直下型バックライトの75型とエッジ型の65/55型
ソニー、Android OS搭載/HDR対応予定/ハイレゾ対応スピーカー搭載の4Kブラビア「X9400C」「X9300C」
ソニーは、液晶テレビ“BRAVIA(ブラビア)”の新モデルとして、Android OSや直下型LEDバックライトを採用しHDR対応予定もある4K機「X9400C」など、4Kモデル3シリーズ7モデル、2Kモデル2シリーズ5モデルを5月23日より順次発売する。
発表されたのは、4K対応モデルが「X9400C」「X9300C」「X8500C」の3シリーズ、2K(フルHD)モデルが「W870C」「W700C」の2シリーズ。2Kの「W700C」を除く全シリーズがAndroid OSを採用している。本稿ではハイレゾ対応スピーカーも搭載する4K対応モデル「X9400C」と「X9300C」の2シリーズについて紹介する。
■X9400Cシリーズ 6月20日発売
・KJ-75X9400C(75型)¥OPEN(予想実売価格100万円前後)
■X9300Cシリーズ 6月20日発売
・KJ-65X9300C(65型)¥OPEN(予想実売価格60万円前後)
・KJ-55X9300C(55型)¥OPEN(予想実売価格42万円前後)
両シリーズとも基本スペックは共通。主な違いは画面サイズのほか、X9400Cが直下型LEDバックライト、X9300Cシリーズがエッジ型LEDバックライトを採用している点と、X9400Cが「X-tended Dynamic Range PRO(エクステンディッド ダイナミックレンジ プロ)」を採用するのに対し、X9300Cは“PRO”がつかない「X-tended Dynamic Range」を搭載する点となる。両シリーズともバックライトのエリア駆動に対応している。
なお、両シリーズは2014年モデル「X9200Bシリーズ」(関連ニュース)の後継という位置づけ。X9200Bは65型と55型の2サイズ展開だったが、2015年モデルでは、同じく65型と55型のX9300Cに加え、75型のX9400Cも用意することでサイズ面でのラインナップも拡充した。また、2014年モデルのうち「X9500B」は今後も最上位機として販売を続ける。
Andorid OS(Android 5.0.2)を採用し、パネル解像度は3,840×2,160。テレビチューナーは、地デジ/BS/110度CSチューナーを2基ずつ搭載しており、1基が視聴専用で、1基がUSB-HDDへの録画専用。
スカパー!プレミアムサービス(4K)を受信できる4Kチューナーも内蔵するほか、各種4K配信サービスにも対応。Netflixには2015年秋から、ひかりTV 4Kとアクトビラ4Kには2015年内の対応を予定している。
そして、NETFLIXなどで導入される予定のHDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツにも対応。2015年内にアップデートによってHDRに対応する予定とのことだ。
■“4K高画質プロセッサー”「X1」を搭載
画質面では、同社が“4K高画質プロセッサー”と呼称する「X1」を搭載。入力されてきた映像が4Kなのか2Kか、4Kでもネット配信なのか放送なのかで異なるビットレートの違いなど情報量の差まで分析。「4K X-Reality PRO」での高精細化、「トリルミナスディスプレイ」での広色域化、「X-tended Dynamic Range(PRO)」での高輝度化において、X1が分析した結果を各ブロックに伝達。それぞれのブロックで最適な映像処理を行うことで高画質化を図る。
なお、2K映像の分析においては放送やネット動画、ゲームなどに加え、BDでも4Kマスターからのダウンコンバート映像かどうかなども分析する。
発表されたのは、4K対応モデルが「X9400C」「X9300C」「X8500C」の3シリーズ、2K(フルHD)モデルが「W870C」「W700C」の2シリーズ。2Kの「W700C」を除く全シリーズがAndroid OSを採用している。本稿ではハイレゾ対応スピーカーも搭載する4K対応モデル「X9400C」と「X9300C」の2シリーズについて紹介する。
■X9400Cシリーズ 6月20日発売
・KJ-75X9400C(75型)¥OPEN(予想実売価格100万円前後)
■X9300Cシリーズ 6月20日発売
・KJ-65X9300C(65型)¥OPEN(予想実売価格60万円前後)
・KJ-55X9300C(55型)¥OPEN(予想実売価格42万円前後)
両シリーズとも基本スペックは共通。主な違いは画面サイズのほか、X9400Cが直下型LEDバックライト、X9300Cシリーズがエッジ型LEDバックライトを採用している点と、X9400Cが「X-tended Dynamic Range PRO(エクステンディッド ダイナミックレンジ プロ)」を採用するのに対し、X9300Cは“PRO”がつかない「X-tended Dynamic Range」を搭載する点となる。両シリーズともバックライトのエリア駆動に対応している。
なお、両シリーズは2014年モデル「X9200Bシリーズ」(関連ニュース)の後継という位置づけ。X9200Bは65型と55型の2サイズ展開だったが、2015年モデルでは、同じく65型と55型のX9300Cに加え、75型のX9400Cも用意することでサイズ面でのラインナップも拡充した。また、2014年モデルのうち「X9500B」は今後も最上位機として販売を続ける。
Andorid OS(Android 5.0.2)を採用し、パネル解像度は3,840×2,160。テレビチューナーは、地デジ/BS/110度CSチューナーを2基ずつ搭載しており、1基が視聴専用で、1基がUSB-HDDへの録画専用。
スカパー!プレミアムサービス(4K)を受信できる4Kチューナーも内蔵するほか、各種4K配信サービスにも対応。Netflixには2015年秋から、ひかりTV 4Kとアクトビラ4Kには2015年内の対応を予定している。
そして、NETFLIXなどで導入される予定のHDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツにも対応。2015年内にアップデートによってHDRに対応する予定とのことだ。
■“4K高画質プロセッサー”「X1」を搭載
画質面では、同社が“4K高画質プロセッサー”と呼称する「X1」を搭載。入力されてきた映像が4Kなのか2Kか、4Kでもネット配信なのか放送なのかで異なるビットレートの違いなど情報量の差まで分析。「4K X-Reality PRO」での高精細化、「トリルミナスディスプレイ」での広色域化、「X-tended Dynamic Range(PRO)」での高輝度化において、X1が分析した結果を各ブロックに伝達。それぞれのブロックで最適な映像処理を行うことで高画質化を図る。
なお、2K映像の分析においては放送やネット動画、ゲームなどに加え、BDでも4Kマスターからのダウンコンバート映像かどうかなども分析する。
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- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSONY
- 型番KJ-75X9400C
- 発売日2015年6月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格1,000,000円前後)
【SPEC】●サイズ:75型 ●画素数:3,840×2,160 ●スピーカー:トゥイーター×2、ウーファー(磁性流体)×2、サブウーファー(磁性流体)×2 2.2ch ●実用最大出力:90W ●消費電力:490W(待機時0.5W) ●外形寸法:1,929W×1,041H×322Dmm(スタンド含む) ●質量:56.8kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSONY
- 型番KJ-65X9300C
- 発売日2015年6月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格600,000円前後)
【SPEC】●サイズ:65型 ●画素数:3,840×2,160 ●スピーカー:トゥイーター×2、ウーファー(磁性流体)×2、サブウーファー(磁性流体)×2 2.2ch ●実用最大出力:90W ●消費電力:311W(待機時0.5W) ●外形寸法:1,706W×911H×292Dmm(スタンド含む) ●質量:48kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSONY
- 型番KJ-55X9300C
- 発売日2015年6月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格420,000円前後)
【SPEC】●サイズ:55型 ●画素数:3,840×2,160 ●スピーカー:トゥイーター×2、ウーファー(磁性流体)×2、サブウーファー(磁性流体)×2 2.2ch ●実用最大出力:90W ●消費電力:296W(待機時0.5W) ●外形寸法:1,484W×780H×255Dmm(スタンド含む) ●質量:37.9kg(スタンド含む)