提案の有効期限延長などに合意と説明
シャープ、「鴻海に優先交渉権」報道に再度「その事実はない」
シャープは、「鴻海精密工業有限公司の会長との会談の末に優先交渉権を与えた」などとする一部報道について、「当社の発表に基づくものではなく、そのような事実はない」とのコメントを発表した。
経営再建に向けた協議を鴻海と本日行ったことは事実だが、そこで締結した合意書の主な内容は「最終的な契約の条件について、適時かつ誠実に協議を継続する」「鴻海は、当社に提出した提案の有効期限を2016年2月29日まで延長する」の2点だと説明している。
報道では、シャープの経営再建支援について、鴻海の郭台銘会長が本日2月5日にシャープの大阪本社を訪れ経営陣と会談。会談後に、鴻海・郭会長が「記者団に対して「優先で交渉できる権利にサインした」と述べ、シャープ側から優先交渉権を得たことを明らかにした、などとされていた。
経営再建に向けた協議を鴻海と本日行ったことは事実だが、そこで締結した合意書の主な内容は「最終的な契約の条件について、適時かつ誠実に協議を継続する」「鴻海は、当社に提出した提案の有効期限を2016年2月29日まで延長する」の2点だと説明している。
報道では、シャープの経営再建支援について、鴻海の郭台銘会長が本日2月5日にシャープの大阪本社を訪れ経営陣と会談。会談後に、鴻海・郭会長が「記者団に対して「優先で交渉できる権利にサインした」と述べ、シャープ側から優先交渉権を得たことを明らかにした、などとされていた。