AK380/AK320/AK300/AK70の4機種が「aptX HD」をサポート。TIDALにも対応

アユートは、Astell & Kernの「AK380/AK320/AK300/AK70」4機種のファームウェア最新版をOTAで公開した。

AK380はバージョン1.40、AK320とAK300はバージョン1.20、AK70はバージョン1.30の配信を開始した。

新ファームウェアでは、Bluetoothのコーデック「aptX HD」をサポートする。また、新たに音楽ストリーミングサービス「TIDAL」に対応する。

aptX HDは、従来のaptXをアップグレードした高音質コーデックだ。aptXは48kHz/16bitのBluetooth伝送が可能だったが、aptX HDでは最大48kHz/24bitまでに対応する。ビットレートはこれまでのSBCなどの最大328kbpsを上回る、最大576kbpsとなる。

本日発表されたオーディオテクニカのBluetoothヘッドホン「ATH-DSR9BT」（関連ニュース）やLGのイヤホン「HBS-1100」（レビュー記事）、さらにAstell & Kernとソフトバンクが共同開発したワイヤレスポータブルアンプ「XHA-9000」（関連ニュース）などがaptX HDをサポートしている。

TIDALは定額制でロスレス音声の楽曲が聴き放題となるストリーミングサービス。日本ではサービスインしていないため、アユートでは「ご自身の責任にてご使用ください」としている。

そのほかAK300シリーズは、 LPレコードなどを録音する際のファイル分割機能を追加する。

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