HOME > ニュース > <ポタ研>オヤイデが出張店舗。FiiOプレーヤー向けドックステーション「K5」など参考出展

みじんこ荒川氏のケーブル製作実演も

<ポタ研>オヤイデが出張店舗。FiiOプレーヤー向けドックステーション「K5」など参考出展

公開日 2016/02/13 16:26 編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会 2016冬(ポタ研)」が中野サンプラザで開催された。小柳出電気商会は、「出張オヤイデ電気!」と称し、同社のケーブル各種やパーツ製品などを販売する特別ブースを展開。本記事では、ブース内に参考出展されていたFiiOブランドの新製品3機種をメインにレポートする。いずれも今回のポタ研が初公開となる。

1機種目は、FiiO製ハイレゾプレーヤー向けのドッキングステーション「K5」。FiiOの最上位ハイレゾプレーヤー「X7」のリリース時に開発が告知されていた製品で、X7のほかに「X1」「X3 2nd gen.」「X5 2nd gen.」「E17K」とドック接続して使用できる。

K5

USBケーブルを使わずにプレーヤーをUSB接続できるUSB-DACステーションとして機能する製品で、音声出力端子にはラインアウト、6.3mm標準ヘッドホン、3.5mmステレオミニ×2のバランスアウトを装備する。また、ライン入力も装備しており、外部機器からの音声入力にも対応。さらにmicroUSBケーブルを使用すれば、X7とのデジタル接続も行える。そのほかに、プレーヤーの充電やボリュームコントローラーとしても使える。

K5の背面端子部

2機種目は、X7専用の“Medium-class”アンプモジュール「AM2」。X7は本体下部のアンプモジュールが着脱式となっていることが特徴のひとつで、AM2は交換アンプモジュールの新製品となる。外観はスタンダードモジュールとほぼ同じだが、筐体の仕上げが若干異なる。会場では、このAM2を実装した状態のX7が用意され、スタンダードモジュールとの聴き比べが行えるようになっていた。

左が従来モジュール装着のX7で、右が新しいAM2モジュール装着のX7

起動すると、画面上部のバーに「AM1」「AM2」と装着モジュールの種類が表示される

3機種目は、手の平サイズのポータブルヘッドホンアンプ「A1」。2011年に登場した「E6」の後継機にあたる製品で、3.5mmステレオミニ入出力を1系統ずつ備えるシンプルな構成のポタアン。電源スイッチがEQ機能も兼用しており、電源ON後にスイッチをプッシュすることで3種類のEQモードを切り替えることができる。

A1

電源スイッチがEQ機能も兼用する

今回参考出展されていたいずれの製品も、詳細な発売時期と価格は未定とのことだった。

そのほかに今回のイベントでは、同社の“オーディオみじんこ”こと荒川敬氏が、ブース内でケーブルの特注を受け、その場でケーブル製作を実演する特別コーナーも設けていた。

荒川氏のケーブル製作実演も

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE