発表会レポート
パナソニック、9型ディスプレイ搭載カーナビ “ストラーダ”「CN-F1D」- Android Auto対応
パナソニックは、SDカーナビゲーションシステム“ストラーダ”の新製品「CN-F1D」を6月上旬より発売する。価格はオープンだが、18〜19万円前後での実売が予想される。
近年、より見やすく、使いやすい大画面のカーナビが一般化しつつある。しかし汎用サイズ(7V型)を超える大画面カーナビは車種別の専用パネルが必要で、取り付け可能な車種が限られるのが現状である。
新製品は、本体部分が2DINサイズで、ディスプレイ部がコンソールから飛び出した状態になるフローティング構造「DYNABIG(ダイナビッグ)ディスプレイ」を採用。これにより9V型大画面カーナビが、車種別専用パネルを使用せずに取り付けられる。軽自動車、コンパクトカーから、セダン、ワゴン、ワンボックスなど、現時点で144車種に幅広く対応した。
このフローティング構造により、ディスプレイとドライバーの距離が縮まり、視認性や操作性が向上。疑似的に10インチ程度の大きさに感じるほか、後部座席からの情報確認や映像鑑賞も向上する。本体デザインは、フローティング構造を際立たせるスリムな仕上げと、アルミ素材を使用したフレームを採用。インテリア性を高めている。
AV機能では、市販唯一というブルーレイディスクプレーヤー(BD-R/RE)を搭載。映画ソフトや録画番組が楽しめる。ワイドFMやBluetoothのAACコーデックにも対応。また、スマートフォンアプリ「Car AV Remote」を使えば、後席からAV機能をコントロールできる。
さらにCN-F1Dは、市販カーナビ初という「Android Auto」対応を実現。Android Autoでは、スマートフォンなどのAndroid端末をUSBケーブル経由でカーナビ本体などに繋いで、Googleマップによるナビゲーションや音楽再生、ハンズフリー電話、ウェブ検索などが行える。Android Autoを使用するには、Android 5.0 Lollipopを搭載した端末が必要。基本はカーナビ側のタッチパネルでの操作になるが、音声コマンドによる操作も可能で、運転の安全性を確保している。Android Autoは2014年に発表、2015年に英語版アプリがリリースされていたが、日本語版アプリと国内市場でのサービス開始は初めてとなる(正式にはGoogle社の発表待ちとのこと)。また現時点ではApple CarPlayには非対応だが、同社では「検討中」としている。
パナソニックカーエレクトロニクス株式会社 木村真人社長は、「カーナビの新時代を告げるモデルの登場となります。今回は品番にもこだわり、ストラーダ最高峰Fクラスのように市場をけん引したいという想いから、F1と名付けました」と語った。
市販事業推進部の高島浩二部長は「今回のフローティング構造は8インチはもちろん、10インチや11インチへの展開も可能となります。エアコンの吹き出し口やハザードランプボタンなどを考慮して、今回は9インチを採用しましたが、あくまでも運転の快適性と安全性を追求し、アフターマーケットの価値観を高めていきたい」と述べた。
なお新製品は、3月29日(火)〜31日(木)まで、二子玉川ライズ・ガレリア駅前広場にて「パナソニック・カーナビゲーション 新製品体験フェスタ!」と題したイベントで、実装デモカーの体験ができる。
近年、より見やすく、使いやすい大画面のカーナビが一般化しつつある。しかし汎用サイズ(7V型)を超える大画面カーナビは車種別の専用パネルが必要で、取り付け可能な車種が限られるのが現状である。
新製品は、本体部分が2DINサイズで、ディスプレイ部がコンソールから飛び出した状態になるフローティング構造「DYNABIG(ダイナビッグ)ディスプレイ」を採用。これにより9V型大画面カーナビが、車種別専用パネルを使用せずに取り付けられる。軽自動車、コンパクトカーから、セダン、ワゴン、ワンボックスなど、現時点で144車種に幅広く対応した。
このフローティング構造により、ディスプレイとドライバーの距離が縮まり、視認性や操作性が向上。疑似的に10インチ程度の大きさに感じるほか、後部座席からの情報確認や映像鑑賞も向上する。本体デザインは、フローティング構造を際立たせるスリムな仕上げと、アルミ素材を使用したフレームを採用。インテリア性を高めている。
AV機能では、市販唯一というブルーレイディスクプレーヤー(BD-R/RE)を搭載。映画ソフトや録画番組が楽しめる。ワイドFMやBluetoothのAACコーデックにも対応。また、スマートフォンアプリ「Car AV Remote」を使えば、後席からAV機能をコントロールできる。
さらにCN-F1Dは、市販カーナビ初という「Android Auto」対応を実現。Android Autoでは、スマートフォンなどのAndroid端末をUSBケーブル経由でカーナビ本体などに繋いで、Googleマップによるナビゲーションや音楽再生、ハンズフリー電話、ウェブ検索などが行える。Android Autoを使用するには、Android 5.0 Lollipopを搭載した端末が必要。基本はカーナビ側のタッチパネルでの操作になるが、音声コマンドによる操作も可能で、運転の安全性を確保している。Android Autoは2014年に発表、2015年に英語版アプリがリリースされていたが、日本語版アプリと国内市場でのサービス開始は初めてとなる(正式にはGoogle社の発表待ちとのこと)。また現時点ではApple CarPlayには非対応だが、同社では「検討中」としている。
パナソニックカーエレクトロニクス株式会社 木村真人社長は、「カーナビの新時代を告げるモデルの登場となります。今回は品番にもこだわり、ストラーダ最高峰Fクラスのように市場をけん引したいという想いから、F1と名付けました」と語った。
市販事業推進部の高島浩二部長は「今回のフローティング構造は8インチはもちろん、10インチや11インチへの展開も可能となります。エアコンの吹き出し口やハザードランプボタンなどを考慮して、今回は9インチを採用しましたが、あくまでも運転の快適性と安全性を追求し、アフターマーケットの価値観を高めていきたい」と述べた。
なお新製品は、3月29日(火)〜31日(木)まで、二子玉川ライズ・ガレリア駅前広場にて「パナソニック・カーナビゲーション 新製品体験フェスタ!」と題したイベントで、実装デモカーの体験ができる。