プレスカンファレンスの模様もお届け
【CES】<ソニー・ビジュアル編>新BRAVIAは「X1」搭載。4K対応の小型ハンディカム/アクションカメラも
2015 International CESのプレスカンファレンスの後、ブースを開放して多彩な製品群を発表したソニー。この項では、テレビ “BRAVIA”やビデオカメラ “ハンディカム”、そしてアクションカメラなどについてお伝えしていこう。
既報の通り、新BRAVIAは3シリーズ11機種を展開する。新モデルのサイズは43インチから75インチにまで及ぶ。特徴は、新たに開発した4Kプロセッサー「X1」を搭載したことで、これにより色再現性、コントラスト、クラリティーが向上するという。さらにアップスケーリングの「4K X-Reality PRO」と組み合わせることで、様々な映像ソースを美しく見ることが可能になるとしている。
色再現性については、引き続きTRILUMINOS技術を採用。またダイナミックレンジを拡張するX-tended Dynamic Rangeも踏襲した。
新BRAVIAのプラットフォームにはAndroid TVを採用している。これによって映像をストリーミング再生したり、ゲームを楽しんだり、ヴォイスサーチを行ったりといったことがかんたんに行える。また、Google Playからコンテンツを手に入れることもできる。
ここからは各シリーズの概要を見ていこう。
■ハイレゾ対応の4K BRAVIAが登場
XBR X900Cシリーズは55型と65型、X910Cは75型を用意し、いずれも2015年春に発売予定。本体が超薄型なのが特徴で、最薄部は4.9mmとなっている。
X930CシリーズとX940Cシリーズは、なんと“ハイレゾ対応仕様”のスピーカーを搭載したとういモデル。X930Cは65型、X940は75型となり、これまでの磁性流体スピーカーに加え、トゥイーターも備えることで、ハイレゾ対応を実現した。また、放送などの圧縮音源を最大192kHz/24bit相当の音質にアップスケーリングできる独自技術「DSEE HX」も採用する。
そのほか、XBR-X850CやX830Cシリーズなどもラインナップとして用意。850Cシリーズは55/65/75型の展開で、X830Cシリーズは43/49型の展開となる。
なお、これらの4Kテレビは、動画圧縮規格H.265/HEVCやWebM VP9をサポートし、様々な4K配信・放送サービスへ対応。なお、YouTubeは世界中でVP9を採用しており、これによりYouTubeにアップロードされた4Kコンテンツも再生が可能だ。
会場内では新BRAVIAの色再現性、コントラスト表現力などを比較するデモが盛んに行われている。Android TVの使い勝手を含め、これらについては別記事でくわしく紹介する。
■小型の4Kハンディカムや4Kアクションカムが登場
4K対応ハンディカムでは、現行機比で体積約30%、質量約20%減の小型・軽量化を実現した「FDR-AX33」が発表された。3月に1100ドル程度で発売する。
空間光学手ブレ補正を備え、ハイビットレートでのX AVC S記録も可能とした。レンズはカールツァイスのT*。
4Kアクションカム「FDR-X100V」も出展。3月に500ドルで販売を開始する。同社としてはじめての4K対応主観視点カメラで、3840×2160 @30p, 15pでの記録が可能。4K記録時の最大ビットレートは100Mbps。
FDR-X100Vは、フルHD記録時にはより進んだ手ブレ補正を実現。風ノイズも低減する。
■プレスカンファレンスには平井CEOが登場
ブース開放に先立って行われたプレスカンファレンスには、ソニー 社長兼CEOの平井一夫氏と、Sony Electronics プレジデント&COOのMike Fasulo氏が主に登壇。ニュースで紹介している新製品群を紹介した。フォトレポート形式でその模様をお伝えしよう。
既報の通り、新BRAVIAは3シリーズ11機種を展開する。新モデルのサイズは43インチから75インチにまで及ぶ。特徴は、新たに開発した4Kプロセッサー「X1」を搭載したことで、これにより色再現性、コントラスト、クラリティーが向上するという。さらにアップスケーリングの「4K X-Reality PRO」と組み合わせることで、様々な映像ソースを美しく見ることが可能になるとしている。
色再現性については、引き続きTRILUMINOS技術を採用。またダイナミックレンジを拡張するX-tended Dynamic Rangeも踏襲した。
新BRAVIAのプラットフォームにはAndroid TVを採用している。これによって映像をストリーミング再生したり、ゲームを楽しんだり、ヴォイスサーチを行ったりといったことがかんたんに行える。また、Google Playからコンテンツを手に入れることもできる。
ここからは各シリーズの概要を見ていこう。
■ハイレゾ対応の4K BRAVIAが登場
XBR X900Cシリーズは55型と65型、X910Cは75型を用意し、いずれも2015年春に発売予定。本体が超薄型なのが特徴で、最薄部は4.9mmとなっている。
X930CシリーズとX940Cシリーズは、なんと“ハイレゾ対応仕様”のスピーカーを搭載したとういモデル。X930Cは65型、X940は75型となり、これまでの磁性流体スピーカーに加え、トゥイーターも備えることで、ハイレゾ対応を実現した。また、放送などの圧縮音源を最大192kHz/24bit相当の音質にアップスケーリングできる独自技術「DSEE HX」も採用する。
そのほか、XBR-X850CやX830Cシリーズなどもラインナップとして用意。850Cシリーズは55/65/75型の展開で、X830Cシリーズは43/49型の展開となる。
なお、これらの4Kテレビは、動画圧縮規格H.265/HEVCやWebM VP9をサポートし、様々な4K配信・放送サービスへ対応。なお、YouTubeは世界中でVP9を採用しており、これによりYouTubeにアップロードされた4Kコンテンツも再生が可能だ。
会場内では新BRAVIAの色再現性、コントラスト表現力などを比較するデモが盛んに行われている。Android TVの使い勝手を含め、これらについては別記事でくわしく紹介する。
■小型の4Kハンディカムや4Kアクションカムが登場
4K対応ハンディカムでは、現行機比で体積約30%、質量約20%減の小型・軽量化を実現した「FDR-AX33」が発表された。3月に1100ドル程度で発売する。
空間光学手ブレ補正を備え、ハイビットレートでのX AVC S記録も可能とした。レンズはカールツァイスのT*。
4Kアクションカム「FDR-X100V」も出展。3月に500ドルで販売を開始する。同社としてはじめての4K対応主観視点カメラで、3840×2160 @30p, 15pでの記録が可能。4K記録時の最大ビットレートは100Mbps。
FDR-X100Vは、フルHD記録時にはより進んだ手ブレ補正を実現。風ノイズも低減する。
■プレスカンファレンスには平井CEOが登場
ブース開放に先立って行われたプレスカンファレンスには、ソニー 社長兼CEOの平井一夫氏と、Sony Electronics プレジデント&COOのMike Fasulo氏が主に登壇。ニュースで紹介している新製品群を紹介した。フォトレポート形式でその模様をお伝えしよう。