液晶に対する優位性アピール
LG、世界初の8K/88型有機ELディスプレイを開発、CESで公開へ
韓LGディスプレイは、8K解像度(7,680×4,320)の88型有機ELディスプレイを開発したと発表した。1月9日から米ラスベガスで行われる「2018 International CES」でも展示する。
LGディスプレイは、日本メーカーを含む様々なテレビセットメーカーに有機ELディスプレイデバイスを供給している。現在販売されているテレビセットに使われているデバイスは最大77インチで、4K(3,840×2,160)解像度となっている。
一方、日本では今年12月1日に「新4K8K衛星放送」が始まる。これをにらみ、すでにシャープが8K液晶テレビ「LC-70X500」を100万円前後で販売している。
LGディスプレイでは、液晶ディスプレイで8Kを実現する際には開口率が下がり、輝度を高めることが難しくなると説明。このためバックライトの光量を高める必要があるとしている。
その上で、自発光デバイスの有機ELであれば、輝度を維持したまま高画素化が行え、スリムなデザインも維持できると、その優位性をアピールしている。
同時に、有機ELがピクセル単位で発光を制御できる利点についても改めて強調。黒い部分では発光を行わないため、真の黒を表現できるほか、視野角の広さ、色域の広さでも優位性があると述べている。
LGディスプレイは、日本メーカーを含む様々なテレビセットメーカーに有機ELディスプレイデバイスを供給している。現在販売されているテレビセットに使われているデバイスは最大77インチで、4K(3,840×2,160)解像度となっている。
一方、日本では今年12月1日に「新4K8K衛星放送」が始まる。これをにらみ、すでにシャープが8K液晶テレビ「LC-70X500」を100万円前後で販売している。
LGディスプレイでは、液晶ディスプレイで8Kを実現する際には開口率が下がり、輝度を高めることが難しくなると説明。このためバックライトの光量を高める必要があるとしている。
その上で、自発光デバイスの有機ELであれば、輝度を維持したまま高画素化が行え、スリムなデザインも維持できると、その優位性をアピールしている。
同時に、有機ELがピクセル単位で発光を制御できる利点についても改めて強調。黒い部分では発光を行わないため、真の黒を表現できるほか、視野角の広さ、色域の広さでも優位性があると述べている。