エディオンとFEPが連携して開発
昭和にタイムスリップ? レトロな “家具調液晶テレビ”「EREO」の実物を見た
9月初旬に発売される、FEPの “家具調液晶テレビ” 「EREO」。エディオンネットショップでの限定販売となっており、価格は89,900円(税込)だが、8月31日までに予約すると1万円引きとなる特典も用意されている。
本機は昭和を思い起こさせるレトロな外観が印象的だ。本日、その実物を確かめることができた。
最大の特徴は、岐阜県の飛騨地方で職人の手により製造されたという木製キャビネットを採用し、懐かしさを感じさせるデザインを採用していること。
この特徴的な外観は、エディオンとFEPが、液晶テレビについて話し合っている際、「ふつうのテレビじゃ面白くない」という両社の共通認識から生まれた。FEPから出されたレトロな家具調液晶テレビというアイデアに両社が「いけそうだ」と意気投合。その後、製品化のため両社が緊密に連携し、細かなデザインや仕様などについて意見を戦わせながら完成させた。
実物を見ると、40代の筆者は「ああ、子供の頃のテレビはこんな感じだったなあ…」と昔の記憶が呼び覚まされた。亡き祖母を思い出し、なんだか切ない気分にもなってしまった。
ディテールへのこだわりもかなりのもの。VHFとUHFを別々に回すダイヤルまで精密に再現していることには驚いた。ただしこのダイヤル、回すことはできない。ギミックでもよいから回せるようにしてくれたらもっとよかった。
だが、このリモコン部には仕掛けがある。ダイヤルの上のあたりを押すと、マグネット式のラッチによってダイヤル部全体が前面に飛び出てきて、中にリモコンを入れられる仕様となっているのだ。付属のリモコンのほか、もう一つリモコンを収納可能という。
そのほかにも収納は数多く用意されている。右側面には大きめの引き出しが備え付けられ、A4サイズの雑誌も入れておくことができる。
画面下の、横に何本かスリットが入っている部分も、マグネット式のラッチで固定されており、上部を押すと戸が前に倒れてくる。
さらにその下は完全に空洞になっており、フルサイズのレコーダーもなんなく収納できるだろう。
本機は、岐阜県の飛騨地方の職人の手で作られるのだが、たとえば天板は一枚板になっており、ほかの部分の造りもしっかりしている。
なお品質や安全性についても、エディオンの商品テスト研究所で、耐熱や耐荷重、落下試験などを1ヶ月にわたってテストし、すべてクリア。自信を持って販売できると胸を張った。
20代の女性編集部員・川田も同席したのだが、こちらはさすがに、このデザインに対してノスタルジーは覚えないようだった。とはいえ「女性に受けそうな可愛らしさを感じるし、デザイン家具にテレビも付いてくると考えれば、それほど高いとも思わない」と好感触の様子だった。
率直に言って、本機は画質や音質を評価するような性質の商品ではない。だが、そのアイデアの斬新さと、しっかりとした作りには魅力を感じた。父母や祖父母へのプレゼントにも良いかもしれない。
本機は昭和を思い起こさせるレトロな外観が印象的だ。本日、その実物を確かめることができた。
最大の特徴は、岐阜県の飛騨地方で職人の手により製造されたという木製キャビネットを採用し、懐かしさを感じさせるデザインを採用していること。
この特徴的な外観は、エディオンとFEPが、液晶テレビについて話し合っている際、「ふつうのテレビじゃ面白くない」という両社の共通認識から生まれた。FEPから出されたレトロな家具調液晶テレビというアイデアに両社が「いけそうだ」と意気投合。その後、製品化のため両社が緊密に連携し、細かなデザインや仕様などについて意見を戦わせながら完成させた。
実物を見ると、40代の筆者は「ああ、子供の頃のテレビはこんな感じだったなあ…」と昔の記憶が呼び覚まされた。亡き祖母を思い出し、なんだか切ない気分にもなってしまった。
ディテールへのこだわりもかなりのもの。VHFとUHFを別々に回すダイヤルまで精密に再現していることには驚いた。ただしこのダイヤル、回すことはできない。ギミックでもよいから回せるようにしてくれたらもっとよかった。
だが、このリモコン部には仕掛けがある。ダイヤルの上のあたりを押すと、マグネット式のラッチによってダイヤル部全体が前面に飛び出てきて、中にリモコンを入れられる仕様となっているのだ。付属のリモコンのほか、もう一つリモコンを収納可能という。
そのほかにも収納は数多く用意されている。右側面には大きめの引き出しが備え付けられ、A4サイズの雑誌も入れておくことができる。
画面下の、横に何本かスリットが入っている部分も、マグネット式のラッチで固定されており、上部を押すと戸が前に倒れてくる。
さらにその下は完全に空洞になっており、フルサイズのレコーダーもなんなく収納できるだろう。
本機は、岐阜県の飛騨地方の職人の手で作られるのだが、たとえば天板は一枚板になっており、ほかの部分の造りもしっかりしている。
なお品質や安全性についても、エディオンの商品テスト研究所で、耐熱や耐荷重、落下試験などを1ヶ月にわたってテストし、すべてクリア。自信を持って販売できると胸を張った。
20代の女性編集部員・川田も同席したのだが、こちらはさすがに、このデザインに対してノスタルジーは覚えないようだった。とはいえ「女性に受けそうな可愛らしさを感じるし、デザイン家具にテレビも付いてくると考えれば、それほど高いとも思わない」と好感触の様子だった。
率直に言って、本機は画質や音質を評価するような性質の商品ではない。だが、そのアイデアの斬新さと、しっかりとした作りには魅力を感じた。父母や祖父母へのプレゼントにも良いかもしれない。