CDトランスポートも登場

MSBのユニバーサルトランスポートに新モデル。BDやSACD、ネットワーク再生に対応

公開日 2015/09/02 21:35 編集部:小澤貴信
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アクシスは、MSB TECHNOLOGYのユニバーサル・トランスポート、およびCDトランスポート合計3機種を9月より発売する。

ユニバーサルトランスポート
Signature Universal Media Transport V ¥1,650,000(税抜)
Universal Media Transport V ¥950,000(税抜)

Signature Universal Media Transport V

Universal Media Transport V

CDトランスポート
Signature Data CD V ¥1,100,000(税抜)

Signature Data CD V

※各価格はトランスポート本体のみ。電源部は別売

SACDやBDに加えてネットワーク再生も可能なユニバーサルトランスポート

Signature Universal Media Transport V、およびUniversal Media Transport Vは、BD、CD、SACD、DVD、DVD-Audioの再生が可能なトランスポートで、映像ソフトの再生/出力も可能。さらにHDD、USBメモリー、ネットワーク再生にも対応している。PCM 192kHz/24bitやDSD 2.8MHzの再生が可能だ。

機能面は両モデル共通。なお。Signature Universal Media Transport Vは、Universal Media Transport Vをベースに、内部回路への電磁シールドの徹底化やドライブ・メカの強化を実施。同時発売の「DAC V」シリーズで確立された筐体構造の刷新と電源強化も取り入れ、オーディオ性能をアップグレードしている。

ディスクドライブはOPPO製を採用しつつ、そのオーディオ処理系は全面的に置き換えを実施。オーディオ回路に置かれたマスタークロックからドライブメカニズムまでコントロールするアドバンスド・クロックマネージメント・テクノロジーや独自のPRO I2Sなどにより、ジッター成分の大幅な低減とデジタル信号の精度向上を実現している。なお読み取ったデータについては、一旦ソリッドステートメモリーに取り込み、再整列して送り出す方式を採用する。

出力回路には新たにDARBEEプロセッサーを搭載。HDMI1.4準拠、3D対応の映像出力が可能となる。オーディオ部/ビデオ部には独自のアイソレーション機構を設け、相互の電気的、電磁的干渉を徹底排除。電源部はやはり別筐体(別売)としている。

独自のPRO I2S端子を搭載。MSB製DACからトランスポートへ超低ジッターのマスタークロックを送り完全同期させ、トランスポートからDACへはI2Sフォーマットに準じたL/Rデータとワードクロック、ビットクロックを分離したシリアルバス・データを出力。相互の接続はCAT6-LANケーブルを用い、入出力は光カプラーでフローティングすることでグランドノイズなどの悪影響を回避する。またSACDのDSD信号もMSB製DACに対してはネイティブで伝送する。

デジタル出力端子は同軸×3、光デジタル×1、AES/EBU、PRO I2Sを備える。HDMI出力からのマルチ7.1ch出力に対応するほか、上述の合計6系統のデジタル端子にマルチch音声を振り分けて出力することも可能。合計3台のステレオDACと組み合わせてのマルチchシステムを構築することもできる。

384kHz/32bit WAVのデータディスク再生に対応のCDトランスポート

Signature Data CD Vは、CD、およびCD-R・DVD-ROMに保存したWAVファイルの再生に対応したトランスポート。DVD-ROMディスクに記録された384kHz/32bit WAVファイルの再生も可能だ。

PRO I2S端子の搭載により、MSB製D/Aコンバーターと連携してマスタークロックの同期を図ることが可能。ビットクロック、ワードクロック、データを独立して送り出すI2Sフォーマットにより、超低ジッターかつ高精度なデジタル伝送を実現している。

ドライブには特別にチューニングされた “MSB Signature ROM Drive”を搭載。読み取ったデジタルデータはいったんメモリーにバッファーされ、信号処理と送り出しはドライブメカの光学システム系と駆動系を司るクロックから独立させた、高精度アシンクロナス・マスタークロックによって管理される。

デジタル出力は同軸デジタル、光デジタル、AES/EBU、PRO I2Sを搭載。電源は別筐体(別売り)となる。

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