ハイレゾ非圧縮伝送やLDACに対応
【CES】<ソニー・オーディオ編>ハイレゾ対応ワイヤレスSPや新サウンドバー、AVレシーバーなど
2015 International CESのプレスカンファレンスの後、ブースを開放して多彩な製品群を発表したソニー。この項では、ハイレゾに対応したワイヤレススピーカーやサウンドバー、AVレシーバーなどをまとめて紹介する。
ブースでは、ワイヤレススピーカー「SRS-X99」「SRS-X88」、ホームシアターシステム「HT-ST9」「HT-NT3」「HT-XT3」、AVアンプ「STR-DN1060」「STR-DN860」といった製品群が公開された。
これらのモデルは、全てSongPal linkに対応している。SongPal linkではスマートフォンで操作し、部屋にある複数の対応機器で同じ楽曲を同時再生したり、または部屋ごとに楽曲を選択して再生するといったことができる。
SongPal linkはWi-Fi/イーサネットで音声を伝送するソニー独自の規格で、DLNAをベースにしている。1対1の伝送では、192kHz/24ビットを非圧縮で伝送可能。またDSDの伝送にも対応している。
SongPal linkではマルチルームでの利用も想定しており、複数の機器へ同じ楽曲を伝送したり、同じ楽曲を複数の機器で再生したりといった使い方が可能だ。この場合は音声をLDACで圧縮し、伝送する。ビットレートは可変ビットレートで、帯域にあわせて調整する。ビットレートの最大値は現在調整しているところという。
SongPal linkは前述のようにDLNAベースのため、DLNAサーバ機能に対応したNASやPCなどが音源となり、アプリ「SongPal」で操作を行う。将来的には、スマホ内の楽曲を、アプリから直接ワイヤレスで伝送できるようにする計画もあるという。
さらにこれらの機器は、Google CastとSpotify connectにも対応している。
■サウンドバー「HT-ST9」「HT-NT3」
サウンドバーはHT-ST9とHT-NT3を発表した。いずれも2015年春の発売を見込む。価格は未定。
HT-ST9は9つの独立したスピーカーと7つのディスクリートアンプを搭載。ソニーのサウンドバーとして初めてHDCP 2.2に対応し、4K動画にも対応している。Google CastやSpotify connect、SongPal link、LDACに対応している。
HT-NT3は2.1chスピーカーシステムで、ST9と同様、HDCP 2.2に対応して4Kに対応した。本機もGoogle CastやSpotify connect、SongPal link、LDACをサポートしている。
■AVアンプ「STR-DN1060」「STR-DN860」
AVアンプ「STR-DN1060」は、HDCP 2.2をサポートしたHDMI端子を搭載したモデル。出力は165W@6Ω、1kHz、0.9% THD。またハイレゾオーディオに対応し、DSDの再生も行える。Wi-Fiも内蔵しAirPlayやGoogle Cast、Spotify connectに対応している。BluetoothはLDAC対応となる。
AVアンプ「STR-DN860」も春に発売予定。出力は150W@6Ω。DSDを含むハイレゾ音声に対応。またHDCP 2.2にも対応している。Wi-Fiを内蔵し、AirPlay、Google Cast、Spotify connect、LDACに対応している。
■ワイヤレススピーカー「SRS-X99」など
ワイヤレススピーカーの最上位機種である「SRS-X99」は2.1chモデルで、SRS-X9の後継機にあたる。
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4つのスーパートゥイーターを搭載。デュアルパッシブラジエーターも備える。高音質技術としてDSEE HXやClearAudio+も搭載した。Google Cast、Spotify connect、SongPal Link、LDACなどの技術に対応した。サポートするオーディオフォーマットも多彩で、ALAC、FLAC、AIFF、DSDの再生が可能。
SRS-X88もハイレゾオーディオに対応し、SRS-X99と同じオーディオフォーマットをサポート。出力は90Wで、2.1chスピーカーを搭載している。
ハイレゾには対応していないが、LDACをサポートするBluetoothスピーカーも新たに展示が行われた。
SRS-X55は2.1chスピーカーシステムで、アンプにデジタルアンプ「S-Master」を搭載。高域を補完する「DSEE」にも対応する。再生周波数帯域は60Hz〜20kHz。出力は30W。対応するBluetoothのコーデックはLDACのほか、SBCとAAC。aptXには非対応となる。なお、NFCにも対応している。
SRS-X33はX55に比べて小型の2chシステムで、最大出力は20W。同じくS-Masterを搭載し、高域補間技術「DSEE」も備える。対応BluetoothコーデックはSBC/AAC/LDACとなる。
SRS-X11はキューブ型のスピーカーで、小型ながら10Wの出力を備える。デュアルパッシブラジエーターを装備。Bluetooth対応コーデックはSBCのみで、AACやLDACには対応しない。また、S-MasterやDSEEも非搭載となる。
ブースでは、ワイヤレススピーカー「SRS-X99」「SRS-X88」、ホームシアターシステム「HT-ST9」「HT-NT3」「HT-XT3」、AVアンプ「STR-DN1060」「STR-DN860」といった製品群が公開された。
これらのモデルは、全てSongPal linkに対応している。SongPal linkではスマートフォンで操作し、部屋にある複数の対応機器で同じ楽曲を同時再生したり、または部屋ごとに楽曲を選択して再生するといったことができる。
SongPal linkはWi-Fi/イーサネットで音声を伝送するソニー独自の規格で、DLNAをベースにしている。1対1の伝送では、192kHz/24ビットを非圧縮で伝送可能。またDSDの伝送にも対応している。
SongPal linkではマルチルームでの利用も想定しており、複数の機器へ同じ楽曲を伝送したり、同じ楽曲を複数の機器で再生したりといった使い方が可能だ。この場合は音声をLDACで圧縮し、伝送する。ビットレートは可変ビットレートで、帯域にあわせて調整する。ビットレートの最大値は現在調整しているところという。
SongPal linkは前述のようにDLNAベースのため、DLNAサーバ機能に対応したNASやPCなどが音源となり、アプリ「SongPal」で操作を行う。将来的には、スマホ内の楽曲を、アプリから直接ワイヤレスで伝送できるようにする計画もあるという。
さらにこれらの機器は、Google CastとSpotify connectにも対応している。
■サウンドバー「HT-ST9」「HT-NT3」
サウンドバーはHT-ST9とHT-NT3を発表した。いずれも2015年春の発売を見込む。価格は未定。
HT-ST9は9つの独立したスピーカーと7つのディスクリートアンプを搭載。ソニーのサウンドバーとして初めてHDCP 2.2に対応し、4K動画にも対応している。Google CastやSpotify connect、SongPal link、LDACに対応している。
HT-NT3は2.1chスピーカーシステムで、ST9と同様、HDCP 2.2に対応して4Kに対応した。本機もGoogle CastやSpotify connect、SongPal link、LDACをサポートしている。
■AVアンプ「STR-DN1060」「STR-DN860」
AVアンプ「STR-DN1060」は、HDCP 2.2をサポートしたHDMI端子を搭載したモデル。出力は165W@6Ω、1kHz、0.9% THD。またハイレゾオーディオに対応し、DSDの再生も行える。Wi-Fiも内蔵しAirPlayやGoogle Cast、Spotify connectに対応している。BluetoothはLDAC対応となる。
AVアンプ「STR-DN860」も春に発売予定。出力は150W@6Ω。DSDを含むハイレゾ音声に対応。またHDCP 2.2にも対応している。Wi-Fiを内蔵し、AirPlay、Google Cast、Spotify connect、LDACに対応している。
■ワイヤレススピーカー「SRS-X99」など
ワイヤレススピーカーの最上位機種である「SRS-X99」は2.1chモデルで、SRS-X9の後継機にあたる。
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4つのスーパートゥイーターを搭載。デュアルパッシブラジエーターも備える。高音質技術としてDSEE HXやClearAudio+も搭載した。Google Cast、Spotify connect、SongPal Link、LDACなどの技術に対応した。サポートするオーディオフォーマットも多彩で、ALAC、FLAC、AIFF、DSDの再生が可能。
SRS-X88もハイレゾオーディオに対応し、SRS-X99と同じオーディオフォーマットをサポート。出力は90Wで、2.1chスピーカーを搭載している。
ハイレゾには対応していないが、LDACをサポートするBluetoothスピーカーも新たに展示が行われた。
SRS-X55は2.1chスピーカーシステムで、アンプにデジタルアンプ「S-Master」を搭載。高域を補完する「DSEE」にも対応する。再生周波数帯域は60Hz〜20kHz。出力は30W。対応するBluetoothのコーデックはLDACのほか、SBCとAAC。aptXには非対応となる。なお、NFCにも対応している。
SRS-X33はX55に比べて小型の2chシステムで、最大出力は20W。同じくS-Masterを搭載し、高域補間技術「DSEE」も備える。対応BluetoothコーデックはSBC/AAC/LDACとなる。
SRS-X11はキューブ型のスピーカーで、小型ながら10Wの出力を備える。デュアルパッシブラジエーターを装備。Bluetooth対応コーデックはSBCのみで、AACやLDACには対応しない。また、S-MasterやDSEEも非搭載となる。