Fon、AllPlay対応でロスレス伝送可能なWi-Fiストリーミング端末「Gramofon」

Wi-Fiサービスなどを提供するフォン・ジャパンは、対応アプリで再生した音楽をオーディオ機器へ出力できるWi-Fi端末「Gramofon」を10月中旬より発売する。価格はオープンだが、実売価格は6,980円前後が想定される。

本機をWi-Fiに接続すれば、スマートフォンなどの対応アプリで再生した音楽を本機で受信して、オーディオ機器へとアナログ出力することが可能。出力はステレオミニ端子となる。オーディオ伝送はロスレスで行うことも本機の特徴。本体にはLAN端子も備え、優先でのネットワーク接続も可能だ。

本機はQualcomm社の「AllPlay」に対応しており、複数の対応オーディオ機器をグループとして同じ音楽を再生したり、各対応機器で個別の音楽を再生したりすることが可能だ。

GramofonはWi-Fiアクセスポイントとして使用することが可能。Fonのコミュニティ機能により、Gramofonを自宅に設置することで世界中の1,700万以上のFonスポットに無料でアクセスすることもできる。

また、レコチョクの提供する音楽ストリーミングサービス「レコチョク Best」がAllPlayに対応したことにより、「レコチョク Best」の楽曲をGramofonから再生することが可能。またキャンペーンとして本機の購入者へ「レコチョク Best」が1ヶ月間聴き放題となるバウチャーコードがプレゼントされる。

なおGramofonは、すでに海外においてSpotifyとの連携に加え、AllPlay機能を実装したTuneIn、iHeartRadio、Rhapsody、Aupeo、DoubleTwist、Soma FM、Napsterなどの音楽配信サービスに対応している。日本国内においても、様々な音楽配信サービスとの連携を計画しているとのことだ。

外形寸法は80W×43H×80Dmm。