タッチ操作の強弱も検知するスマホなども
「ファインテック」開幕。“空中ディスプレイ”や視線感知機能付きVRヘッドセットも
フラットパネルディスプレイに関する総合展示会「ファインテック ジャパン(フラットパネルディスプレイ技術展)」が開幕した。スマートフォン等でタッチ操作の圧力の強弱も検知できるようにする技術や、VRゴーグル「Oculus rift」にアイトラッキング(視線検知)機能を加える技術など、一般コンシューマーにも関係のある分野の出展をレポートしたい。
本イベントは一般消費者は入場できない業界関係者向けのもの。ことしは昨年よりさらにBtoB色が強まった印象で、例えば有機ELでは、日本写真印刷(ニッシャ)がディスプレイの位相差フィルムとタッチセンサーを一体化することで薄型化と優れた光学特性を実現するという有機EL向けタッチセンサー「MidCell」を展示したり、ランテクニカルサービスが有機ELディスプレイ封止工程技術をアピールするなど、ディスプレイが完成する前段階での展示が中心だ。
そのニッシャは、圧力の強弱を検知できるタッチセンサー「フォースセンサー」もデモ。タッチ操作の際の圧力を多段階で検知できる同技術を搭載したスマートフォンを参考展示していた。
ユーザーの視線の動きを計測できるウェアラブルアイトラッキングシステム「Tobii グラス2」を展示しているトビー・テクノロジーは、Oculus riftにアイトラッキング機能を組み込めることをアピール。スマートグラスだけでなくVRヘッドセットでも同社技術を活用できることを紹介していた。
日本カーバイド工業は、“空中ディスプレイ”「Nikkalite」をデモ。リフレクターで映像を反射させて空中に像を映すというもので、金型作成から再帰反射シート化までを社内で一貫生産することによって高い生産効率と安定した品質を実現しているなどとアピールしていた。
サンテクノロジーは、透過型のタッチパネル液晶とスピーカーを備えた箱の内部に実際の商品を展示できる「デジタルサイネージショーケース」をデモ。映像と音楽を添えて商品展示をできることに加え、OSにAndroidを採用しているためGoogle Playからのアプリダウンロードなど多彩な利用方法が可能であることを紹介していた。
そのほかグローバルディスプレイは、船舶や屋外サイネージなどでの使用を想定した防水モニターをデモ。標準品がIP65(噴流水に対する保護)準拠であることに加え、防水上の最高等級であるIP68(水没に対する保護)にもカスタム対応できることなどを紹介していた。
本イベントは一般消費者は入場できない業界関係者向けのもの。ことしは昨年よりさらにBtoB色が強まった印象で、例えば有機ELでは、日本写真印刷(ニッシャ)がディスプレイの位相差フィルムとタッチセンサーを一体化することで薄型化と優れた光学特性を実現するという有機EL向けタッチセンサー「MidCell」を展示したり、ランテクニカルサービスが有機ELディスプレイ封止工程技術をアピールするなど、ディスプレイが完成する前段階での展示が中心だ。
そのニッシャは、圧力の強弱を検知できるタッチセンサー「フォースセンサー」もデモ。タッチ操作の際の圧力を多段階で検知できる同技術を搭載したスマートフォンを参考展示していた。
ユーザーの視線の動きを計測できるウェアラブルアイトラッキングシステム「Tobii グラス2」を展示しているトビー・テクノロジーは、Oculus riftにアイトラッキング機能を組み込めることをアピール。スマートグラスだけでなくVRヘッドセットでも同社技術を活用できることを紹介していた。
日本カーバイド工業は、“空中ディスプレイ”「Nikkalite」をデモ。リフレクターで映像を反射させて空中に像を映すというもので、金型作成から再帰反射シート化までを社内で一貫生産することによって高い生産効率と安定した品質を実現しているなどとアピールしていた。
サンテクノロジーは、透過型のタッチパネル液晶とスピーカーを備えた箱の内部に実際の商品を展示できる「デジタルサイネージショーケース」をデモ。映像と音楽を添えて商品展示をできることに加え、OSにAndroidを採用しているためGoogle Playからのアプリダウンロードなど多彩な利用方法が可能であることを紹介していた。
そのほかグローバルディスプレイは、船舶や屋外サイネージなどでの使用を想定した防水モニターをデモ。標準品がIP65(噴流水に対する保護)準拠であることに加え、防水上の最高等級であるIP68(水没に対する保護)にもカスタム対応できることなどを紹介していた。