HOME > ニュース > 音茶楽、さらなる音質改善を施した新ハイレゾイヤホン「Flat4-粋Plus」

部品の改善で音質向上

音茶楽、さらなる音質改善を施した新ハイレゾイヤホン「Flat4-粋Plus」

公開日 2016/08/05 12:00 編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
音茶楽(株)は、同社が展開するイヤホン“Flat4シリーズ”より、既発売の「Flat4-粋」に音質改善を施したというハイレゾ対応カナル型イヤホン『Flat4-粋Plus(SUI Plus)』を8月10日から発売する。価格はオープンだが、35,100円前後での実売を想定している。

「Flat4-粋Plus(SUI Plus)」

本機は、従来モデル「Flat4-粋」をベースに使用部品を改善し、音質向上を図った新モデル。シリーズの中でも穏やかでバランスの取れた音を再現するとしている。

音響回路には、外耳道を塞ぐことで生じる共振を押させて中高音域を改善するという、位相補正チューブを用いたツインイコライズドエレメント方式を採用。位相補正チューブに制振効果の高い弐型塗装仕上げを施し、高音域のピークを抑制してより細かい余韻まで再現可能にしたという。

エレメントには“010e002型”を採用。プレート及びヨークに銅メッキを施し、電磁歪を抑えて音質の改善を図っている。従来モデルと同様に、対向エレメント配置により振動系の反作用による機械振動をキャンセルすることで深低音を実現し、ツインエレメント並列駆動により低音~中音域の音圧感度を向上するとのこと。

ケーブルには左右のグランドが独立した4芯構成を採用。左右チャンネルのグランドを分離する事でセパレーションを向上させたとしている。長さは1.2m、プラグは3.5mm金メッキステレオミニを装備する。

左右のグランドが独立した4芯構成を採用

10mm径のダイナミック型ドライバーを片chあたり2基ずつ搭載。その他、タンジェンシャルレス振動板やボイスコイルに特殊CCAW線を採用するなど、従来モデル同様、カナル型イヤホンでありながらオープンエア型の音の拡がりを実現するとしている。

再生周波数帯域は3.5Hz~45kHz、インピーダンスは18Ω、出力音圧レベルは104dBSPL/mWとなる。

付属品には、シリコン製イヤーチップ(S/M/L)とコンプライフォームイヤーチップ(M/L)、L型接続コードや収納缶ケースなどが同梱される。質量は約18g。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックやデータを見る
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります