後同社が制作するドラマについて、すべて4Kで制作することを表明した。
さらにYouTubeとの協業では、Googleが開発している次世代動画圧縮コーデック「VP9」をフィーチャー。同コーデックで圧縮された映像を表示するデモも行っている。
■次世代4Kメディアプレーヤー試作機を参考展示
そのほか、4Kメディアプレーヤーの新モデルも参考展示した。形状はこれまでの丸から一転し、黒く四角くなった。
Video Unlimited 4Kに対応。コーデックはMPEG-4 AVC/H.264に加え、HEVCデコーダーやXAVC Sデコーダーも内蔵。HEVCでについては、今後想定される4K/60pのコンテンツ、さらにネット動画などに対応できる。またXAVC Sは、他項で紹介する4Kハンディカムが採用しているコーデックのため、4Kハンディカムで撮影した動画を本機にダビングし、そのまま再生することが可能だ。
4K液晶テレビについては、3シリーズ9モデルを一挙発表した。
■直下型LED搭載でコントラスト感高めたX950B
最上位の「XBR X950」シリーズは「リファレンス・スタンダード」に位置づけられ、85型の「XBR-85X950B」と65型の「XBR-65X950B」の2機種をラインナップ。この春発売予定だ。新技術「X-tended Dynamic Range PRO」を搭載し、直下型LEDアレイの駆動を工夫することでダイナミックレンジを高めた。
映像処理エンジンは4K X-Reality PROで、色再現性を高めるためにTRILUMINOSディスプレイも引きつづき搭載している。また動きボケを低減する「Motionflow XR 960」も備えている。またHDMI 2.0に対応し、4K/60p動画の入力が可能だ。
デザインは、フレームとスタンド部が一体化した新たなスタイルを採用。これによりスピーカーに振り分ける体積が増え、音質向上に寄与しているという。スピーカーは画面横に備えており、大口径ユニットが使われている。またソニー独自のDSPとS-Force フロントサラウンドからなる「ClearAudio+」も搭載した。
Wi-Fiももちろん内蔵。MHL 3.0にも対応している。また3D表示に対応し、2ペアの3Dグラスがあらかじめ同梱されている。
■エッジ型LED搭載のX900Bシリーズ
X900Bシリーズも、仕様はほぼX950Bと同等だが、バックライトは直下型LEDではなく、エッジ型LEDを採用している。ただし「X-tended Dynamic Range PRO」という同名のダイナミックレンジ拡大技術を搭載している。そんほか4K X-Reality PRO、TRILUMINOSなどの高画質化技術はもちろん、HEVCデコーダーも搭載した。画面横にスピーカーを備えているところも同様だ。画面サイズは79、65、55インチの3サイズを用意している。
HEVCデコーダーも搭載し、Netflixなどが採用予定の、HEVCでエンコードされた4Kネット動画などを本体だけで再生することができる。さらにXAVC Sデコーダーも内蔵。4K対応ハンディカムの「FDR-AX100」「FDR-AX1」などで撮影した4Kコンテンツを
■49型まで用意したX850Bシリーズ
X850Bは最も手頃なシリーズで、ダイナミックレンジ改善技術「「X-tended Dynamic Range PRO」」は非搭載となる。
映像処理エンジンは4K X-Reality PRO、TRILUMINOSディスプレイと、基本的な画質面に妥協は見られない。動きボケを改善する技術は「Motionflow XR 240」で、上記2モデルに比べると若干劣る。そのほか、HDMI 2.0端子の搭載、4K/60pへの対応、HEVCコーデックへの対応なども特筆すべき点だ。画面サイズは70型、65型、55型、49型の4サイズ。こちらも今春発売予定だ。
■4Kコンテンツの用意も着々と進行中
4Kテレビで視聴するコンテンツについても、様々な発表が行われた。
まず自社で行っている動画配信サービス「Video Unlimited」については、4K対応の「Video Unlimited 4K」をアピール。昨年9月にすでにスタートしていたものだが、2014年1月段階で140タイトルが購入できること、今後も新作を随時追加することなどを改めて表明した。再生ビットレートは最高100Mbpsで、映像コーデックは非公開。平均的な作品を1つダウンロードすると、おおむね40GB程度の容量が必要となるという。
また発表会には、米国における定額制動画配信サービスで首位を独走しているNetflixのCEO、リード・ヘイスティングス氏が登壇。Netflixでは、2014年上半期に4Kコンテンツの配信を予定している。
今回発表した、2014年発売の4K BRAVIAはHEVCデコーダーを内蔵。本体だけでNetflixの4Kコンテンツ再生が行える。なおヘイスティングスCEOによると、4K動画のビットレートは15Mbps程度で、Wi-Fiでも十分に家庭内伝送が行えるという。さらに新BRAVIAではNetflix用アプリも進化させ、スムーズな再生が行える。
なおNetflixのヘイスティングスCEOは、プレスカンファレンスの席上で、今後同社が制作するドラマについて、すべて4Kで制作することを表明した。
さらにYouTubeとの協業では、Googleが開発している次世代動画圧縮コーデック「VP9」をフィーチャー。同コーデックで圧縮された映像を表示するデモも行っている。
■次世代4Kメディアプレーヤー試作機を参考展示
そのほか、4Kメディアプレーヤーの新モデルも参考展示した。形状はこれまでの丸から一転し、黒く四角くなった。
Video Unlimited 4Kに対応。コーデックはMPEG-4 AVC/H.264に加え、HEVCデコーダーやXAVC Sデコーダーも内蔵。HEVCでについては、今後想定される4K/60pのコンテンツ、さらにネット動画などに対応できる。またXAVC Sは、他項で紹介する4Kハンディカムが採用しているコーデックのため、4Kハンディカムで撮影した動画を本機にダビングし、そのまま再生することが可能だ。