COWONやAZISの注目モデルも
【ヘッドホン祭】初出展DTSブースでヘッドホン11.1ch再生体験/KuraDaのスクエアヘッドホン“響”も
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「秋のヘッドフォン祭2014」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、今回がヘッドホン祭初出展となるDTSのほか、コウォン、KuraDa、ブライトーン、Complyの出展内容をご紹介する。
■DTS
今回がヘッドホン祭初出展となるDTSは、通常のイヤホン/ヘッドホンを使って最大11.1chのバーチャルサラウンドが楽しめる「DTS Headphone:X」のデモルームを展開している。
DTS Headphone:Xは、通常の2chイヤホン/ヘッドホンを使用して対応コンテンツを再生した際、最大11.1chまでのサラウンドを再現できる技術。ユーザー側は、ヘッドホンから音が鳴っているのではなく、あたかも自分の周りに11.1chのスピーカーが置かれているかのように音を感じられることが特徴となる。
DTS Headphone:Xコンテンツを再生する機器のひとつであるスマートフォン/タブレット向けに、同社では専用アプリ「Music Live Powered by DTS Headphone:X」を提供している。現在国内でDTS Headphone:Xを楽しむためには、このアプリで配信中の同技術対応コンテンツを、本アプリで再生する必要がある。専用アプリをインストールしたスマホ/タブレットで配信されているコンテンツを再生すれば、通常の2chヘッドホンでバーチャル11.1ch再生が楽しめるようになる。
今回のデモルーム内は、同社のホームシアター向け高品位サラウンドフォーマット「DTS Neo:X」と同じ11.1ch環境が構成されたシアタールームとなっている。デモでは、実際にスピーカーを鳴らした本物の11.1chの試聴と、ヘッドホンを装着してのDTS Headphone:Xの11.1ch再生を両方体験できる。
また、DTSでは現在、ヘッドホンメーカー向けのチューニングプログラムも提供している。これは、DTS Headphone:Xによるバーチャルサラウンド再生に最適化した設計をヘッドホン側に行えるサポートプログラム。現在のところSkullcandyやパナソニックなどのブランドが同プラグラムに参加しており、国内でもパナソニック製のモデルが既に発売中だ。
■PLENUE/コウォンジャパン
コウォンジャパンは、DSD対応ハイレゾポータブルプレーヤー「PLENUE 1」をメインとした試聴デモを実施している。
PLENUE 1は、同社初のハイレゾポータブルプレーヤー。DACチップにBurr-Brown PCM1792Aを搭載し、192kHz/24bitのPCMフォーマットに加え、DXD(352.8/384kHz)、DSD128(5.64MHz)ファイルの再生にも対応する。なお、DXDファイルは1/2にダウンサンプリング、DSDファイルはPCM 24bit/176.4kHz変換での再生となる。
■KuraDa
KuraDaは、スクエア型の独特なハウジングを採用した開放型ヘッドホン“響”「KD-FP10」をメインで出展している。以前から本イベントでは参考出展の形で登場していたモデルで、今回正式に受注開始した。
ハウジングを黒檀や和織物にするなどカスタマイズできる点が特徴で、津軽塗りの職人と契約した漆塗りフィニッシュも施すことができる。今回のイベントでは、豊富なデザインの種類についても積極的にアピールしていた。スタンダードモデルはブラックハウジングで、価格は18万円。これをベースとして、ハウジングのデザインによってオプション料金が発生する形となる。
ドライバーは53mm径で感度が109dB/mW、インピーダンスが42Ω、周波数帯域が5Hz〜45kHz。
■ブライトーン(AZIS)
ブライトーンは、庵冶石を用いたコンパクトなデスクトップオーディオシリーズを開発するAZISブランドの製品を出展している。
特にメインでアピールしていたのは、ヘッドホンアンプコンバーター「Sele」と「Sele mini」。通常のアンプのスピーカー出力からスピーカーケーブル経由で音声を入力して、ヘッドホンを駆動するという製品で、アンプの音色をそのままヘッドホンで楽しめるように開発されている。
■Comply
コンプライのブースでは、同社のフォームチップ各シリーズやカスタムIEM用のイヤホンチップ「ソフトラップス」などの販売を実施。従来に引き続き、ブース内は製品を購入する来場者で溢れている。なお、円形形状のフォームチップ「TSシリーズ」に耳あかガードが付属する新モデル「TSXシリーズ」もあわせて販売している。
■DTS
今回がヘッドホン祭初出展となるDTSは、通常のイヤホン/ヘッドホンを使って最大11.1chのバーチャルサラウンドが楽しめる「DTS Headphone:X」のデモルームを展開している。
DTS Headphone:Xは、通常の2chイヤホン/ヘッドホンを使用して対応コンテンツを再生した際、最大11.1chまでのサラウンドを再現できる技術。ユーザー側は、ヘッドホンから音が鳴っているのではなく、あたかも自分の周りに11.1chのスピーカーが置かれているかのように音を感じられることが特徴となる。
DTS Headphone:Xコンテンツを再生する機器のひとつであるスマートフォン/タブレット向けに、同社では専用アプリ「Music Live Powered by DTS Headphone:X」を提供している。現在国内でDTS Headphone:Xを楽しむためには、このアプリで配信中の同技術対応コンテンツを、本アプリで再生する必要がある。専用アプリをインストールしたスマホ/タブレットで配信されているコンテンツを再生すれば、通常の2chヘッドホンでバーチャル11.1ch再生が楽しめるようになる。
今回のデモルーム内は、同社のホームシアター向け高品位サラウンドフォーマット「DTS Neo:X」と同じ11.1ch環境が構成されたシアタールームとなっている。デモでは、実際にスピーカーを鳴らした本物の11.1chの試聴と、ヘッドホンを装着してのDTS Headphone:Xの11.1ch再生を両方体験できる。
また、DTSでは現在、ヘッドホンメーカー向けのチューニングプログラムも提供している。これは、DTS Headphone:Xによるバーチャルサラウンド再生に最適化した設計をヘッドホン側に行えるサポートプログラム。現在のところSkullcandyやパナソニックなどのブランドが同プラグラムに参加しており、国内でもパナソニック製のモデルが既に発売中だ。
■PLENUE/コウォンジャパン
コウォンジャパンは、DSD対応ハイレゾポータブルプレーヤー「PLENUE 1」をメインとした試聴デモを実施している。
PLENUE 1は、同社初のハイレゾポータブルプレーヤー。DACチップにBurr-Brown PCM1792Aを搭載し、192kHz/24bitのPCMフォーマットに加え、DXD(352.8/384kHz)、DSD128(5.64MHz)ファイルの再生にも対応する。なお、DXDファイルは1/2にダウンサンプリング、DSDファイルはPCM 24bit/176.4kHz変換での再生となる。
■KuraDa
KuraDaは、スクエア型の独特なハウジングを採用した開放型ヘッドホン“響”「KD-FP10」をメインで出展している。以前から本イベントでは参考出展の形で登場していたモデルで、今回正式に受注開始した。
ハウジングを黒檀や和織物にするなどカスタマイズできる点が特徴で、津軽塗りの職人と契約した漆塗りフィニッシュも施すことができる。今回のイベントでは、豊富なデザインの種類についても積極的にアピールしていた。スタンダードモデルはブラックハウジングで、価格は18万円。これをベースとして、ハウジングのデザインによってオプション料金が発生する形となる。
ドライバーは53mm径で感度が109dB/mW、インピーダンスが42Ω、周波数帯域が5Hz〜45kHz。
■ブライトーン(AZIS)
ブライトーンは、庵冶石を用いたコンパクトなデスクトップオーディオシリーズを開発するAZISブランドの製品を出展している。
特にメインでアピールしていたのは、ヘッドホンアンプコンバーター「Sele」と「Sele mini」。通常のアンプのスピーカー出力からスピーカーケーブル経由で音声を入力して、ヘッドホンを駆動するという製品で、アンプの音色をそのままヘッドホンで楽しめるように開発されている。
■Comply
コンプライのブースでは、同社のフォームチップ各シリーズやカスタムIEM用のイヤホンチップ「ソフトラップス」などの販売を実施。従来に引き続き、ブース内は製品を購入する来場者で溢れている。なお、円形形状のフォームチップ「TSシリーズ」に耳あかガードが付属する新モデル「TSXシリーズ」もあわせて販売している。