DTS:Xについても言及
米DTSのCEOが語る今後の戦略。「VRとHeadphone:Xで究極のイマーシブを実現する」
■日本市場への期待。アニメやゲームへの積極展開も視野に
質疑応答は、DTSの日本市場への期待について締めくくられた。「日本のコンシューマーエレクトロニクス、モバイル市場の競争力は弱まっていて、魅力がなくなっているという意見がある。どのような領域に期待をしているのか」との質問に対して、カーシュナー氏は以下のような自身の考えを示した。
「変化と循環があるのは、どこの国も業界も同じです。再構築のプロセスのなかで、必ず未来へのイノベーションが見えてくるはずです。ただ、その未来には、過去と同じ規模感があるかはわかりません。我々としては、特に日本の自動車業界に対して未来を感じており、一緒にイノベーションを探求していきたいと考えております」。
「一方でAVアンプについては、市場規模は小さくても、戦略的には重要なジャンルです。ゲーム業界についても、同じ意味で重視しています。エレクトロニクス業界の再建は日本だけでなく、中国や韓国も直面している問題です。我々は各国のパートナーと共に、どのような協力ができるのか、より大きな発展に向けて探って行きたいと考えています」(カーシュナー氏)。
これを受けて黒川氏は、日本ならではのコンテンツにも着目してきたいとコメント。具体的にはアニメ、ゲームにおいてDTS技術を用いてさらなるリッチコンテンツを作れないか模索をしていくという。現状においても、邦画BDやアニメBD等でHeadphone:X収録作品が増えているという。「BDでなぜHeadphone:Xなのかという声もあるかと思いますが、とにかく試してみることが重要だと考えています。さらにはストリーミングやアプリの世界にもDTSの技術を広めていきたいです」
ラウンドテーブルの最後には、DTSの今後についてコメント。「DTSは会社として成長を続けていて、ホーム、モバイル、車載の各領域で明るい見通しが立っています。DTS:X、Headphone:Xは採用サイクルの初期段階ということもあってまだまだ成長はゆっくりとしていますが、今後3〜5年で飛躍的な伸張を見せると確信しています。作り手からのフィードバックとお客様からの評価の高さも、将来を見通す上で心強いです」(カーシュナー氏)と述べた。
質疑応答は、DTSの日本市場への期待について締めくくられた。「日本のコンシューマーエレクトロニクス、モバイル市場の競争力は弱まっていて、魅力がなくなっているという意見がある。どのような領域に期待をしているのか」との質問に対して、カーシュナー氏は以下のような自身の考えを示した。
「変化と循環があるのは、どこの国も業界も同じです。再構築のプロセスのなかで、必ず未来へのイノベーションが見えてくるはずです。ただ、その未来には、過去と同じ規模感があるかはわかりません。我々としては、特に日本の自動車業界に対して未来を感じており、一緒にイノベーションを探求していきたいと考えております」。
「一方でAVアンプについては、市場規模は小さくても、戦略的には重要なジャンルです。ゲーム業界についても、同じ意味で重視しています。エレクトロニクス業界の再建は日本だけでなく、中国や韓国も直面している問題です。我々は各国のパートナーと共に、どのような協力ができるのか、より大きな発展に向けて探って行きたいと考えています」(カーシュナー氏)。
これを受けて黒川氏は、日本ならではのコンテンツにも着目してきたいとコメント。具体的にはアニメ、ゲームにおいてDTS技術を用いてさらなるリッチコンテンツを作れないか模索をしていくという。現状においても、邦画BDやアニメBD等でHeadphone:X収録作品が増えているという。「BDでなぜHeadphone:Xなのかという声もあるかと思いますが、とにかく試してみることが重要だと考えています。さらにはストリーミングやアプリの世界にもDTSの技術を広めていきたいです」
ラウンドテーブルの最後には、DTSの今後についてコメント。「DTSは会社として成長を続けていて、ホーム、モバイル、車載の各領域で明るい見通しが立っています。DTS:X、Headphone:Xは採用サイクルの初期段階ということもあってまだまだ成長はゆっくりとしていますが、今後3〜5年で飛躍的な伸張を見せると確信しています。作り手からのフィードバックとお客様からの評価の高さも、将来を見通す上で心強いです」(カーシュナー氏)と述べた。