1919年に創業者が使っていたヘッドホンも
<CES>クリプシュ、70年の歴史をアピール。ネックバンド型Bluetoothイヤホン発表
KLIPSCH(クリプシュ)は、今年で会社創立70周年を迎えた。ブース内のあちこちに「70 YEAR ANNIVERSARY」の文字が並んでいるほか、ブース全体もアメリカの古き良き時代を思い起こさせるような、伝統的なインテリアで統一されている。
イヤホン/ヘッドホン関連では、昨年日本市場にも登場した「X20i」を初めとするイヤホン新製品を展示。美しい木箱に入れられており、高級品であることをさりげなくアピールしている。
製品群の中で注目したいのは、参考出展されたネックバンド式のBluetoothイヤホンだ。8月から9月頃にかけて発売予定で、価格は199ドル〜299ドル程度で検討しているという。説明員によると、現在バッテリー持続時間や音質、コストなどを詰めている真っ最中なのだという。
ネックバンド式のBluetoothイヤホンでは、ソニーもh.ear in Wirelessを今回のCESで発表した。だが、h.ear inがポップな色調とミニマルなデザインを採用しているのに対して、クリプシュが展示した製品は、皮製のバンドが粗めのステッチで縫われているなど、伝統的なデザインを採用している。同じ機能を同じデザインで実現しながら、デザインの方向性は対極にあるのが興味深い。
そのほか、これもBluetoothイヤホンの新モデルとして「R6 Wireless」が展示されていた。北米ではすでに展開済みのモデルとなる。
さらに興味深かったのは、1919年に、クリプシュの創業者であるポール・W・クリプシュ氏が使っていたというヘッドホンが展示されていたこと。同氏は高校生の頃、自作ラジオの音を聴く際、このヘッドホンを使っていたのだという。
ほかには、DTSのPlay-Fiを使ったワイヤレスマルチルームがフィーチャーされていたほか、マルチチャンネルサラウンドシステムをワイヤレスで接続するデモも実施。
さらに、その名も「heritage」シリーズと名付けられたワイヤレススピーカーなども展示。ぱっと見では現代のスピーカーには見えない、古めかしいデザインを採用しているのだが、内部はBluetoothなど最新テクノロジーが詰まっている。日本でも発売されることを期待したい。
イヤホン/ヘッドホン関連では、昨年日本市場にも登場した「X20i」を初めとするイヤホン新製品を展示。美しい木箱に入れられており、高級品であることをさりげなくアピールしている。
製品群の中で注目したいのは、参考出展されたネックバンド式のBluetoothイヤホンだ。8月から9月頃にかけて発売予定で、価格は199ドル〜299ドル程度で検討しているという。説明員によると、現在バッテリー持続時間や音質、コストなどを詰めている真っ最中なのだという。
ネックバンド式のBluetoothイヤホンでは、ソニーもh.ear in Wirelessを今回のCESで発表した。だが、h.ear inがポップな色調とミニマルなデザインを採用しているのに対して、クリプシュが展示した製品は、皮製のバンドが粗めのステッチで縫われているなど、伝統的なデザインを採用している。同じ機能を同じデザインで実現しながら、デザインの方向性は対極にあるのが興味深い。
そのほか、これもBluetoothイヤホンの新モデルとして「R6 Wireless」が展示されていた。北米ではすでに展開済みのモデルとなる。
さらに興味深かったのは、1919年に、クリプシュの創業者であるポール・W・クリプシュ氏が使っていたというヘッドホンが展示されていたこと。同氏は高校生の頃、自作ラジオの音を聴く際、このヘッドホンを使っていたのだという。
ほかには、DTSのPlay-Fiを使ったワイヤレスマルチルームがフィーチャーされていたほか、マルチチャンネルサラウンドシステムをワイヤレスで接続するデモも実施。
さらに、その名も「heritage」シリーズと名付けられたワイヤレススピーカーなども展示。ぱっと見では現代のスピーカーには見えない、古めかしいデザインを採用しているのだが、内部はBluetoothなど最新テクノロジーが詰まっている。日本でも発売されることを期待したい。