新モデルの中で画質は最上位
ソニー、4K BRAVIA「X9300D」シリーズ。新技術「Slim Backlight Drive」で高画質化
ソニーは、4K BRAVIAの新モデル「X9300D」シリーズを5月21日に発売する。OSにはAndroid TVを採用している。
画面サイズは65型と55型の2サイズで、ともにサイドエッジ型新バックライトを搭載。バックライトは新開発の「Slim Backlight Drive」を採用している。価格と発売日は以下の通り。
・「KJ-65X9300D」¥OPEN(予想実売価格49万円前後)
・「KJ-55X9300D」¥OPEN(予想実売価格34万円前後)
これまでのX9000Cの壁掛け設置機能を引き継いだシリーズで、デザインを一新した。スリムな筐体ながら画質を高め、HDRに対応させたことも大きな特徴となる。
内蔵チューナーは地上/BS/110度CSデジタルチューナーが各2系統、スカパー! プレミアムサービスが1系統。なおアクティブ3D表示にも対応している。
そのほかNETFLIXやひかりTV 4K、4Kアクトビラ、YouTube、Huluなど各種VODサービスにも対応し、利用できる。
映像エンジンには従来と同様「X1」を搭載した。また色域については、トリルミナスディスプレイを採用。コントラストについては、これまでの「X-tended Dynamic Range」技術をベースに、ピーク輝度を高めた「X-tended Dynamic Range PRO」技術を採用した。なおパネルは120Hzの倍速駆動パネルを搭載している。またオプティコントラストパネルではない。
ピーク輝度は非公開だが、「1,000nits以上はある」(同社説明員)とのこと。また色域などを含め、UHD Allianceが策定した「ULTRA HD プレミアム」の規定はすべてクリアしているという。ただしULTRA HD プレミアムのロゴは使用しない。
■エッジ型ながらきめ細かいエリア駆動が可能
HDR映像を活かすため、ソニー独自の新技術「Slim Backlight Drive」を開発。サイドエッジ型のLEDバックライトながら、独自新技術の導光板構造により、明るさをより細かくエリアコントロールできる。
Slim Backlight Driveでは、導光板が複数枚内蔵されており、それにあわせてLEDバックライトも装備されている。1枚の導光板の場合、横軸もしくは縦軸のLEDエリア駆動しかできないが、これを複数枚にして制御をそれぞれ個別に行うことで、輝度をより細かく表現することが可能になった。
画質デモでは某社の直下型バックライトLEDテレビとの画質比較が行われ、短時間での視聴ではあったが、エッジ型とは思えないほど、黒浮きを抑えながら高輝度部分が鮮やかに表現できていた。ソニーでは「直下型イコール高画質、エッジ型はそれより劣るというイメージを覆したい」と話す。
また、2K画質を4Kにアップスケーリングした際のノイズ低減も強化。主にモスキートノイズを除去し、地デジなどの番組をよりきれいにみることが可能になった。
なお、X9300Dは「X-tended Dynamic Range PRO」と「Slim Backlight Drive」を搭載しているため、オプティコントラストパネルではないものの、単純に画質だけを比較した場合、上位機のX9350Dシリーズを上回るとソニーでは説明している。
また音質面ではソニー独自の音声信号処理技術「DSEE」を搭載した。スピーカーはトゥイーター×2個、ウーファー×2個という構成。アンプはS-Masterデジタルアンプで、S-Forceフロントサラウンドにも対応している。
入力端子はHDMI入力×4、コンポーネント入力×1、ビデオ入力×2。そのほか音声出力では、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力×1、アナログ音声出力×1を装備している。
■壁掛け設置を強く意識した薄型筐体
本体側面部は、筐体の薄さを際立たせるため、サイドにパールゴールドのラインがあしらわれている。
壁掛け設置を強く意識していることも特徴で、「壁ピタ設置」をすると壁から画面までが36.7mmというスリムな設置が行える。専用壁掛け金具も新たに開発し、横長の金具も同梱したため、設置したい場所のセンターに柱が通っていない場合でも安全に壁掛けできる。
背面まで美しくケーブルマネジメントが行えるよう、端子の配置やカバーにも工夫を施した。なお壁掛け金具は非同梱。テーブルトップスタンドはセンタータイプで、アルミ製となる。
昨年モデルに引き続きAndroid TVを採用したことも大きな特徴。Wi-Fiも内蔵している。
Android TV自体の機能はこれまでのモデルと変わっていないが、同社では視聴しているコンテンツの関連コンテンツを表示できる機能や、音声による検索機能、また「みどころピックアップ」機能など、Android TVならではの機能をアピールしていく。
リモコンは従来のように、タッチパッドを備えた音声検索機能搭載のものと、通常のリモコンの2つを同梱するのではなく、通常の赤外線リモコンに一本化。ただし音声検索機能を追加し、この部分だけはBluetoothで本体と通信する。
なおリモコンにはGoogle Play ムービー&TVボタンが追加され、一発で同機能を起ち上げられるようになった。
【問い合わせ先】
ソニー
買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
画面サイズは65型と55型の2サイズで、ともにサイドエッジ型新バックライトを搭載。バックライトは新開発の「Slim Backlight Drive」を採用している。価格と発売日は以下の通り。
・「KJ-65X9300D」¥OPEN(予想実売価格49万円前後)
・「KJ-55X9300D」¥OPEN(予想実売価格34万円前後)
これまでのX9000Cの壁掛け設置機能を引き継いだシリーズで、デザインを一新した。スリムな筐体ながら画質を高め、HDRに対応させたことも大きな特徴となる。
内蔵チューナーは地上/BS/110度CSデジタルチューナーが各2系統、スカパー! プレミアムサービスが1系統。なおアクティブ3D表示にも対応している。
そのほかNETFLIXやひかりTV 4K、4Kアクトビラ、YouTube、Huluなど各種VODサービスにも対応し、利用できる。
映像エンジンには従来と同様「X1」を搭載した。また色域については、トリルミナスディスプレイを採用。コントラストについては、これまでの「X-tended Dynamic Range」技術をベースに、ピーク輝度を高めた「X-tended Dynamic Range PRO」技術を採用した。なおパネルは120Hzの倍速駆動パネルを搭載している。またオプティコントラストパネルではない。
ピーク輝度は非公開だが、「1,000nits以上はある」(同社説明員)とのこと。また色域などを含め、UHD Allianceが策定した「ULTRA HD プレミアム」の規定はすべてクリアしているという。ただしULTRA HD プレミアムのロゴは使用しない。
■エッジ型ながらきめ細かいエリア駆動が可能
HDR映像を活かすため、ソニー独自の新技術「Slim Backlight Drive」を開発。サイドエッジ型のLEDバックライトながら、独自新技術の導光板構造により、明るさをより細かくエリアコントロールできる。
Slim Backlight Driveでは、導光板が複数枚内蔵されており、それにあわせてLEDバックライトも装備されている。1枚の導光板の場合、横軸もしくは縦軸のLEDエリア駆動しかできないが、これを複数枚にして制御をそれぞれ個別に行うことで、輝度をより細かく表現することが可能になった。
画質デモでは某社の直下型バックライトLEDテレビとの画質比較が行われ、短時間での視聴ではあったが、エッジ型とは思えないほど、黒浮きを抑えながら高輝度部分が鮮やかに表現できていた。ソニーでは「直下型イコール高画質、エッジ型はそれより劣るというイメージを覆したい」と話す。
また、2K画質を4Kにアップスケーリングした際のノイズ低減も強化。主にモスキートノイズを除去し、地デジなどの番組をよりきれいにみることが可能になった。
なお、X9300Dは「X-tended Dynamic Range PRO」と「Slim Backlight Drive」を搭載しているため、オプティコントラストパネルではないものの、単純に画質だけを比較した場合、上位機のX9350Dシリーズを上回るとソニーでは説明している。
また音質面ではソニー独自の音声信号処理技術「DSEE」を搭載した。スピーカーはトゥイーター×2個、ウーファー×2個という構成。アンプはS-Masterデジタルアンプで、S-Forceフロントサラウンドにも対応している。
入力端子はHDMI入力×4、コンポーネント入力×1、ビデオ入力×2。そのほか音声出力では、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力×1、アナログ音声出力×1を装備している。
■壁掛け設置を強く意識した薄型筐体
本体側面部は、筐体の薄さを際立たせるため、サイドにパールゴールドのラインがあしらわれている。
壁掛け設置を強く意識していることも特徴で、「壁ピタ設置」をすると壁から画面までが36.7mmというスリムな設置が行える。専用壁掛け金具も新たに開発し、横長の金具も同梱したため、設置したい場所のセンターに柱が通っていない場合でも安全に壁掛けできる。
背面まで美しくケーブルマネジメントが行えるよう、端子の配置やカバーにも工夫を施した。なお壁掛け金具は非同梱。テーブルトップスタンドはセンタータイプで、アルミ製となる。
昨年モデルに引き続きAndroid TVを採用したことも大きな特徴。Wi-Fiも内蔵している。
Android TV自体の機能はこれまでのモデルと変わっていないが、同社では視聴しているコンテンツの関連コンテンツを表示できる機能や、音声による検索機能、また「みどころピックアップ」機能など、Android TVならではの機能をアピールしていく。
リモコンは従来のように、タッチパッドを備えた音声検索機能搭載のものと、通常のリモコンの2つを同梱するのではなく、通常の赤外線リモコンに一本化。ただし音声検索機能を追加し、この部分だけはBluetoothで本体と通信する。
なおリモコンにはGoogle Play ムービー&TVボタンが追加され、一発で同機能を起ち上げられるようになった。
【問い合わせ先】
ソニー
買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
関連リンク
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSONY
- 型番KJ-65X9300D
- 発売日2016年5月21日
- 価格¥OPEN(予想実売価格49万円前後)
【SPEC】●サイズ:65型 ●チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×2 ●画素数:3,840×2,160(4K) ●スピーカー:トゥイーター×2、ウーファー×2 ●音声実用最大出力:最大30W(7.5W×4) ●接続端子:HDMI入力×4、コンポーネント入力×1、ビデオ入力×2、光デジタル音声出力×1、アナログ音声出力×1、ヘッドホン×1、USB×3、LAN×1 ●消費電力:225W(待機時0.5W) ●外形寸法:1,458W×891H×275Dmm(スタンド含む) ●質量:32.1kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSONY
- 型番KJ-55X9300D
- 発売日2016年5月21日
- 価格¥OPEN(予想実売価格34万円前後)
【SPEC】●サイズ:55型 ●チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×2 ●画素数:3,840×2,160(4K) ●スピーカー:トゥイーター×2、ウーファー×2 ●音声実用最大出力:最大30W(7.5W×4) ●接続端子:HDMI入力×4、コンポーネント入力×1、ビデオ入力×2、光デジタル音声出力×1、アナログ音声出力×1、ヘッドホン×1、USB×3、LAN×1 ●消費電力:209W(待機時0.5W) ●外形寸法:1,239W×769H×261Dmm(スタンド含む) ●質量:24.9kg(スタンド含む)