現地で発表会を開催
ソニーストア福岡天神オープンで「愛されるブランドでありつづけたい」 − ソニーマーケティング河野社長らが会見
ソニーマーケティングは、九州初となる直営店「ソニーストア福岡天神」の4月1日オープン(関連ニュース)に際し、その前日に現地で発表会を開催。同社代表取締役社長の河野弘氏が、今回の取り組みについて詳細を説明した。
今回の舞台となった九州は、ソニーと深いつながりがある。世界最先端のイメージセンサを展開し、世界ナンバーワンシェアを獲得するソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(株)、ヘッドホンやマイクロフォン、カメラアクセサリーなどを展開するソニー・太陽(株)、ソニービジネスオペレーションズ(株)、さらにセールスを司るソニーコンスーマーセールス(株)九州支社など関連会社が九州地方の各地に存在するのだ。さらには河野氏自身も福岡の出身で、この地に並々ならぬ思い入れをもつ。
「ソニーマーケティングの重要ミッションは『ソニーファンの創造』。販売だけではなく、商品をつかって楽しむことをサポートするカスタマーマーケティングの活動を推進すること」と力をこめる河野氏。ソニーストアはその活動の最重要拠点と位置づけられており、「対面で最も濃い顧客体験、ソニーストアならではの体験を提供する場」として、深い商品説明や発売前専攻展示、セミナーの開催、最先端テクノロジーの紹介、コラボレーションモデルの展開、そして顧客との継続的なリレーションシップを築いていく。
ソニーストア 福岡天神は、「すべては、写真と音楽を愛する人に」をコンセプトして、カメラと音楽に重点を置いた展開を推進する。ソニーのカメラの展開についてフルフレームの“α7"シリーズの動向に触れた河野氏は、「今年のCP+で大変注目され、ここから潮の流れが変わった」と強い手応えを感じており、全てのコアデバイスを内製する強みをもつデジタルカメラの重要な位置づけを強調、同ストアでの体験価値の提供を推進する。
また、音を意味する語“ソナス"がソニーの社名の由来となっているように、強い関わりを礎に展開する音楽の分野では、ハイレゾ軸とした商品ラインナップの体感、コンテンツ試聴、シアタールームを用いた本格的な体験などを推進する。
また同ストアの2階部分に、ソニーのエレクトロニクス商品の九州エリアでのマーケティング・セールス活動を担うソニーコンスーマーセールス 九州支社も入居する。「セールスは地域の販売店様とのビジネスを展開しているのに対して、ストアは独自の活動を展開し、それぞれの組織に線引きがあった。しかし我々が目指すマーケティングはお客様目線であり、セールスの領域とストアの領域がそれぞれで完結することなく、いい意味で補間し合わなくては」として実現した“ハイブリッドオフィス"である。ストアで得た顧客のニーズや要望を、ソニーコンスーマーセールスでマーケティングや商品開発にダイレクトにフィードバックし、顧客の満足度向上を図っていく。
また「地方での展開として、地元にもっともウケるやり方を考えた」と、地元に密着したさまざまな仕掛けを盛り込む。ストアのポスターにはカメラファン、音楽ファンである地域の人々を被写体に起用し、各地でアピール。九州・福岡の地元企業とのコラボによりソニーストアのオリジナルアクセサリーを制作し、数量限定で販売する。さらに店内のハイレゾコンテンツ試聴コーナーには、九州に関連したアーティストや楽曲を集めたコーナーを展開する。
「お客様に愛されるブランドでありつづけたい」との思いを強調する河野氏、ソニーストア 福岡天神を通じて、顧客と向き合い、商品の本質価値と顧客体験価値提供を最大化していく。
記者会見には、ソニーストア 福岡天神の店長である高田氏も出席した。ソニーストア初の女性店長である。「九州旅行などを通じていつかこの地で働きたいと思っていた。ネット販売の仕事も経験した上で、1対1でお客様と対峙したい思いもあり、ぜひやりたいと志願した。お客様ひとりひとりの潜在ニーズは、見ているだけではわからない。何をなさりたいのかを引き出し、ソニー商品をどう楽しく使えるかをご提案したい」と強い意気込みを語る。「ガラス張りとした店内も明るい場所づくりにこだわった。桜の花など季節感も表現し、今後は運動会シーズンに向けた展示なども行いたい。お客様の楽しい時間をつくれる場所を提案していく」と語った。
今回の舞台となった九州は、ソニーと深いつながりがある。世界最先端のイメージセンサを展開し、世界ナンバーワンシェアを獲得するソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(株)、ヘッドホンやマイクロフォン、カメラアクセサリーなどを展開するソニー・太陽(株)、ソニービジネスオペレーションズ(株)、さらにセールスを司るソニーコンスーマーセールス(株)九州支社など関連会社が九州地方の各地に存在するのだ。さらには河野氏自身も福岡の出身で、この地に並々ならぬ思い入れをもつ。
「ソニーマーケティングの重要ミッションは『ソニーファンの創造』。販売だけではなく、商品をつかって楽しむことをサポートするカスタマーマーケティングの活動を推進すること」と力をこめる河野氏。ソニーストアはその活動の最重要拠点と位置づけられており、「対面で最も濃い顧客体験、ソニーストアならではの体験を提供する場」として、深い商品説明や発売前専攻展示、セミナーの開催、最先端テクノロジーの紹介、コラボレーションモデルの展開、そして顧客との継続的なリレーションシップを築いていく。
ソニーストア 福岡天神は、「すべては、写真と音楽を愛する人に」をコンセプトして、カメラと音楽に重点を置いた展開を推進する。ソニーのカメラの展開についてフルフレームの“α7"シリーズの動向に触れた河野氏は、「今年のCP+で大変注目され、ここから潮の流れが変わった」と強い手応えを感じており、全てのコアデバイスを内製する強みをもつデジタルカメラの重要な位置づけを強調、同ストアでの体験価値の提供を推進する。
また、音を意味する語“ソナス"がソニーの社名の由来となっているように、強い関わりを礎に展開する音楽の分野では、ハイレゾ軸とした商品ラインナップの体感、コンテンツ試聴、シアタールームを用いた本格的な体験などを推進する。
また同ストアの2階部分に、ソニーのエレクトロニクス商品の九州エリアでのマーケティング・セールス活動を担うソニーコンスーマーセールス 九州支社も入居する。「セールスは地域の販売店様とのビジネスを展開しているのに対して、ストアは独自の活動を展開し、それぞれの組織に線引きがあった。しかし我々が目指すマーケティングはお客様目線であり、セールスの領域とストアの領域がそれぞれで完結することなく、いい意味で補間し合わなくては」として実現した“ハイブリッドオフィス"である。ストアで得た顧客のニーズや要望を、ソニーコンスーマーセールスでマーケティングや商品開発にダイレクトにフィードバックし、顧客の満足度向上を図っていく。
また「地方での展開として、地元にもっともウケるやり方を考えた」と、地元に密着したさまざまな仕掛けを盛り込む。ストアのポスターにはカメラファン、音楽ファンである地域の人々を被写体に起用し、各地でアピール。九州・福岡の地元企業とのコラボによりソニーストアのオリジナルアクセサリーを制作し、数量限定で販売する。さらに店内のハイレゾコンテンツ試聴コーナーには、九州に関連したアーティストや楽曲を集めたコーナーを展開する。
「お客様に愛されるブランドでありつづけたい」との思いを強調する河野氏、ソニーストア 福岡天神を通じて、顧客と向き合い、商品の本質価値と顧客体験価値提供を最大化していく。
記者会見には、ソニーストア 福岡天神の店長である高田氏も出席した。ソニーストア初の女性店長である。「九州旅行などを通じていつかこの地で働きたいと思っていた。ネット販売の仕事も経験した上で、1対1でお客様と対峙したい思いもあり、ぜひやりたいと志願した。お客様ひとりひとりの潜在ニーズは、見ているだけではわからない。何をなさりたいのかを引き出し、ソニー商品をどう楽しく使えるかをご提案したい」と強い意気込みを語る。「ガラス張りとした店内も明るい場所づくりにこだわった。桜の花など季節感も表現し、今後は運動会シーズンに向けた展示なども行いたい。お客様の楽しい時間をつくれる場所を提案していく」と語った。