ソニー、スーパー35mm CMOS搭載の4Kカム上位機「FS7 II」。電子式可変NDフィルター内蔵

ソニーは、4K Exmor スーパー35 mm CMOS イメージセンサーを搭載し、XAVC 4Kでの本体記録に対応するカムコーダー「FS7 II」を2017年1月10日に発売する。ボディ単体では120万円（税抜）、ズームレンズキットは158万円（税抜）。

映像制作現場で採用されている「PXW-FS7」（関連ニュース）の上位機種。総画素数約1160万画素、有効画素数約880万画素の4K Exmor スーパー35mm CMOS イメージセンサーを搭載し、4K/60p動画記録に対応。フォーマットもXAVCやMEPG422、ProResなどに対応する。

ソニー独自開発の電子式可変NDフィルターにより、絞りを固定し被写界深度を一定にしたまま露出調整が可能なため、映像のぼけ味を自由に表現できるとのこと。

レンズを回転せずに着脱できる新開発レバーロックタイプのEマウントを搭載。カメラにリグを装着した状態でのレンズ交換がしやすくなった。また撮影操作部のグリップアームが工具なしで伸縮できるようになるなど、機能や使い勝手を向上させた。

ズームレンズキットには、ズームリング／フォーカスリング／絞りリングを備えた「E PZ 18-110mm F4 G OSS」（SELP18110G）を同梱。広角から望遠まで6.1倍の広い焦点域を1本でカバーできるとしている。また、ソニー独自のSMO（SmoothMotion Optics）機構を採用。フォーカス時の画角変動やズーム時の軸ずれ／フォーカスずれを最小限に抑えるとのことだ。

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