「MusicCast」を大きくアピール
<IFA>ヤマハ、Atmos/DTS:X対応サウンドバー「YSP-5600SW」や日本未発表のオーディオ機器など
ヤマハは、複数のブランドが集まるHall 1.2会場で最も大きいスペースをとってIFAにブースを展開。Dolby AtmosとDTS:Xに対応した最上位サウンドバー「YSP-5600SW」などの日本未発表機種も多数展示している。
いずれの展示品も欧州ではすでに正式発表済みではあるが、日本ではまだ発表されていないものも多数存在。上記「YSP-5600SW」のほかにも、AVアンプ「RX-S601」、ネットワークレシーバー「R-N602」など、ホームシアター/オーディオ分野ともに、多くの日本未導入モデルが並んでいた。
今回のヤマハブースでは、「MusicCast」と名付けたマルチルーム再生機能を大々的にアピール。スマートフォンのアプリを使って簡単にマルチルームでのワイヤレス音楽再生が行える同機能に対応した製品群を前面に押し出す展示を行っている。以下に紹介する日本未導入モデル群も、基本的にすべてがMusicCast対応製品だ。
■アトモス/DTS:X対応のサウンドバー「YSP-5600SW」
まずサウンドバー「YSP-5600SW」は、YSPシリーズの新フラグシップモデル。別筐体のサブウーファーとセットになっているが、サウンドバーのみの「YSP-5600」としても展開する。
Dolby AtomosとDTS:Xに対応した点が大きな特徴。サウンドバー本体の一番外側のスピーカーを上向きに角度を付けて配置することで、天井の反射を利用してハイトチャンネルを創出する。
HDMIの4系統すべてが4K/60pのパススルーおよびHDCP 2.2に対応。またWi-FiやAirPlay、Bluetoothによるワイヤレス音楽再生にも対応するほか、NapsterやSpotifyなどにも対応している。
なおサウンドバーでは、YSP-5600のほか日本では先日発表された「YSP-1600」も展示。こちらは、日本で発表されたものとは異なるシルバーモデルが展示されていた。
■薄型AVアンプやマルチch用スピーカー群
AVアンプは、日本でも先日発表されたばかりの“AVENTAGE”「A-2050」やフラグシップAVプリアンプ「CX-A5100」などを展示。加えて、日本未導入の薄型モデル「RX-S601」も展示されている。
「RX-S601」は5.1chの薄型モデルで、4K/60pおよびHDCP 2.2に対応。ネットワーク経由もしくはUSBで接続した他機器からのハイレゾ音源再生にも対応している。対応ファイルはDSD 5.6MHz、最大192kHz/24bitのFLAC/WAV/AIFF、最大96kHz/24bitのALAC、およびMP3とWMA、AAC。
そしてマルチチャンネルシステム用途のフロアスタンディングスピーカー「NS-F350」、ブックシェルフとセンタースピーカーのセット「NS-P350」も日本未導入モデル。サブウーファー「NS-SW1000」と組み合わせて5.1chシステム用途を提案する展示を行っていた。サブウーファーは日本でもすでに発売されているモデルだけに、スピーカー群の日本投入も期待したい。
■オーディオ系にも日本未導入の新製品
オーディオ系では、ネットワーク再生機能も備えるCDプレーヤー「CD-NT670」などを展示。同機はネットワーク接続時は192kHz/24bitの音源にまで対応するほか、USB端子も備え、USB経由の場合はDSD 5.6MHzにまで対応する。
ステレオネットワークレシーバー「R-N602」も展示。これはプリメインアンプにネットワーク機能を追加したような製品で、一般的なプリメインアンプのようにCDプレーヤーなどを有線でつなぐだけでなく、同一ネットワーク内にあるPCなどからの音楽再生も行える。DSD 5.6MHzにまで対応している。
Wi-Fi内蔵でネットワーク機能を備え、USB-DAC機能も搭載するアクティブスピーカー「NX-N500」も展示。本機はDSD 5.6MHz再生に対応し、USB-DAC機能としてはDSD 5.6MHzおよびPCM 384kHz/32bitに対応している。
そのほか、「ネットワークスピーカー」という直球な呼び方で紹介されている小型スピーカー「WX-030」や、小型かつ薄型デザインの一体型オーディオシステム「ISX-80」もMusicCast対応製品群のひとつ。「WX-030」は192kHz/24bitまでのハイレゾ再生に対応している。
またミニコンポ系では、バイクをモチーフにしたカラーリングを施した「MCR-B043」を大きくフィーチャー。実際のバイクも一緒に飾られており、モータースポーツの盛んな欧州らしい展示になっている。
いずれの展示品も欧州ではすでに正式発表済みではあるが、日本ではまだ発表されていないものも多数存在。上記「YSP-5600SW」のほかにも、AVアンプ「RX-S601」、ネットワークレシーバー「R-N602」など、ホームシアター/オーディオ分野ともに、多くの日本未導入モデルが並んでいた。
今回のヤマハブースでは、「MusicCast」と名付けたマルチルーム再生機能を大々的にアピール。スマートフォンのアプリを使って簡単にマルチルームでのワイヤレス音楽再生が行える同機能に対応した製品群を前面に押し出す展示を行っている。以下に紹介する日本未導入モデル群も、基本的にすべてがMusicCast対応製品だ。
■アトモス/DTS:X対応のサウンドバー「YSP-5600SW」
まずサウンドバー「YSP-5600SW」は、YSPシリーズの新フラグシップモデル。別筐体のサブウーファーとセットになっているが、サウンドバーのみの「YSP-5600」としても展開する。
Dolby AtomosとDTS:Xに対応した点が大きな特徴。サウンドバー本体の一番外側のスピーカーを上向きに角度を付けて配置することで、天井の反射を利用してハイトチャンネルを創出する。
HDMIの4系統すべてが4K/60pのパススルーおよびHDCP 2.2に対応。またWi-FiやAirPlay、Bluetoothによるワイヤレス音楽再生にも対応するほか、NapsterやSpotifyなどにも対応している。
なおサウンドバーでは、YSP-5600のほか日本では先日発表された「YSP-1600」も展示。こちらは、日本で発表されたものとは異なるシルバーモデルが展示されていた。
■薄型AVアンプやマルチch用スピーカー群
AVアンプは、日本でも先日発表されたばかりの“AVENTAGE”「A-2050」やフラグシップAVプリアンプ「CX-A5100」などを展示。加えて、日本未導入の薄型モデル「RX-S601」も展示されている。
「RX-S601」は5.1chの薄型モデルで、4K/60pおよびHDCP 2.2に対応。ネットワーク経由もしくはUSBで接続した他機器からのハイレゾ音源再生にも対応している。対応ファイルはDSD 5.6MHz、最大192kHz/24bitのFLAC/WAV/AIFF、最大96kHz/24bitのALAC、およびMP3とWMA、AAC。
そしてマルチチャンネルシステム用途のフロアスタンディングスピーカー「NS-F350」、ブックシェルフとセンタースピーカーのセット「NS-P350」も日本未導入モデル。サブウーファー「NS-SW1000」と組み合わせて5.1chシステム用途を提案する展示を行っていた。サブウーファーは日本でもすでに発売されているモデルだけに、スピーカー群の日本投入も期待したい。
■オーディオ系にも日本未導入の新製品
オーディオ系では、ネットワーク再生機能も備えるCDプレーヤー「CD-NT670」などを展示。同機はネットワーク接続時は192kHz/24bitの音源にまで対応するほか、USB端子も備え、USB経由の場合はDSD 5.6MHzにまで対応する。
ステレオネットワークレシーバー「R-N602」も展示。これはプリメインアンプにネットワーク機能を追加したような製品で、一般的なプリメインアンプのようにCDプレーヤーなどを有線でつなぐだけでなく、同一ネットワーク内にあるPCなどからの音楽再生も行える。DSD 5.6MHzにまで対応している。
Wi-Fi内蔵でネットワーク機能を備え、USB-DAC機能も搭載するアクティブスピーカー「NX-N500」も展示。本機はDSD 5.6MHz再生に対応し、USB-DAC機能としてはDSD 5.6MHzおよびPCM 384kHz/32bitに対応している。
そのほか、「ネットワークスピーカー」という直球な呼び方で紹介されている小型スピーカー「WX-030」や、小型かつ薄型デザインの一体型オーディオシステム「ISX-80」もMusicCast対応製品群のひとつ。「WX-030」は192kHz/24bitまでのハイレゾ再生に対応している。
またミニコンポ系では、バイクをモチーフにしたカラーリングを施した「MCR-B043」を大きくフィーチャー。実際のバイクも一緒に飾られており、モータースポーツの盛んな欧州らしい展示になっている。