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実際の空間に情報を重ね合わせ表示

Microsoft、ホログラム表示のグラス型ディスプレイ「HoloLens」

公開日 2015/01/22 10:47 ファイル・ウェブ編集部
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米Microsoftは、半透明型のグラス型ディスプレイ「HoloLens」を発売する。

「HoloLens」

横から見たところ

ケーブルが不要で、なにかほかのデバイスと接続する必要がない。本体は軽量で、大人の頭ならどんなサイズでも調整してフィットし、快適に動作するとしている。Windows 10で動作する。

レンズは透明で、先進的なセンサーを搭載。実際の物体に、グラフィックスやテキストを、ホログラムのように重ね合わせて表示できる。同社では、「HoloLensは、初めて実際の場所や空間、モノと統合したHDホログラムを実現する」と説明。製品コンセプトについて同社は、「VR(Virtual Reality=仮想現実)やAR(Augmented Reality=拡張現実)を超えるもの」と述べている。また音声についても、サラウンド音声を実現している。

Microsoftでは、すでにクリエーターやデベロッパーと、HoloLensを使ったホログラフィック表示について、様々な開発を行っているという。

たとえばプライベートでは、空間上に仮想ウインドウを表示して、指を動かしながら、SkypeやVOD、ネットブラウジング、ゲームなど様々なアプリを楽しめる。

家庭内での利用イメージ


また仕事においても、必要な情報を表示しながら作業したり、3Dの物体を表示して実際に指で動かしたり、3Dプリンターで製作するものをあらかじめ確認したりなど、様々な活用方法が想定されている。

仕事でも活用が可能

現実空間に重ね合わせてゲーム「マインクラフト」を遊ぶこともできる

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