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サウンドスキャンジャパンが売上動向をレポート

BD/DVDの2014年間売上トップは「アナ雪」− VOD等の影響で映像ソフト総販売数は減少

公開日 2015/01/28 18:06 ファイル・ウェブ編集部
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阪神コンテンツリンク(サウンドスキャンジャパン)は、BD/DVDなどの映像ソフト、およびCDなどのオーディオ・ソフトの2014年年間売上動向レポートを発表。本稿では映像ソフトについて掲載する。音楽ソフトについては別項で紹介している。

集計対象期間は2013年12月30日から2014年12月28日まで。リアル店舗(レコード店、レンタル店、書籍店、家電量販店)とEコマースにおける国内盤のみを対象にし、スーパーマーケットやコンビニでの販売やアーティスト事務所の直販、輸入盤および特販商品は対象外。原則として同一音源を使用している作品でも商品番号が異なれば別作品とみなしている。
2014年の映像ソフトの販売数量は、前年同期から434万枚減の4,773万枚。参考値として定価ベースでの売上金額でも7.5%減少した。これは、音楽パッケージ全般の売上減や「洋画」(アニメを除く)のヒット作の減少に加え、近年拡大しているビデオ・オン・デマンド(VOD)やネット映像配信の影響も大きいと思われるという。


■年間ヒットチャートは200万枚超を売り上げた『アナ雪』が首位

年間ヒットチャートは下記の通り。BD/DVD総合、およびBDの2部門は年間で200万枚超を売り上げた『アナと雪の女王 MovieNEX』が1位で、DVDでは56万枚超の「ARASHI アラフェス’13NATIONAL STADIUM 2013」が1位だった。






また、メーカー別では音楽やアニメでのヒットが多いソニー・ミュージックエンタテインメントが2年ぶりに首位。また、2位は『アナ雪」のウォルトディズニー、3位は『進撃の巨人』のポニーキャニオン、4位は『ラブライブ!』のバンダイと、アニメの大ヒット作を持つメーカーが上位を占めた。

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