インテリアショップ「リビングモティーフ」とコラボ
ソニー、4K超短焦点プロジェクターなど“Life Space UX”製品群の体験イベント。六本木で11月3日まで
ソニーは、同社が掲げる新コンセプト製品群「Life Space UX」について、開発中のモデルも含めて一般ユーザーが体験できるイベント「Life Story 日常を豊かに変えるLife Space UXのある生活」を六本木のリビングモティーフにて本日10月2日より11月3日まで開催する。入場は無料で事前予約等も必要ない。
■開発中モデルも含めた全4製品を実際の生活シーンのなかで体験可能
会場となるリビングモティーフは、六本木にあるインテリアショップ。住所は六本木5-17-1 AXISビルの1階で、オーディオビジュアルファンにはAV製品の展示も行うショールーム「時空」の入居するビル、といえばイメージしやすい方もいるだろうか(アクセスマップ)。
今回のイベントでは、店内のイベントスペースにリビングモティーフが取り扱う各種インテリアを配置し、それらをソニーのLife Style UXの製品4モデルを組み合わせて展示。実際の住空間のなかでLife Space UX製品を使っているイメージのなかで製品デモを体感できる。
展示されている製品は、Life Space UX第一段製品の4K超単焦点プロジェクター「LSPX-W1S」(関連ニュース)と、LED電球一体型Bluetoothスピーカー「LSPX-100E26J」(関連ニュース)、現在開発中でCESやIFAでも参考展示されていたポータブル超短焦点プロジェクターとシンフォニックライトスピーカーの4製品。開発中の2製品は来春の発売を予定しているが、仕様や価格はまだ決まっていないという。
ポータブル超短焦点プロジェクターは、約10センチ四方の小型サイズにスピーカーとバッテリーも内蔵するというもの。約20〜50インチの映像投映が可能。上記のように詳しい仕様は未定だが、外部機器からワイヤレスで伝送された映像を投映するイメージだという。会場ではデスク上に設置して壁に映像を映したり、ベッドルームで壁をスクリーンとして利用したり、床に置いて映像を投映したりといった具合に様々な使用シーンを提案している。
シンフォニックライトスピーカーは、ライト一体型スピーカー。ただし、すでに販売を開始しているLED電球一体型Bluetoothスピーカー「LSPX-100E26J」が既存の電気ソケットに装着して使う電球型であるのに対し、本製品は独立して使用するタイプ。
有機ガラス管を振動させて音を出すという仕組みで、かつての“Sountina”(サウンティーナ)「NSA-PF1」(関連ニュース)からの流れも感じるが、「価格はサウンティーナほど高くはならない(笑)」(ソニースタッフ)とのことだった。ソニーでは、声帯や弦楽器の音に極めて近い振動を作り出すことによって、まるでそこで誰かが歌っているような臨場感を生み出せるとしている。
展示されているインテリアはすべてリビングモティーフが実際に店舗で取り扱っているものであるため、そのまま新品を購入することも可能。Life Space UX製品についても、LED電球スピーカーはその場で購入できる。4K超単焦点プロジェクターについては、従来通り銀座のソニーショールームでの商談・打ち合わせが必要。
イベント期間中には、ゲストを招いた体験イベントも複数回開催予定。“死にゆく星”から届いた電波データをオルゴールの音に置き換えた「ALMA MUSIC BOX」プロジェクトメンバーらが制作秘話などを語る「死にゆく星の旋律」(10月8日・火曜 19時30分から)など、5つのイベントを開催する。
なおLife Space UX製品群は今後、千代田区の廃校を利用した施設「3331 Arts Chiyoda」に常設ラボを11月中旬に開設予定。また、今月10月17日には、LED電球スピーカーをテーマにしたハッカソンイベント(詳細)も開催する。
■「住空間の力を妨げているのは我々家電メーカーだったのでは」
ソニーTS事業準備室室長の斉藤博氏は、Life Space UXについて「居住空間において新しい体験を生み出すことが狙いだ」と改めて説明。「居住空間、つまり家は人が完全に開放される唯一のスペース。だが、居住空間が人を開放する力はまだまだ眠っているのではないか、まだまだ引き出せるのではないか」と言葉を続ける。
そして「それを妨げているのは、我々家電メーカーだったのではないか」とコメント。「例えば部屋のお気に入りの場所でくつろいでいて、映像を楽しんで開放されたいと思った時は(その場所を離れて)テレビの前にいかないといけない。これらの問題は、空間にモノを足しこんでいくという家電メーカーの足し算的な発想だ」とする。
続けて「人々が求めているのは、家電機器ではなく、それによって得られる体験そのもの。そこで、壁やテーブル、照明など住空間にあるものそのものを利用しようと考えた」と語り、Life Space UXの開発背景を説明し、「本当の住空間の力を引き出して、人々にもっと住空間の開放の力を味わってもらいたい」と述べた。
リビングモティーフの運営母体であるアクシス取締役の宮崎光弘氏は、「これまでは我々が得意とするジャンルのイベントをやってきたが、今回、ソニーの中でも新しいことをやられているチームと一緒に、テクノロジーと融合するということをやらせていただけた。どんなことが生まれるのかと我々もワクワクしている」とコメント。
「今日のマスコミ向け説明会は昼に行っているが、夜の見え方もすごく素晴らしいので、ぜひ夜にも来て欲しい。期間中には様々なイベントも予定しており、マンガや茶道とのコラボイベントも行う。そちらも面白いものになるだろう。何度も足を運んでもらえればと思う」と述べ、イベントをアピールした。
■開発中モデルも含めた全4製品を実際の生活シーンのなかで体験可能
会場となるリビングモティーフは、六本木にあるインテリアショップ。住所は六本木5-17-1 AXISビルの1階で、オーディオビジュアルファンにはAV製品の展示も行うショールーム「時空」の入居するビル、といえばイメージしやすい方もいるだろうか(アクセスマップ)。
今回のイベントでは、店内のイベントスペースにリビングモティーフが取り扱う各種インテリアを配置し、それらをソニーのLife Style UXの製品4モデルを組み合わせて展示。実際の住空間のなかでLife Space UX製品を使っているイメージのなかで製品デモを体感できる。
展示されている製品は、Life Space UX第一段製品の4K超単焦点プロジェクター「LSPX-W1S」(関連ニュース)と、LED電球一体型Bluetoothスピーカー「LSPX-100E26J」(関連ニュース)、現在開発中でCESやIFAでも参考展示されていたポータブル超短焦点プロジェクターとシンフォニックライトスピーカーの4製品。開発中の2製品は来春の発売を予定しているが、仕様や価格はまだ決まっていないという。
ポータブル超短焦点プロジェクターは、約10センチ四方の小型サイズにスピーカーとバッテリーも内蔵するというもの。約20〜50インチの映像投映が可能。上記のように詳しい仕様は未定だが、外部機器からワイヤレスで伝送された映像を投映するイメージだという。会場ではデスク上に設置して壁に映像を映したり、ベッドルームで壁をスクリーンとして利用したり、床に置いて映像を投映したりといった具合に様々な使用シーンを提案している。
シンフォニックライトスピーカーは、ライト一体型スピーカー。ただし、すでに販売を開始しているLED電球一体型Bluetoothスピーカー「LSPX-100E26J」が既存の電気ソケットに装着して使う電球型であるのに対し、本製品は独立して使用するタイプ。
有機ガラス管を振動させて音を出すという仕組みで、かつての“Sountina”(サウンティーナ)「NSA-PF1」(関連ニュース)からの流れも感じるが、「価格はサウンティーナほど高くはならない(笑)」(ソニースタッフ)とのことだった。ソニーでは、声帯や弦楽器の音に極めて近い振動を作り出すことによって、まるでそこで誰かが歌っているような臨場感を生み出せるとしている。
展示されているインテリアはすべてリビングモティーフが実際に店舗で取り扱っているものであるため、そのまま新品を購入することも可能。Life Space UX製品についても、LED電球スピーカーはその場で購入できる。4K超単焦点プロジェクターについては、従来通り銀座のソニーショールームでの商談・打ち合わせが必要。
イベント期間中には、ゲストを招いた体験イベントも複数回開催予定。“死にゆく星”から届いた電波データをオルゴールの音に置き換えた「ALMA MUSIC BOX」プロジェクトメンバーらが制作秘話などを語る「死にゆく星の旋律」(10月8日・火曜 19時30分から)など、5つのイベントを開催する。
なおLife Space UX製品群は今後、千代田区の廃校を利用した施設「3331 Arts Chiyoda」に常設ラボを11月中旬に開設予定。また、今月10月17日には、LED電球スピーカーをテーマにしたハッカソンイベント(詳細)も開催する。
■「住空間の力を妨げているのは我々家電メーカーだったのでは」
ソニーTS事業準備室室長の斉藤博氏は、Life Space UXについて「居住空間において新しい体験を生み出すことが狙いだ」と改めて説明。「居住空間、つまり家は人が完全に開放される唯一のスペース。だが、居住空間が人を開放する力はまだまだ眠っているのではないか、まだまだ引き出せるのではないか」と言葉を続ける。
そして「それを妨げているのは、我々家電メーカーだったのではないか」とコメント。「例えば部屋のお気に入りの場所でくつろいでいて、映像を楽しんで開放されたいと思った時は(その場所を離れて)テレビの前にいかないといけない。これらの問題は、空間にモノを足しこんでいくという家電メーカーの足し算的な発想だ」とする。
続けて「人々が求めているのは、家電機器ではなく、それによって得られる体験そのもの。そこで、壁やテーブル、照明など住空間にあるものそのものを利用しようと考えた」と語り、Life Space UXの開発背景を説明し、「本当の住空間の力を引き出して、人々にもっと住空間の開放の力を味わってもらいたい」と述べた。
リビングモティーフの運営母体であるアクシス取締役の宮崎光弘氏は、「これまでは我々が得意とするジャンルのイベントをやってきたが、今回、ソニーの中でも新しいことをやられているチームと一緒に、テクノロジーと融合するということをやらせていただけた。どんなことが生まれるのかと我々もワクワクしている」とコメント。
「今日のマスコミ向け説明会は昼に行っているが、夜の見え方もすごく素晴らしいので、ぜひ夜にも来て欲しい。期間中には様々なイベントも予定しており、マンガや茶道とのコラボイベントも行う。そちらも面白いものになるだろう。何度も足を運んでもらえればと思う」と述べ、イベントをアピールした。