Wireworldのハイエンド電源ケーブル付属
ナスペック、PRIMAREのAVプリアンプ「SP33」とAVアンプ「SPA23」
ナスペックは、PRIMAREのAVプリアンプ「SP33」とAVアンプ「SPA23」を10月1日より発売する。価格はSP33が75万円(税抜)、SPA23が70万円(税抜)となる。
AVプリアンプ「SP33」は、アナログ出力に7.1chのRCA端子および7.1chのXLR端子を搭載。「SPA23」は5.1ch対応のAVアンプで、7.1chプリ出力(RCA端子)も搭載する。HDMI端子はバージョン1.4対応で、両モデルともに入力を5系統、出力を2系統搭載する。
対応するサラウンドフォーマットは、ロスレス/非圧縮方式ではDolby TrueHD、DTS-HD Master Audio、Multi/2ch PCMに対応。そのほか、DTS-HD High Res Audio、Dolby Digital、Dolby Digital EX、Dolby Digital Plus、Dolby Pro Logic II/IIx、DTS、DTS ES、DTS、Neo:6、DTS 96/24に対応する。Dolby Atmosには対応しない。
SP33、SPA23ともに、高精度DSPデバイスを2基搭載。各種サラウンドフォーマットのデコードを行う「Freescale DSPC56371」と「Freescale DSPB56367」を搭載する。D/AコンバーターにはWolfsonの192kHz/24bit対応DAC「WM8740s」を4基搭載し、DACデバイス1基で2chずつ処理を行う。
また。内部基板は各セクションが干渉せず、かつ最短の信号経路になるように集積度の高いレイアウトを採用。ノイズなどの影響を受けやすい信号経路には防磁シールド処理を施し、各パーツにおいてもオーディオグレードのコンデンサー、半導体など高級パーツを採用している。オペアンプにはバー・ブラウン製「OPA2134」とTI製「NE5532」を組み合わせて使用。フィルターにはDCサーボコントロールのバッファーアンプを採用する。
両モデルのアンプ部については、UPDF(Ultra Fast Power Device)を採用。同社は、これまでのクラスDアンプやスイッチング電源は音質面で不利とされることがあったが、これは歪が発生する際に最も大きな要因となる出力部フィルターを適切なフィードバックによってコントロールできていない場合に、スピーカーのインピーダンスの変化によって音質面から悪影響を及ぼすためとしている。一方でPRIMARE独自のクラスDアンプ回路UPDFでは、全帯域にわたって変動のないフィードバックをかけることでパルス出力の歪を排除することで、安定した出力を実現するという。
また、UPDF回路は、ディスクリートでスイッチング回路とその後のフィルターを構成するのではなく、ひとつのデバイスでアンプ回路とフィルター回路をまかなっているため、広帯域で負荷変動に影響されないフィードバックを可能とし、超低歪で正確な再現を実現できる。
内部のボリュームコントロール処理は、超低歪でダイナミックレンジ127dBを誇るシーラス・ロジック製8chアナログボリュームコントロールIC「CS3318」を採用。このICはD/A変換されたアナログ信号の高精度コントロールを可能にしたハーフパッシブタイプで、信号の劣化を最小限にまで抑えている。また、高S/Nを実現するためにボリュームコントロール回路の前段に全てのゲインステージとDCサーボ回路を構成している。
AVプリアンプのSP33については、電源供給回路はスタンバイモード用とアクティブモード用でセパレートされた構造を採用している。アクティブモード時に使用されるメイン電源は、300VAの巨大トロイダルトランスから供給。このトランスの巻き線はビデオ/デジタル/アナログの各セクションごとに独立しており、互いの干渉を防いでいる。また、ビデオ/デジタルセクションにはカスタム設計のリニア・レギュレーション・テクノロジーを採用。一方でより繊細なアナログセクションでは、電圧を一度適切な出力に調整することで、一部をディスクリート構成とした高速電源供給回路を採用。各セクションごとに最適な電源を供給するようにしている。
SP33、SPA23の両モデルが、7.1chのアナログ入力を搭載。アナログ入力時にはリレーを使用して入力を切り替えることで、DSP回路を完全にバイパス。マルチチャンネル再生においても、ピュアな高音質アナログ伝送を可能にしているとのことだ。
デジタル入出力については、光デジタル、同軸デジタル入出力を搭載。SP33についてはAES/EBUデジタル入出力も搭載する。これらデジタル端子から入力された信号は、バー・ブラウン製「PCM4202」によって処理される。
筐体には、PRIMAREのピュアオーディオコンポーネントの手法を投入する。シャーシはスチールプレートをプレス加工によって折り曲げたもので、剛性が高くそれ自体が制振素材としての役割を果たすため、内部共振や外部からの振動をダンピングする効果がある。フロントパネルには厚みのあるアルミ材を使用し、彫り込みによるPRIMAREのロゴをあしらっている。
両モデルともゾーン2出力にも対応し、専用のサブリモコンも同梱される。また、電源ケーブルにはWireworldの「Atratus 7」(1.5m)を同梱する。
SP33の主な仕様は以下の通り。HDMI端子は5入力/2出力を搭載。入力についてはアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログLR(RCA)×8(内4系統は7.1ch入力と兼用)、アナログLR(XLR)×2、同軸デジタル×3、光デジタル×3、AES/EBUデジタル×1。出力端子はアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログ7.1ch(XLR)×1、REC出力×1、ゾーン2×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1となる。消費電量は最大60W。外形寸法は430W×180H×385Dmm、質量は15.0kg。
SP33の主な仕様は以下の通り。HDMI端子は5入力/2出力を搭載。入力についてはアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログLR(RCA)×8(内4系統は7.1ch入力と兼用)、アナログLR(XLR)×2、同軸デジタル×3、光デジタル×3、AES/EBUデジタル×1。出力端子はアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログ7.1ch(XLR)×1、REC出力×1、ゾーン2×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1となる。消費電量は最大60W。外形寸法は430W×180H×385Dmm、質量は15.0kg。
SPA23の主な仕様は以下の通り。HDMI端子は5入力/2出力を搭載。入力についてはアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログLR(RCA)×8(内4系統は7.1ch入力と兼用)、アナログLR(XLR)×2、同軸デジタル×3、光デジタル×3、AES/EBUデジタル×1。出力端子はアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログ7.1ch(XLR)×1、REC出力×1、ゾーン2×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1。
パワーアンプ部の定格出力は120W×5ch(8Ω、THD+N<1%)、周波数特性は20Hz〜20kHz(-0.2dB、1W、8Ω)。消費電量は最大800W。外形寸法は430W×180H×385Dmm、質量は15.5kg。
【問い合わせ先】
ナスペック
TEL/0120-932-455
AVプリアンプ「SP33」は、アナログ出力に7.1chのRCA端子および7.1chのXLR端子を搭載。「SPA23」は5.1ch対応のAVアンプで、7.1chプリ出力(RCA端子)も搭載する。HDMI端子はバージョン1.4対応で、両モデルともに入力を5系統、出力を2系統搭載する。
対応するサラウンドフォーマットは、ロスレス/非圧縮方式ではDolby TrueHD、DTS-HD Master Audio、Multi/2ch PCMに対応。そのほか、DTS-HD High Res Audio、Dolby Digital、Dolby Digital EX、Dolby Digital Plus、Dolby Pro Logic II/IIx、DTS、DTS ES、DTS、Neo:6、DTS 96/24に対応する。Dolby Atmosには対応しない。
SP33、SPA23ともに、高精度DSPデバイスを2基搭載。各種サラウンドフォーマットのデコードを行う「Freescale DSPC56371」と「Freescale DSPB56367」を搭載する。D/AコンバーターにはWolfsonの192kHz/24bit対応DAC「WM8740s」を4基搭載し、DACデバイス1基で2chずつ処理を行う。
また。内部基板は各セクションが干渉せず、かつ最短の信号経路になるように集積度の高いレイアウトを採用。ノイズなどの影響を受けやすい信号経路には防磁シールド処理を施し、各パーツにおいてもオーディオグレードのコンデンサー、半導体など高級パーツを採用している。オペアンプにはバー・ブラウン製「OPA2134」とTI製「NE5532」を組み合わせて使用。フィルターにはDCサーボコントロールのバッファーアンプを採用する。
両モデルのアンプ部については、UPDF(Ultra Fast Power Device)を採用。同社は、これまでのクラスDアンプやスイッチング電源は音質面で不利とされることがあったが、これは歪が発生する際に最も大きな要因となる出力部フィルターを適切なフィードバックによってコントロールできていない場合に、スピーカーのインピーダンスの変化によって音質面から悪影響を及ぼすためとしている。一方でPRIMARE独自のクラスDアンプ回路UPDFでは、全帯域にわたって変動のないフィードバックをかけることでパルス出力の歪を排除することで、安定した出力を実現するという。
また、UPDF回路は、ディスクリートでスイッチング回路とその後のフィルターを構成するのではなく、ひとつのデバイスでアンプ回路とフィルター回路をまかなっているため、広帯域で負荷変動に影響されないフィードバックを可能とし、超低歪で正確な再現を実現できる。
内部のボリュームコントロール処理は、超低歪でダイナミックレンジ127dBを誇るシーラス・ロジック製8chアナログボリュームコントロールIC「CS3318」を採用。このICはD/A変換されたアナログ信号の高精度コントロールを可能にしたハーフパッシブタイプで、信号の劣化を最小限にまで抑えている。また、高S/Nを実現するためにボリュームコントロール回路の前段に全てのゲインステージとDCサーボ回路を構成している。
AVプリアンプのSP33については、電源供給回路はスタンバイモード用とアクティブモード用でセパレートされた構造を採用している。アクティブモード時に使用されるメイン電源は、300VAの巨大トロイダルトランスから供給。このトランスの巻き線はビデオ/デジタル/アナログの各セクションごとに独立しており、互いの干渉を防いでいる。また、ビデオ/デジタルセクションにはカスタム設計のリニア・レギュレーション・テクノロジーを採用。一方でより繊細なアナログセクションでは、電圧を一度適切な出力に調整することで、一部をディスクリート構成とした高速電源供給回路を採用。各セクションごとに最適な電源を供給するようにしている。
SP33、SPA23の両モデルが、7.1chのアナログ入力を搭載。アナログ入力時にはリレーを使用して入力を切り替えることで、DSP回路を完全にバイパス。マルチチャンネル再生においても、ピュアな高音質アナログ伝送を可能にしているとのことだ。
デジタル入出力については、光デジタル、同軸デジタル入出力を搭載。SP33についてはAES/EBUデジタル入出力も搭載する。これらデジタル端子から入力された信号は、バー・ブラウン製「PCM4202」によって処理される。
筐体には、PRIMAREのピュアオーディオコンポーネントの手法を投入する。シャーシはスチールプレートをプレス加工によって折り曲げたもので、剛性が高くそれ自体が制振素材としての役割を果たすため、内部共振や外部からの振動をダンピングする効果がある。フロントパネルには厚みのあるアルミ材を使用し、彫り込みによるPRIMAREのロゴをあしらっている。
両モデルともゾーン2出力にも対応し、専用のサブリモコンも同梱される。また、電源ケーブルにはWireworldの「Atratus 7」(1.5m)を同梱する。
SP33の主な仕様は以下の通り。HDMI端子は5入力/2出力を搭載。入力についてはアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログLR(RCA)×8(内4系統は7.1ch入力と兼用)、アナログLR(XLR)×2、同軸デジタル×3、光デジタル×3、AES/EBUデジタル×1。出力端子はアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログ7.1ch(XLR)×1、REC出力×1、ゾーン2×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1となる。消費電量は最大60W。外形寸法は430W×180H×385Dmm、質量は15.0kg。
SP33の主な仕様は以下の通り。HDMI端子は5入力/2出力を搭載。入力についてはアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログLR(RCA)×8(内4系統は7.1ch入力と兼用)、アナログLR(XLR)×2、同軸デジタル×3、光デジタル×3、AES/EBUデジタル×1。出力端子はアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログ7.1ch(XLR)×1、REC出力×1、ゾーン2×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1となる。消費電量は最大60W。外形寸法は430W×180H×385Dmm、質量は15.0kg。
SPA23の主な仕様は以下の通り。HDMI端子は5入力/2出力を搭載。入力についてはアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログLR(RCA)×8(内4系統は7.1ch入力と兼用)、アナログLR(XLR)×2、同軸デジタル×3、光デジタル×3、AES/EBUデジタル×1。出力端子はアナログ7.1ch(RCA)×1、アナログ7.1ch(XLR)×1、REC出力×1、ゾーン2×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1。
パワーアンプ部の定格出力は120W×5ch(8Ω、THD+N<1%)、周波数特性は20Hz〜20kHz(-0.2dB、1W、8Ω)。消費電量は最大800W。外形寸法は430W×180H×385Dmm、質量は15.5kg。
【問い合わせ先】
ナスペック
TEL/0120-932-455
- ジャンルAVアンプ
- ブランドPRIMARE
- 型番SPA23
- 発売日2014年10月1日
- 価格¥700,000(税抜)
【SPEC】●入力端子:アナログ…EXT 7.1chアンバランスRCA×1/アンバランスRCA(L/R)×8(内4系統はEXT 7.1chと兼用)、デジタル…S/P DIF Co-axial×3/S/P DIF Toslink×3、HDMI×5 他 ●出力端子:アナログ…EXT 7.1chアンバランスRCA×1/Rec outアンバランスRCA(L/R)×1/Zone 2アンバランスRCA(L/R)×1、デジタル…S/P DIF Co-axial×1/S/P DIF Toslink×1、HDMI×2 他 ●周波数特性:10Hz〜100kHz(1dB) ●S/N比:-110dB ●THD:<0.005%(20Hz〜20kHz) ●入力インピーダンス:47kΩ(アンバランスRCA) ●出力インピーダンス:47Ω(アンバランスRCA) ●対応サラウンドフォーマット:ロスレス/非圧縮方式…Dolby TrueHD,DTS-HD Master Audio,Multi/2ch PCM、その他…DTS-HD High Res Audio,Dolby Digital,Dolby Digital EX,Dolby Digital Plus,Dolby Pro Logic II/IIx,DTS,DTS ES,DTS,Neo:6,DTS 96/24 ●消費電力:最大800W ●外形寸法:430W×180H×385Dmm ●質量:15.5kg
- ジャンルAVプリアンプ
- ブランドPRIMARE
- 型番SP33
- 発売日2014年10月1日
- 価格¥750,000(税抜)
【SPEC】●入力端子:アナログ…EXT 7.1chアンバランスRCA×1/アンバランスRCA(L/R)×8(内4系統はEXT 7.1chと兼用)/バランスXLR(L/R)×2、デジタル…S/P DIF Co-axial×3/S/P DIF Toslink×3/AES/EBU バランスXLR×1、HDMI×5 他 ●出力端子:アナログ…EXT 7.1chアンバランスRCA×1/EXT 7.1chバランスXLR×1/Rec outアンバランスRCA(L/R)×1/Zone 2アンバランスRCA(L/R)×1、デジタル…S/P DIF Co-axial×1/S/P DIF Toslink×1、HDMI×2 他 ●周波数特性:10Hz〜100kHz(1dB) ●S/N比:-110dB ●THD:<0.005%(20Hz〜20kHz) ●入力インピーダンス:47kΩ(アンバランスRCA)、3kΩ(バランスXLR) ●出力インピーダンス:47Ω(アンバランスRCA/バランスXLR) ●対応サラウンドフォーマット:ロスレス/非圧縮方式…Dolby TrueHD,DTS-HD Master Audio,Multi/2ch PCM、その他…DTS-HD High Res Audio,Dolby Digital,Dolby Digital EX,Dolby Digital Plus,Dolby Pro Logic II/IIx,DTS,DTS ES,DTS,Neo:6,DTS 96/24 ●消費電力:最大60W ●外形寸法:430W×180H×385Dmm ●質量:15kg