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DVDリッピングソフト配布者が著作権法違反で初検挙。サイトリンク者も幇助で検挙

公開日 2015/08/19 19:21 編集部:小澤 麻実
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自己の運営するサイトにDVDリッピングソフトをアップしていたとして、このサイト運営者が著作権法違反で神奈川県警および戸部警察署に検挙された。さらに、このサイトにリンクを張っていた出版社の従業員と編集プロダクション従業員も、著作権法違反幇助で検挙された。

DVDやBDのリッピングソフト提供行為はこれまで不正競争防止法違反で摘発された例はあったが、2012年に著作権法が改正されて以来、著作権法違反で検挙されるのは初。またリッピングソフトへのリンク行為が著作権法違反幇助で検挙されるのも初めてだという。

サイト運営者は、DVDのコピーガード技術であるCSS(Content Scramble System)を回避してリッピング・複製を行えるソフト「DVD Shrink 日本語版」をサイトにアップロード。出版社従業員は、このサイトへのリンクを収録した本を発行していた。


一般社団法人日本映像ソフト協会は「2015年春から『アンチリッピングキャンペーン』を実施しており、今回の検挙は『アンチリッピング』に大いに貢献するものとなりました」とコメントしている。

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