エレコム、“ハイレゾ音源向け”カナル型イヤホン4機種

エレコムは、最大40kHzの再生周波数帯域に対応し「ハイレゾ音源向け」をうたうカナル型イヤホン4モデルを11上旬より発売する。

＜12.5mmドライバー搭載モデル＞
・EHP-CH2000　￥OPEN
・EHP-CH2000S　￥OPEN

＜9.8mmドライバー搭載モデル＞
・EHP-CH1000　￥OPEN
・EHP-CH1000S　￥OPEN

いずれもハウジングに高剛性真鍮を採用し、ドライバーヨークから発生する不要振動を悪影響を除去。ドライバーにはラジアル構造の高剛性振動板を使用し、振動膜の変形、分割振動、ローリングなどの異常振動を防止することで、入力に対し歪みの少ないリニアな出力特性を実現したという。

また、ドライバー、ボールピース、マグネットを同軸上に配置する新開発の音孔構造“Magnetic Turbo Axial Port”を採用し、低域から高域までスムーズなレスポンスを実現する。

ラインナップについては、力強い低音と伸びやかな中高音を再現する12.5mmドライバー採用モデルと、迫力のある低音と繊細な中高音を再現する直径9.8mmドライバー採用モデルの2機種をラインナップ。通常モデルと、4極ミニプラグ付きスマートフォンに対応するスマートフォン向けモデルを用意している。

音質へのこだわりとともに、装着感も工夫。フィット感が選べるように3サイズをそろえたイヤーキャップには、先端を膨らませた新設計の“デプスフィットイヤーキャップ”を採用することで、従来よりも密閉性が向上、重低音も漏れなく再現できる。またイヤーキャップの内外の硬度を変えたことで音質向上とフィット感を両立させ、奥行き2段階調整機構により密閉性も高めている。

ケーブルは取り回しやすく耐性にもすぐれたラインケーブルを採用。ケーブル長は1.2m。余分なケーブルをまとめるコードキーパーも付属する。

スマートフォン用モデルには、通話も可能なコンデンサーマイク付きリモコンを搭載。着信応答／終話スイッチや、ボリューム調整用のスライドスイッチを装備する。各シリーズともシルバー、ゴールドの2色を用意する。

共通仕様は以下の通り。インピーダンスは16Ω、音圧感度は100dB/1mW、最大許容入力は100mW、再生周波数帯域は5Hz～40kHz、質量はEHP-CH2000／CH2000Sが約11.6g、EHP-CH1000／CH1000Sが約9g（いずれもヘッドホン本体）となる。