約10万円のエントリー機もラインナップに追加
パナソニック、“全自動DIGA”発表 - 最大10ch×21日間まるごと録画対応機など3モデル
HDDは3TBをチャンネル録画用、3TBを通常録画用の合計6TB。通常録画用の領域を最大2.75GBまでチャンネル録画用に回すこともできる。
本機では、最大10chを21日まるごと録画可能。なお、DRモードで10chをまるごと録画した場合の録画可能日数は約3日間。そのほか、本機のみ脚部にインシュレーターを採用している。
「DMR-BRX4000」は、4TBのHDDを内蔵し、地デジ3基、BS/110度CS 3基のチューナーを搭載。最大6chをまるごと録画しておける。出荷時は通常録画用に地デジ3基/BS/110度CS 3基、チャンネル録画(全録)用に地デジ4基、BS/110度CS 3基という構成になっており、通常録画用の地デジチューナーを全録用に3基回すことも可能。
HDDは領域の割り当てを変更でき、通常録画用には4TB~0.25TB、チャンネル録画用に0TB~3.75TBを設定可能。つまり、4TBすべてを通常録画用に使うという選択もできる。最大録画可能なのは6ch×36日。
「DMR-BRX2000」はHDD容量が2TBのモデル。搭載チューナー数やチャンネル録画(全録)可能チャンネル数は「DMR-BRX4000」と同様。HDD領域は、通常録画用に2TB~0.25TB、チャンネル録画用に0TB~1.75TBを割り当てられる。本機では最大で6ch×16日をまるごと録画可能。
また、3モデルとも外付けのUSB-HDDも利用可能。最上位の「DMR-BRX600」は2台、「DMR-BRX4000」と「DMR-BRX2000」は1台のUSB-HDDを接続することができる。
さらに、新たにSeeQVault規格に対応。同規格対応のUSBハードディスクに録画番組をダビングできるほか、4K動画を含む撮影動画や写真も保存でき、他の対応ディーガに再接続してそのまま使用できるので、バックアップや引越し(機器乗り換え)の際に活用しやすくなった。
なお、チャンネル録画(全録)については、初期状態では7日間分を録画するよう設定。「DMR-BRX600」では8chを5倍モード、「DMR-BRX4000」は4chを5倍モード、「DMR-BRX2000」では4chを8倍モードで録画するよう設定されている。もちろんこうした設定はユーザー自信が変更可能。
■UI進化で使い勝手を向上
チャンネル録画での膨大なデータから目当ての番組を見つけやすいよう、UIにも複数の新機能を搭載。まず電源をオンにすると「新着番組」が表示され、「よくみる番組」や「お気に入りの番組」「話題の番組・ニュース」などをすぐに探して再生することができるようにした。例えば「よくみる番組」では、過去に再生した番組の履歴をもとに、よくみる番組の中から未視聴の番組をリストアップして表示する。