ドローンによる空撮なども可能な小型サイズ
キヤノン、「XF-AVC」フォーマット対応の4K対応小型業務用カメラ「XC10」
キヤノンは、4Kにも対応する新たな業務用動画フォーマット「XF-AVC」を開発。同フォーマットに対応した業務用カメラ「EOS C300 Mark II」と「XC10」を発表した。「EOS C300 Mark II」は9月上旬に180万円前後で、「XC10」は6月中旬に22万円前後の発売を予定している。本稿では「XC10」について紹介する。
外形寸法約125W×102H×122Dmm(本体のみ)と小型で、新フォーマット「XF-AVC」での4K撮影に対応する点が大きな特徴。なおレンズは一体型で、35mm換算27.3mmからの10倍ズームに対応する。同社では、ドローンによる空撮、車載など狭小スペースへの設置など、小型ボディを活かした撮影ができるとアピールしている。
XF-AVCフォーマットでは、最大3,840×2,160/8bit/4:4:2/Intra Frame/305Mbps/29.97pでの記録が可能。なお同時発表の「EOS C300 Mark II」とは記録可能画素数やビットなどが異なっている(EOS C300 Mark IIは最大4,096×2,160/10bit/4:4:2/Intra Frame/410Mbps/29.97p対応)。
また、4K撮影した動画から静止画の切り出しにおいて、従来までのソフトを使っての切り出しに加えて、カメラ本体での切り出しにも新たに対応した。
1.0型で動画時有効約829万画素のCMOSセンサーを新開発して搭載。従来のHD CMOS PROセンサーに比べ有効画素全体の面積で約6.8倍、1画素あたりの面積比では約1.6倍大型化させたことで、低照度撮影時のノイズ低減、S/N向上に加え、ボケ味を活かした映像表現を可能にしたという。
液晶モニターは3.0型で、縦方向のチルトに対応。最大約90度の可動範囲内で好きな位置に止めて撮影できる回転グリップの採用や、2枚の反射ミラーで液晶モニターの映像を光学的屈折させるファインダーユニットを同梱するなど、操作性向上のための配慮も盛り込んでいる。
独自のCanon Logや、800%の広ダイナミックレンジに対応。CINEMA EOS SYSTEMシリーズとの親和性を高め、同シリーズのサブカメラとして利用できるようにもしている。
外形寸法約125W×102H×122Dmm(本体のみ)と小型で、新フォーマット「XF-AVC」での4K撮影に対応する点が大きな特徴。なおレンズは一体型で、35mm換算27.3mmからの10倍ズームに対応する。同社では、ドローンによる空撮、車載など狭小スペースへの設置など、小型ボディを活かした撮影ができるとアピールしている。
XF-AVCフォーマットでは、最大3,840×2,160/8bit/4:4:2/Intra Frame/305Mbps/29.97pでの記録が可能。なお同時発表の「EOS C300 Mark II」とは記録可能画素数やビットなどが異なっている(EOS C300 Mark IIは最大4,096×2,160/10bit/4:4:2/Intra Frame/410Mbps/29.97p対応)。
また、4K撮影した動画から静止画の切り出しにおいて、従来までのソフトを使っての切り出しに加えて、カメラ本体での切り出しにも新たに対応した。
1.0型で動画時有効約829万画素のCMOSセンサーを新開発して搭載。従来のHD CMOS PROセンサーに比べ有効画素全体の面積で約6.8倍、1画素あたりの面積比では約1.6倍大型化させたことで、低照度撮影時のノイズ低減、S/N向上に加え、ボケ味を活かした映像表現を可能にしたという。
液晶モニターは3.0型で、縦方向のチルトに対応。最大約90度の可動範囲内で好きな位置に止めて撮影できる回転グリップの採用や、2枚の反射ミラーで液晶モニターの映像を光学的屈折させるファインダーユニットを同梱するなど、操作性向上のための配慮も盛り込んでいる。
独自のCanon Logや、800%の広ダイナミックレンジに対応。CINEMA EOS SYSTEMシリーズとの親和性を高め、同シリーズのサブカメラとして利用できるようにもしている。