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アニメ関連はアナ雪・ラブライブ!・アイマスが牽引

2014年のCD売上、調査開始来初の2,000億円割れ ‐ アーティスト別売上は嵐が2年連続1位

公開日 2015/01/28 19:15 ファイル・ウェブ編集部
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阪神コンテンツリンク(サウンドスキャンジャパン)は、BD/DVDなどの映像ソフト、およびCDなどのオーディオ・ソフトの2014年年間売上動向レポートを発表。本稿では音楽ソフトについて掲載する。映像ソフトについては別項で紹介している。

集計対象期間は2013年12月30日から2014年12月28日まで。リアル店舗(レコード店、レンタル店、書籍店、家電量販店)とEコマースにおける国内盤のみを対象にし、スーパーマーケットやコンビニでの販売やアーティスト事務所の直販、輸入盤および特販商品は対象外。原則として同一音源を使用している作品でも商品番号が異なれば別作品とみなしている。また、音楽DVDなどの映像ソフトは含まない。

2014年のオーディオソフトの売上金額は、前年から166億円の減少で約1,965億円(前年比92.2%)。1995年の調査開始以来初めて2,000億円を切った。販売数量では、前年から972万枚の減少で約8,485万枚と、こちらは前年比89.7%とより大きく落ち込んでいる。



■「アーティスト単体での売上げは一部を除き全般的に小粒化」

アーティスト別売上金額は、嵐が2年連続の1位、14年に自身のレーベルを立ち上げた関ジャニ∞が過去最高の2位、他にもKis-My-Ft2が4位、SMAPが9位とTOP10中4組がジャニーズとなっている。また、三代目J Soul Brothersが6位、EXILE ATSUSHIのソロ作品が10位、女性版となるE-Girlsが11位と、EXILE TRIBE全体の活躍が過去最高に目立っているという。


一方、年間売上20億円以上のアーティスト数は、2012年が10組、2013年が7組ときて、2014年は4組と減少し続けている。同社では「ジャニーズ、AKB、EXILEなどグループ全体での勢いは年々増しているが、アーティスト単体での売上げは一部を除き全般的に小粒化していると言えそうだ」と解説している。

年間ヒットチャートは下記の通り。邦楽アルバムは嵐「THE DIGITALIAN (CD+DVD)(初回生産限定盤)」、洋楽アルバムは「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック -デラックス・エディション- (初回生産限定盤)」が1位。




シングルは嵐「GUTS! (CD+DVD)(初回生産限定盤)」が1位となった。なおシングルは1位から5位までの独占に加え10位も嵐。7位から9位も関ジャニ∞[エイト]が占め、特にジャニーズの強さが目立った。


同一音源のバージョン別作品を合算した場合の年間チャートは下記の通り。アルバムでは「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック」、シングルではAKB48「ラブラドール・レトリバー」が1位だった。




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