ヤマハ、Bluetooth/CD/USB対応のスタイリッシュな一体型オーディオ「ISX-803」

ヤマハは、スタイリッシュなデザインでインテリア性を高めたオールインワンオーディオ“Restio（レスティオ）”の新モデルとして、NFC対応のBluetooth機能を搭載する「ISX-803」を10月下旬に発売する。価格は8万円（税抜）で、販売はインテリアショップ・家具店などを中心に行う。

生活空間の中に溶け込む、インテリア性の高い一体型オーディオシステムとして展開されている“Restio”の最新機種。時計やアラーム機能を備えているほか、Bluetooth機能を介してスマホやタブレット内の音楽をワイヤレスで再生することもできる。さらにCD再生やFMラジオ、USB入力経由での音楽再生にも対応する。

本体カラーはアースブリック／ブルーベリー／クレイホワイト／ブラックリーフの4色を用意。フロントパネルには編み上げたような立体的な質感のエキスパンドメタルを採用し、ガラスを施したディスプレイをアルミコーティング仕上げのフレームで囲うデザインとしている。本体には脚部を備えており自立するほか、脚部を外して壁掛けスタイルで設置することもできる。

スピーカー部は、10cmウーファーと3cmソフトドームトゥイーターを左右にそれぞれ1基ずつ搭載する2ウェイステレオ構成で、最大出力は15W＋15W。DSPで高精度な信号処理を行う技術「Extended stereo」も搭載しており、これによって一体型でありつつ良好な音のセパレーションを確保し、広がり感のあるサウンドを実現するとしている。

また、圧縮音源を補間するヤマハ独自の技術「ミュージック・エンハンサー」も採用しており、スマホ/タブレット内に保存した圧縮音源も豊かに再現できるよう配慮している。そのほか、小音量での再生時に低音と高音を補正して豊かなサウンドを実現するという「ラウドネスコントロール」や、好みにあわせて音質調整が行える3バンドイコライザーなどの機能も搭載する。

Bluetooth規格はVer.2.1＋EDRに準拠。対応プロファイルはA2DPで、コーデックはSBC／AAC／aptXをサポートする。上述の通りNFCにも対応しており、対応端末とのペアリングを簡単に行える。ヤマハのデスクトップオーディオ用アプリ「DTA CONTROLLER」からの操作にも対応している。

USB部の再生対応フォーマットはMP3／WMA。CD部の再生対応フォーマットはAudio CD／MP3／WMA。

室内時計として使えるクロック＆アラーム機能も充実させており、時計表示はユニークな2パターンのデジタルデザインを用意。ディスプレイの表示輝度は、部屋の明るさにあわせて自動調整するオートモードと、2段階の固定の明るさに設定できるモードを備えている。また、アラーム・スヌーズ機能やスリープ機能などの多彩な機能に対応する。アラーム設定時間の3分前からゆっくり音量アップして曲再生するヤマハ独自の「インテリアラーム」も搭載。専用アプリ「DTA CONTROLLER」を使えば、スマホからアラーム設定を行える。

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