オーディオデザイン/イーケイジャパン/ジェイフォニックなど
<ポタ研>FitEar、ケーブルをグレードアップした「Parterre+」/サトレックス真鍮製イヤホン「Tubomi」
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会 2016 夏(ポタ研2016夏)」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、FitEar/サトレックス/ブリスオーディオ/オーディオデザイン/イーケイジャパン/ジェイフォニック/マス工房/The Cable M@ster/SoundPotionのブースをレポートする。
■FitEarはケーブルをグレードアップした「Parterre+」をデモ
FitEarは、既存のカスタムIEM「Parterre(パルテール)」のケーブルをグレードアップしたモデル「Parterre+(パルテール プラス)」のデモを行っている。本製品は「ポタ研2016夏」会場限定で先行販売が行われており、価格は78,000円(税抜)。カラーはブルー/レッドの2色を用意する。
ケーブルを、スタンダードモデル「Parterre」のFitEar cablr 001からFitEar cablr 007へとグレードアップ。シェルも変更され、従来モデルで使用していた小さいタイプのものと、「fitear」と同型の大きめのタイプのものから選択可能となっている。その他の仕様に変更はなく、ドライバーはBA型、プラグは3.5mmステレオミニ。
FitEar Cable 007は別売もされるため、従来モデルのユーザーもバージョンアップができるようになっている。
■サトレックスは真鍮製「Tubomi」や開放型イヤホンを展示
サトレックスのブースでは、ハイレゾ対応イヤホン「Tubomi」の真鍮製モデルや開放型イヤホン「kuroiyatsu」などを参考出展している。
新たな「Tubomi」は、コンパクトな筐体設計・日本製という従来モデルの特徴をそのままに、筐体の素材を真鍮製とし、さらなる高音質化を図ったモデル。8月頃の発売で、価格は10,000円前後とのこと。
開放型イヤホン「kuroiyatsu」は、元はイベントで景品として配布していたもの。ユーザーからの「製品化してほしい」という要望が多かったため、今回500台限定で販売するという。発売は8月、価格は1,000円前後を予定。販売は、Amazon内のサトレックス店で行われる。
そのほか、ヘッドホン「PLUM」の姉妹機に当たるという艶消しブラックモデルも参考出展されていた。こちらも8月頃の発売で、価格は12,000円(税抜)となる予定。
■ブリスオーディオでは新設計のイヤホン用リケーブルなどを披露
ブリスオーディオは、8月1日に発売予定の高機能高純度銅導体を採用した新設計のイヤホン用ハイグレードケーブル「UPG001」などを出展している。
UPG001は、現在開発中のハイエンドイヤホンケーブルOSAFUNE/SHINKAIなどのために新たに開発されたケーブルを採用。その導体には高機能高純度銅導体を使用し、導体量を従来比で1.5倍に増加しつつ線の太さは細く抑え、音質を保ちつつ取り回しの改善を実現したという。ケーブルスタビライザーは木製にすることで、振動抑制効果をもたせた。出力側のプラグは、MMCX、2PIN、FitEar、UEカスタム2PINから選択可能で、入力側は2.5mm4極、3.5mm4極、3.5mm3極から選ぶことができる(関連ニュース)。
そのほかにも、ヘッドホン用リケーブルの「STD001」やポータブル向けハイエンドミニケーブルも出展されており、すべてのケーブルを試聴できる。
リケーブルは同社直販サイトにてカスタムオーダーを受け付けており、端子の組み合わせ、ケーブルの長さを変更できるほか、ケーブルのカラーも全12色から選択可能。
■オーディオデザインは「PEHA-200」のほぼ製品版を披露
オーディオデザインでは、ポータブルDAC「PEHA-200」を参考出展している。発売は10月、価格は80,000〜100,000円になるとのことだ。
本機は2.5mm4極バランス出力に対応。ポータブルタイプながらDACチップには据え置き型に用いられる「ES9018S」を採用したことが特徴となっている。同チップは大きな電力を必要とするが、クロックを工夫することで、連続使用時間の延長を実現したという。約1.5時間で90%の充電が可能で、連続使用時間は低速クロックモード時で約12時間。
■イーケイジャパン、ポタアン「TU-HP01」「TU-HP02」など
ELEKITブランドを手掛けるイーケイジャパンのブースは、ポータブルヘッドホンアンプ「TU-HP01」「TU-HP02」や小型モジュール「PU-2111」と「PU-2112」などを展示している。
TU-HP02は、オペアンプを使わず、全て個別の半導体を使用したディスクリート構成を採用したポータブルヘッドホンアンプ。以前27,500円(税抜)で販売されていたが、価格改定により20,000円に値下げしてから、より好評を得ているという。
TU-HP01は、入力部に真空管、出力部にオペアンプを使用したハイブリット構成のポータブルヘッドホンアンプ。PU-2111 / PU-2112はフリスクケースにもおさまるコンパクトなモジュールで、PU-2111がUSB-DAC、PU-2112がデジタルアンプとなる。
■ジェイフォニック
ジェイフォニックのブースでは、プロ向けカスタムIEMや、日本人女性の小さな耳にも合うよう開発されたイヤモニ「K2」「M2」を展示している。
■マス工房
マス工房のブースでは、マイナーチェンジした「model 394」のデモを行っている。背面にバランス入力の基準レベルを切り替えるスイッチを搭載。レベルは-10dBm/+4dBmから選択可能だ。
■The Cable M@ster
The Cable M@sterのブースでは、FitEar用リケーブルを専門に製作している個人ブランドOYOYO CableとUBAR Cableが自作リケーブルのデモ・販売を行っている。
OYOYO Cableでは6N銅の銀メッキ線を使用した「ampiezza」をデモ。入力側のプラグは、3.5mm3極仕様と2.5mm4極仕様を用意している。
UBAR Cableでは、銅線に銀メッキ処理を施した純フロン線を使用したリケーブルを視聴できる。入力側のプラグは、3.5mm3極、3.5mm4極、2.5mm4極の3種類を揃える。
■SoundPotion
SoundPotionでは、回路の異なるアンプのデモを行っている。電流帰還タイプ、完全差動タイプ、上下対象差動タイプ、二段差動タイプ、アレキサンダー型電流帰還タイプの5つを聞き比べることができる。
■FitEarはケーブルをグレードアップした「Parterre+」をデモ
FitEarは、既存のカスタムIEM「Parterre(パルテール)」のケーブルをグレードアップしたモデル「Parterre+(パルテール プラス)」のデモを行っている。本製品は「ポタ研2016夏」会場限定で先行販売が行われており、価格は78,000円(税抜)。カラーはブルー/レッドの2色を用意する。
ケーブルを、スタンダードモデル「Parterre」のFitEar cablr 001からFitEar cablr 007へとグレードアップ。シェルも変更され、従来モデルで使用していた小さいタイプのものと、「fitear」と同型の大きめのタイプのものから選択可能となっている。その他の仕様に変更はなく、ドライバーはBA型、プラグは3.5mmステレオミニ。
FitEar Cable 007は別売もされるため、従来モデルのユーザーもバージョンアップができるようになっている。
■サトレックスは真鍮製「Tubomi」や開放型イヤホンを展示
サトレックスのブースでは、ハイレゾ対応イヤホン「Tubomi」の真鍮製モデルや開放型イヤホン「kuroiyatsu」などを参考出展している。
新たな「Tubomi」は、コンパクトな筐体設計・日本製という従来モデルの特徴をそのままに、筐体の素材を真鍮製とし、さらなる高音質化を図ったモデル。8月頃の発売で、価格は10,000円前後とのこと。
開放型イヤホン「kuroiyatsu」は、元はイベントで景品として配布していたもの。ユーザーからの「製品化してほしい」という要望が多かったため、今回500台限定で販売するという。発売は8月、価格は1,000円前後を予定。販売は、Amazon内のサトレックス店で行われる。
そのほか、ヘッドホン「PLUM」の姉妹機に当たるという艶消しブラックモデルも参考出展されていた。こちらも8月頃の発売で、価格は12,000円(税抜)となる予定。
■ブリスオーディオでは新設計のイヤホン用リケーブルなどを披露
ブリスオーディオは、8月1日に発売予定の高機能高純度銅導体を採用した新設計のイヤホン用ハイグレードケーブル「UPG001」などを出展している。
UPG001は、現在開発中のハイエンドイヤホンケーブルOSAFUNE/SHINKAIなどのために新たに開発されたケーブルを採用。その導体には高機能高純度銅導体を使用し、導体量を従来比で1.5倍に増加しつつ線の太さは細く抑え、音質を保ちつつ取り回しの改善を実現したという。ケーブルスタビライザーは木製にすることで、振動抑制効果をもたせた。出力側のプラグは、MMCX、2PIN、FitEar、UEカスタム2PINから選択可能で、入力側は2.5mm4極、3.5mm4極、3.5mm3極から選ぶことができる(関連ニュース)。
そのほかにも、ヘッドホン用リケーブルの「STD001」やポータブル向けハイエンドミニケーブルも出展されており、すべてのケーブルを試聴できる。
リケーブルは同社直販サイトにてカスタムオーダーを受け付けており、端子の組み合わせ、ケーブルの長さを変更できるほか、ケーブルのカラーも全12色から選択可能。
■オーディオデザインは「PEHA-200」のほぼ製品版を披露
オーディオデザインでは、ポータブルDAC「PEHA-200」を参考出展している。発売は10月、価格は80,000〜100,000円になるとのことだ。
本機は2.5mm4極バランス出力に対応。ポータブルタイプながらDACチップには据え置き型に用いられる「ES9018S」を採用したことが特徴となっている。同チップは大きな電力を必要とするが、クロックを工夫することで、連続使用時間の延長を実現したという。約1.5時間で90%の充電が可能で、連続使用時間は低速クロックモード時で約12時間。
■イーケイジャパン、ポタアン「TU-HP01」「TU-HP02」など
ELEKITブランドを手掛けるイーケイジャパンのブースは、ポータブルヘッドホンアンプ「TU-HP01」「TU-HP02」や小型モジュール「PU-2111」と「PU-2112」などを展示している。
TU-HP02は、オペアンプを使わず、全て個別の半導体を使用したディスクリート構成を採用したポータブルヘッドホンアンプ。以前27,500円(税抜)で販売されていたが、価格改定により20,000円に値下げしてから、より好評を得ているという。
TU-HP01は、入力部に真空管、出力部にオペアンプを使用したハイブリット構成のポータブルヘッドホンアンプ。PU-2111 / PU-2112はフリスクケースにもおさまるコンパクトなモジュールで、PU-2111がUSB-DAC、PU-2112がデジタルアンプとなる。
■ジェイフォニック
ジェイフォニックのブースでは、プロ向けカスタムIEMや、日本人女性の小さな耳にも合うよう開発されたイヤモニ「K2」「M2」を展示している。
■マス工房
マス工房のブースでは、マイナーチェンジした「model 394」のデモを行っている。背面にバランス入力の基準レベルを切り替えるスイッチを搭載。レベルは-10dBm/+4dBmから選択可能だ。
■The Cable M@ster
The Cable M@sterのブースでは、FitEar用リケーブルを専門に製作している個人ブランドOYOYO CableとUBAR Cableが自作リケーブルのデモ・販売を行っている。
OYOYO Cableでは6N銅の銀メッキ線を使用した「ampiezza」をデモ。入力側のプラグは、3.5mm3極仕様と2.5mm4極仕様を用意している。
UBAR Cableでは、銅線に銀メッキ処理を施した純フロン線を使用したリケーブルを視聴できる。入力側のプラグは、3.5mm3極、3.5mm4極、2.5mm4極の3種類を揃える。
■SoundPotion
SoundPotionでは、回路の異なるアンプのデモを行っている。電流帰還タイプ、完全差動タイプ、上下対象差動タイプ、二段差動タイプ、アレキサンダー型電流帰還タイプの5つを聞き比べることができる。