エレクトリ、SPL“500シリーズ”にPhonitor Matrix搭載ヘッドホンアンプ「HPm」

（株）エレクトリは、同社が取り扱うSPL社のヘッドホンアンプ「HPm」を発売開始した。価格は59,500円（税抜）。

「HPm」は、500シリーズ・ラックモジュールでSPL Phonitor Matrixを実現したヘッドホン・モニタリング・アンプ。

上位機「Phonitor」から派生した「Phonitor Matrix」を搭載。両耳間のレベル差を調整するCrossfeedと、両耳間の時間差を調整するSpeaker Angle、ファントムセンター信号の再生強度を調整するCenter Levelの3つのパラメーターを調整することで、ヘッドホンでもスピーカーのようなリスニング体験を可能にしたという。

その他コントロール面では、位相反転φスイッチ、オーディ入力切替スイッチ（ステレオ／モノ／ミュートを選択可能）を装備する。

ヘッドホン端子は2系統備え、バランス出力に対応。それぞれに独立したアンプを搭載する。

入力信号は500シリーズラックの出力に送られる仕様のため、DAWとモニターコントローラの間に簡単に本機を接続することができる。

周波数特性は10Hz〜100kHz、THD&Nは0.0024%、入力インピーダンスはca.10 kΩ、最大入力レベルは+21dBで、最大出力レベルは+18dBu@600Ω、+15dBu@300Ω、+5dBu@32Ω。質量は0.8kg。

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（株）エレクトリ
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