HOME > ニュース > 筐体に歌詞が表示される“IoTスピーカー”「Lyric speaker」、プレオーダー開始

価格は324,000円

筐体に歌詞が表示される“IoTスピーカー”「Lyric speaker」、プレオーダー開始

公開日 2016/06/16 17:35 編集部:伊藤 麻衣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)SIXは、筐体に歌詞が表示されるIoTスピーカー「Lyric speaker」のプレオーダーを開始した。価格は324,000円(税込)。プレオーダーは、伊勢丹 新宿店・日本橋 三越本店・銀座 三越の各店舗および三越・伊勢丹のウェブサイトで受け付けている。製品の発送は9月14日以降、順次発送予定。また、前述の3店舗において「Lyric speaker」を体験できる特設スペースを6月21日まで設置している。

Lyric speaker

本機は、音楽と同期して歌詞が表示されるスピーカーシステム。筐体に、面発光の透過スクリーンを採用。これにより、再生した楽曲の歌詞をモーショングラフィックとしてスクリーンに表示することができる。

歌詞の表示パターンは、バラードでは優しいフォントや動き、ロックでは力強く、など曲調によって変化する。対応楽曲は、非同期歌詞を含めて120万曲以上。邦楽はメジャーレーベルから発売されている楽曲を幅広く網羅、洋楽は有名曲を中心にラインナップしているという。非同期歌詞は特殊なモーションなどはなく、シンプルにスクロールする表現となる。対応楽曲については、今後 随時拡充していくとのこと。

歌詞の表示イメージ

操作は、iPhoneのAirPlayか、AndroidスマホのGoogle Cast対応アプリからWi-Fiを経由して行う。なお、Bluetoothには対応していない。

高音質を点音源で再生できるよう開発されたコアキシャルユニットと、共振や共鳴が少ないとされるアクリル板のキャビネットにより、自然な歌声の再生を実現したとする。また、ハイレゾロゴを取得しており、Androidスマホと本機純正の再生プレーヤーでGoogle Castする場合のみ、最大96kHz/24bitのハイレゾ音源が再生可能となる。

本体サイズは約520W×350H×140Dmm、質量は約11kg。

Lyric speaker公式サイトでは実際に対応している楽曲やモバイル端末を確認できる。ほかにも、本機の世界観を体験できるコンテンツを複数公開。LAのトラックメーカーFlying Lotusの『Never Catch Me ft. Kendrick Lamar』を使用したコンセプト・ビデオでは、ユーザーが再生した楽曲がどのようなモーショングラフィックでスクリーンに表示されるかをCGで表現。ほかにも水曜のカンパネラの『マリー・アントワネット』や、細野晴臣『ろっかばいまいべいびい』などをデモ曲に本機の再生体験ができるものも用意している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE