欧州で9月に発売予定
<HIGH END>テクニクス、ハイレゾ対応の一体型オーディオシステム「OTTAVA f(フォルテ)」
独ミュンヘンにて、世界最大規模のオーディオショウ「High End」が現地時間18日に開幕。Technicsは、一体型オーディオシステム“OTTAVA f(フォルテ)”「SC-C70」を参考出展した。欧州では9月頃の発売を予定しており、価格は1,000ユーロ以下を目指すとのこと。
本機はJENO EngineをはじめとするTechnicsの技術を投入した2.1ch 一体型オーディオシステム。今回は外観イメージが出展された。日本への導入は現時点で検討中とのことだった。会場ではTechnicsを手がけるパナソニック(株)の井谷哲也氏、奥田忠義氏が詳細を解説してくれた。
本体天板部にはOTTAVA「SC-C500」と同様の、ガラスカバーによるCDドライブを搭載。CD再生に加えて、Wi-FiによるDLNAやAirPlay再生、SpotifyやTIDALなどの音楽ストリーミング、USB-A端子によるストレージ再生、Bluetooth、FMチューナー/DABチューナーと多様な入力ソースに対応。アナログ入力や光デジタル入力も搭載予定だという。
TechnicsのHi-Fiアンプで採用されているフルデジタルアンプ「JENO Engine」を搭載。スピーカーのインピーダンスに適応する独自技術「LAPC」にも対応する。なお本機の場合は、3基のJENO Engineを直列配置することで、その性能をさらに引き出しているという。アンプ出力は総合100W。
スピーカーは2.1ch構成で、本体前面にトゥイーター2基とミッドレンジ2基、本体底面に下に向けてウーファーを1基搭載。トゥイーターは50kHzまでの再生に対応する。一体型システムながら広大な音場を実現するために、トゥイーターの前面には音を拡散させるサウンドレンズ(ディフューザー)を搭載。センターから離れたリスニングポジションでも音像のバランスが崩れないようにしている。
また、独自の音場補正技術「Space Tune」機能も搭載。iPhoneなどiOS端末のマイクと「Technics Music App」アプリを使ってルームアコースティックを計測し、リスニングポイントにおける最適なサウンドを実現する。Space Tuneはプリセットも用意されており、iOS端末を使わなくても、「部屋の中央」「壁際」「部屋の角」の3点から選択することができる。
iOS端末のみ対応している理由については、「Androidは端末ごとにマイクの特性が異なるので実現が難しいため」で、Androidへの対応も検討しているという。ちなみに「Technics Music App」は既存のTechnics製品のコントロールアプリだが、ここから本機の音場補正機能も操作できるようにする予定という。なお、現状ではSpace TuneはSC-C70のみの機能となる。
天板はアルミ製。電源とボリュームはフィジカルのボタンを用意。それ以外の再生・曲送り・曲戻しなどのボタンはタッチスイッチになっている。ちなみにアルミパネルでタッチスイッチを実現しているオーディオ製品は、他社でも数少ないという。
ウーファーは筐体下部に下向きに搭載されているが、その上にCDドライブが位置するため、ウーファーの振動の影響を排除するためにCDドライブ下には特殊な振動吸収マテリアルを配置している。
ブース情報などは追って追加する。
本機はJENO EngineをはじめとするTechnicsの技術を投入した2.1ch 一体型オーディオシステム。今回は外観イメージが出展された。日本への導入は現時点で検討中とのことだった。会場ではTechnicsを手がけるパナソニック(株)の井谷哲也氏、奥田忠義氏が詳細を解説してくれた。
本体天板部にはOTTAVA「SC-C500」と同様の、ガラスカバーによるCDドライブを搭載。CD再生に加えて、Wi-FiによるDLNAやAirPlay再生、SpotifyやTIDALなどの音楽ストリーミング、USB-A端子によるストレージ再生、Bluetooth、FMチューナー/DABチューナーと多様な入力ソースに対応。アナログ入力や光デジタル入力も搭載予定だという。
TechnicsのHi-Fiアンプで採用されているフルデジタルアンプ「JENO Engine」を搭載。スピーカーのインピーダンスに適応する独自技術「LAPC」にも対応する。なお本機の場合は、3基のJENO Engineを直列配置することで、その性能をさらに引き出しているという。アンプ出力は総合100W。
スピーカーは2.1ch構成で、本体前面にトゥイーター2基とミッドレンジ2基、本体底面に下に向けてウーファーを1基搭載。トゥイーターは50kHzまでの再生に対応する。一体型システムながら広大な音場を実現するために、トゥイーターの前面には音を拡散させるサウンドレンズ(ディフューザー)を搭載。センターから離れたリスニングポジションでも音像のバランスが崩れないようにしている。
また、独自の音場補正技術「Space Tune」機能も搭載。iPhoneなどiOS端末のマイクと「Technics Music App」アプリを使ってルームアコースティックを計測し、リスニングポイントにおける最適なサウンドを実現する。Space Tuneはプリセットも用意されており、iOS端末を使わなくても、「部屋の中央」「壁際」「部屋の角」の3点から選択することができる。
iOS端末のみ対応している理由については、「Androidは端末ごとにマイクの特性が異なるので実現が難しいため」で、Androidへの対応も検討しているという。ちなみに「Technics Music App」は既存のTechnics製品のコントロールアプリだが、ここから本機の音場補正機能も操作できるようにする予定という。なお、現状ではSpace TuneはSC-C70のみの機能となる。
天板はアルミ製。電源とボリュームはフィジカルのボタンを用意。それ以外の再生・曲送り・曲戻しなどのボタンはタッチスイッチになっている。ちなみにアルミパネルでタッチスイッチを実現しているオーディオ製品は、他社でも数少ないという。
ウーファーは筐体下部に下向きに搭載されているが、その上にCDドライブが位置するため、ウーファーの振動の影響を排除するためにCDドライブ下には特殊な振動吸収マテリアルを配置している。
ブース情報などは追って追加する。