パナソニック、“全自動DIGA”発表 − 最大10ch×21日間まるごと録画対応機など3モデル

「DMR-BRX600」と「DMR-BRX4000」用リモコンでは、内蔵センサーを従来のジャイロから重力センサーに変更。リモコンが傾いているような場合でも正確に動きを検知できるようにした。また、UIも改善し、観たい日付や時間たにすぐにジャンプできるよう配慮した。

そして音声検索も進化。昨年モデルでは、例えば「『○○（人名）』を『チャンネル録画一覧から』検索」などといったように、指示する必要があったが、今回は人名だけで全ての録画データから該当する番組を表示するようになった。また、電源がオフの状態からでも、本機の音声検索から起動できるようにもなった。

さらに、同社の「Memora」サービスの会員であれば音声でのシーン検索にも対応。番組内のコーナー名、「○○（人名）の出演シーン」、「○○（出来事）のニュース」などといったような言葉で録画データ内のシーンを検索できる。

■パケット節約モードなどリモート視聴対応も強化

リモート視聴機能「外からどこでもスマホで視聴」に対応。iOSやAndroid OS対応のスマートフォンやタブレット端末に専用アプリの「メディアアクセス」（無料）をダウンロードすると、本製品の録画番組や本製品が受信したリアルタイムの放送を外出先からストリーミング再生できる。

そして、アドバンストAVCエンコーダの「ネット最適化技術」により、接続の安定性と画質を改善し、低ビットレートでも安心して見られる新たな画質モード「150Kbps(パケット節約)」へ新たに対応。圧縮率を高めながらも画質を損なわない独自技術によって、これまでの通信優先（400kbps）よりもさらにパケットを節約しながらリモート視聴を利用できるようにした。

加えて、スマートフォンで視聴中の番組の続きをリビングのテレビで見られる「スワイプ＆シェア」機能にも対応。5月に予定しているアプリのアップデートによって同機能を利用できるようになる。

また、ミモーラ会員であればリモート視聴時のシーン検索も可能。気になるシーンだけをチェックすることができる。

スマホ/タブレット連携ではさらに、「ガラポンTV」を利用した番組コメント機能にも対応。番組の評判を事前にチェックして評価の高い番組を再生したり、自分でコメントを書き込むことなどができる。