今後はBT.2020比100%を目指す
シャープ、赤と緑の再現性を高める新LED技術 ー BT.2020比80%以上を実現
シャープ(株)は、液晶ディスプレイの色再現性能を大幅に向上させる高色再現LEDに関する技術説明会を開催したと発表した。
従来は青色LEDチップに黄色蛍光体を使っていたが、今回開発したLEDでは、青色LEDチップに赤色の蛍光体と緑の蛍光体を使用。新たな蛍光体材料を使い、さらに独自の配合技術による最適化を行うことで、輝度の低下を抑えながら液晶ディスプレイの赤と緑の発色性能を大きく高めることができた。
今回開発したLEDでは、次世代の色域規格であるBT.2020比80%以上のカバー率を実現した。今後は「BT.2020規格比100%の実現を目指し開発を進めていく」という。
開発したLED技術は、液晶テレビだけでなく、スマートフォンなど中小型液晶ディスプレイのバックライトにも使用することもできる。
従来は青色LEDチップに黄色蛍光体を使っていたが、今回開発したLEDでは、青色LEDチップに赤色の蛍光体と緑の蛍光体を使用。新たな蛍光体材料を使い、さらに独自の配合技術による最適化を行うことで、輝度の低下を抑えながら液晶ディスプレイの赤と緑の発色性能を大きく高めることができた。
今回開発したLEDでは、次世代の色域規格であるBT.2020比80%以上のカバー率を実現した。今後は「BT.2020規格比100%の実現を目指し開発を進めていく」という。
開発したLED技術は、液晶テレビだけでなく、スマートフォンなど中小型液晶ディスプレイのバックライトにも使用することもできる。