商品開発最高責任者が今後の展開をコメント
<CES>Shure、USB-Cリケーブルなどさっそく披露。新イヤホンは「春には発表できると思う」
米ラスベガスにて開催中の「2018 International CES」。Shureは、事前イベント「CES Unveiled」にて発表された、USB Type-C - MMCXリケーブル「RMCE-USB」、iOS/Android切替スイッチを装備した3.5mmアナログ端子 - MMCXリケーブル「RMCE-UNI」(関連ニュース)をはじめ、イヤホン“SEシリーズ”や“MOTIVシリーズ”のマイクなど展示製品のラインナップを絞り、様々なシーンに合わせたShure製品の魅力をアピールすべく、ワークスペースや電車のホームなどをイメージしたブース展開を行っている。
リケーブル製品ではライトニング対応モデル「RMCE-LTG」の人気も高く、スマートフォンでも良い音で聴きたいというニーズがあると考え、Google PixelといったAndroidスマートフォンやMac含むPCなど、今後増えると考えられるUSB Type-C採用の製品に対応する「RMCE-USB」の発売に至ったとのこと。また「RMCE-UNI」では、切り替えスイッチの搭載によりiOS/Android両デバイスの操作に対応するという。
また、昨年発売となったShure初のBluetoothイヤホン「SE215 Wireless」「SE112 Wireless」については、「より多くの新しいユーザーにも、手軽に楽しめるBluetoothモデルをアピールしていきたい」と各スペースに展示していた。
MOTIVシリーズのマイクはミュージシャンだけでなく、YouTuberのような動画配信を行うユーザーや、記者がインタビュー取材時に使用するなど、様々な用途において手軽に高品質な録音ができるマイクとして人気の製品。特に、Lightning接続対応の「MV88」は人気が高く、専用の操作アプリ「ShurePlus MOTIV」を用いることで細かな設定がしやすい点が特徴(製品レビュー)。
ブースでは、アメリカではすでに提供が開始されているという「ShurePlus MOTIV」のビデオ版を試すことができた。本アプリではハイレゾ品質での録音機能に加えて、4K解像度の撮影も可能。これにより撮影しながら画面上でゲイン調整などの録音設定も可能となり、高画質かつ高品質な動画が一つのアプリで作成できるようになる。また日本では展開されていないが、近日リリース予定とのこと。
SEシリーズイヤホンではパッケージがリニューアル。SE425/535/846の3機種はアナログケーブルに加えてBluetooth対応MMCXケーブルも同梱される。なお、プロ向けに販売する製品にはケーブルは同梱しないとのこと。Shureとしてはこれまでもクリア筐体のイヤホンをプロ向け、それ以外のカラーをコンシューマー向けと考えており、パッケージ変更はそうしたSEシリーズの再定義も図っているという。
取材時には、米Shure本社の商品開発最高責任者のマット・エングストローム氏に話を伺うことができた。「Shureは業務用音響機器メーカーであり、プロがステージでも使用できる品質の製品を作ってきた。また元々BtoBビジネスをメインとしており、一般向けのPR活動をあまり行ってこなかった。Bluetoothイヤホンはそうした設計思想とはまた違った方向の、一般コンシューマー向けに特化した製品であり、開発は大きな決断であった」という。
一方、市場ではプロ仕様と同じ高品質で音楽を聴きたいというニーズも多くなっており、また様々な製品開発において技術も向上したことで、ShureクオリティーでBluetooth製品が作れる状況になっていることを挙げ、「今後はワイヤレス製品を起点としてさらにコンシューマー向けにも広くアピールしていきたい」と語った。
今後新製品の予定を伺うと、「イヤホン製品で、ハイエンドモデルと、一般コンシューマー向けの使い勝手がよい良いモデルを考えている。2018年春には発表できると思う」とのこと。SEシリーズもすでに発売から7、8年経っているモデルが多いが、人気も高く、売り上げも上がり続けているという。同社は「良いものを長く販売していきながら、新しい製品についても時間をかけて開発していきたい」とした。
リケーブル製品ではライトニング対応モデル「RMCE-LTG」の人気も高く、スマートフォンでも良い音で聴きたいというニーズがあると考え、Google PixelといったAndroidスマートフォンやMac含むPCなど、今後増えると考えられるUSB Type-C採用の製品に対応する「RMCE-USB」の発売に至ったとのこと。また「RMCE-UNI」では、切り替えスイッチの搭載によりiOS/Android両デバイスの操作に対応するという。
また、昨年発売となったShure初のBluetoothイヤホン「SE215 Wireless」「SE112 Wireless」については、「より多くの新しいユーザーにも、手軽に楽しめるBluetoothモデルをアピールしていきたい」と各スペースに展示していた。
MOTIVシリーズのマイクはミュージシャンだけでなく、YouTuberのような動画配信を行うユーザーや、記者がインタビュー取材時に使用するなど、様々な用途において手軽に高品質な録音ができるマイクとして人気の製品。特に、Lightning接続対応の「MV88」は人気が高く、専用の操作アプリ「ShurePlus MOTIV」を用いることで細かな設定がしやすい点が特徴(製品レビュー)。
ブースでは、アメリカではすでに提供が開始されているという「ShurePlus MOTIV」のビデオ版を試すことができた。本アプリではハイレゾ品質での録音機能に加えて、4K解像度の撮影も可能。これにより撮影しながら画面上でゲイン調整などの録音設定も可能となり、高画質かつ高品質な動画が一つのアプリで作成できるようになる。また日本では展開されていないが、近日リリース予定とのこと。
SEシリーズイヤホンではパッケージがリニューアル。SE425/535/846の3機種はアナログケーブルに加えてBluetooth対応MMCXケーブルも同梱される。なお、プロ向けに販売する製品にはケーブルは同梱しないとのこと。Shureとしてはこれまでもクリア筐体のイヤホンをプロ向け、それ以外のカラーをコンシューマー向けと考えており、パッケージ変更はそうしたSEシリーズの再定義も図っているという。
取材時には、米Shure本社の商品開発最高責任者のマット・エングストローム氏に話を伺うことができた。「Shureは業務用音響機器メーカーであり、プロがステージでも使用できる品質の製品を作ってきた。また元々BtoBビジネスをメインとしており、一般向けのPR活動をあまり行ってこなかった。Bluetoothイヤホンはそうした設計思想とはまた違った方向の、一般コンシューマー向けに特化した製品であり、開発は大きな決断であった」という。
一方、市場ではプロ仕様と同じ高品質で音楽を聴きたいというニーズも多くなっており、また様々な製品開発において技術も向上したことで、ShureクオリティーでBluetooth製品が作れる状況になっていることを挙げ、「今後はワイヤレス製品を起点としてさらにコンシューマー向けにも広くアピールしていきたい」と語った。
今後新製品の予定を伺うと、「イヤホン製品で、ハイエンドモデルと、一般コンシューマー向けの使い勝手がよい良いモデルを考えている。2018年春には発表できると思う」とのこと。SEシリーズもすでに発売から7、8年経っているモデルが多いが、人気も高く、売り上げも上がり続けているという。同社は「良いものを長く販売していきながら、新しい製品についても時間をかけて開発していきたい」とした。