BリーグはB1を中心に配信
DAZN、巨人を除くプロ野球11球団の試合を生中継。2018年からの新コンテンツ発表
スポーツ特化型映像配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」は、2018年から新たにプロ野球とバスケットボールB.LEAGUEの配信を行うことを発表。巨人を除くプロ野球セ・パ11球団の試合を2月24日(土)のオープン戦から配信開始することなどを発表した。なお、コンテンツを追加してもDAZNの利用料金値上げは行わない。通常料金は1,750円、ドコモユーザーおよびスポナビライブユーザーには980円(いずれも税抜)ですべてのスポーツを見放題で提供する。
■プロ野球11球団の試合がDAZNで視聴可能に
スポナビライブから引き継ぐコンテンツの詳細が明らかになった格好(関連ニュース)。プロ野球では以前から広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズの試合を中継していたが、そのほかの球団の中継権利をスポナビライブから引き継ぎ、巨人を除く11球団の主催試合がDAZNで生中継配信および見逃し配信されることとなった。
また、B.LEAGUEはB1リーグを中心に配信予定。そのほか、サッカーではプレミアリーグ、およびラ・リーガの毎節全試合を、2020-2021シーズンまでの3年間、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップを独占放映することも決定している。また、従来から引き続き明治安田生命JリーグやバレーボールVリーグ、メジャーリーグ、格闘技なども配信する。ただし、これまで配信してきたブンデスリーガは配信終了となる。
なお、プロ野球の公式戦は中日ドラゴンズのみ「主催の主要試合」を配信という形。そのほかの10球団は公式戦主催全試合を配信する。ただし広島カープは従来から引き続き広島県内ではライブ配信は視聴できない。また、各球団ともオープン戦は一部の試合の配信となる。
そして前述のように野球では米国メジャーリーグも引き続き配信。2018年は大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルス、ダルビッシュ有選手がいるシカゴ・カブス、田中将大選手が所属するニューヨーク・ヤンキースなどを中心に配信していくという。
なお、生中継終了後の見逃し配信提供期間は未定。現在DAZNではほとんどの競技の見逃し配信期間は1週間となっているが(※Jリーグのみ1ヶ月間)、「今回新しいコンテンツが加わったことを契機に、見直しを検討したい」(ジェームズ・ラシュトンCEO)とした。
また、ジェームズCEOは過日に発表したダウンロード視聴などの新機能追加(詳細記事)について「今年後半からの提供になるかと思う」ともコメント。そのほか、「Jリーグと違って各球団ごとに交渉しなければいけないため難しいが、複数の試合を一度にまとめてチェックできる『Jリーグゾーン』のような番組をプロ野球でもやってみたい思いはある。もう少し時間をかけて、契約についての話も詰めていきたい」などとも述べた。
加えてメディアからは、スポナビライブからのコンテンツ継承でソフトバンクとの関係性を持ったことを受け「DAZN for docomo」同様の割引サービスを行う可能性を問われたが、「ドコモとは、モバイルワイヤレスパートナーとして独占でのパートナーシップであり、今後もよい関係を続けていく」と説明。「今回はスポナビライブがサービス終了を決定したので、我々がそのコンテンツを引き継ぐというシンプルな形だ」とした。
■「プロ野球の追加でDAZNのコンテンツミックスが完璧に」
ジェームズCEOはプロ野球が配信コンテンツに加わったことを受け「これだけ多くのプロ野球を見られるのはDAZNだけだ。DAZNは『野球の本拠地』だ」とアピール。「これまで通りファンを第一に考える姿勢を変えず、日本の野球ファンのために活動していく」と語った。
そして「野球とJリーグの開幕が迫っているこの時期は、DAZNが“時代を変える”のにふさわしいタイミング」と、昨日発表したキャンペーンワードにかけてコメント。「プロ野球の追加によって、DAZN全体のコンテンツミックスが完璧になった。これにより、DAZNが真のスポーツの本拠地になれる」と述べ、「しかしまだまだ止まらない。長期にわたって日本のスポーツへの投資を続けていく」とした。
なお、キャンペーンでの「#時代を変えろ」というキーワードについて、DAZNマーケティング・パートナーシップ バイスプレジデントの大崎貴之氏は「DAZNがスポーツの見方、接し方を変えていくことで時代を変えるというコンセプトだ」と説明。
同キャンペーンでは3種類のテレビCMを展開していくが、まだ内容が明かされていない第3弾は、新たなDAZNアンバサダーとなった西川遥輝選手や山崎康選手が登場する、プロ野球のイメージが濃いものになる予定なのだという。
■プロ野球OBの小宮山悟さんと多村仁志さんも登場
発表会にはプロ野球界のOBである小宮山悟さん、多村仁志さんも登場。「馬術など自分には馴染みの少ないスポーツも見られるのに驚いた。野球以外のスポーツにも興味を持たせてもらえるのは面白い」(多村さん)など、DAZNについて語り合った。
こうした点については小宮山さんも、Jリーグの理事を務めたり同級生にラグビーチームの監督をしている人物がいたりする自身の経験から「自分がプレーしている以外の競技に触れる機会は重要だと感じていた」とコメント。「そうした点でDAZNはありがたい存在」だと述べた。
また、小宮山さんはDAZNで日常的にスポーツに触れられる環境が整うことで、「スタジアムに足を運ぶ人も増えるのではないか」とコメント。「スポーツにまったく触れたことがない人がいなくなる世の中になってくれればと願っている」と語った。
■プロ野球11球団の試合がDAZNで視聴可能に
スポナビライブから引き継ぐコンテンツの詳細が明らかになった格好(関連ニュース)。プロ野球では以前から広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズの試合を中継していたが、そのほかの球団の中継権利をスポナビライブから引き継ぎ、巨人を除く11球団の主催試合がDAZNで生中継配信および見逃し配信されることとなった。
また、B.LEAGUEはB1リーグを中心に配信予定。そのほか、サッカーではプレミアリーグ、およびラ・リーガの毎節全試合を、2020-2021シーズンまでの3年間、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップを独占放映することも決定している。また、従来から引き続き明治安田生命JリーグやバレーボールVリーグ、メジャーリーグ、格闘技なども配信する。ただし、これまで配信してきたブンデスリーガは配信終了となる。
なお、プロ野球の公式戦は中日ドラゴンズのみ「主催の主要試合」を配信という形。そのほかの10球団は公式戦主催全試合を配信する。ただし広島カープは従来から引き続き広島県内ではライブ配信は視聴できない。また、各球団ともオープン戦は一部の試合の配信となる。
そして前述のように野球では米国メジャーリーグも引き続き配信。2018年は大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルス、ダルビッシュ有選手がいるシカゴ・カブス、田中将大選手が所属するニューヨーク・ヤンキースなどを中心に配信していくという。
なお、生中継終了後の見逃し配信提供期間は未定。現在DAZNではほとんどの競技の見逃し配信期間は1週間となっているが(※Jリーグのみ1ヶ月間)、「今回新しいコンテンツが加わったことを契機に、見直しを検討したい」(ジェームズ・ラシュトンCEO)とした。
また、ジェームズCEOは過日に発表したダウンロード視聴などの新機能追加(詳細記事)について「今年後半からの提供になるかと思う」ともコメント。そのほか、「Jリーグと違って各球団ごとに交渉しなければいけないため難しいが、複数の試合を一度にまとめてチェックできる『Jリーグゾーン』のような番組をプロ野球でもやってみたい思いはある。もう少し時間をかけて、契約についての話も詰めていきたい」などとも述べた。
加えてメディアからは、スポナビライブからのコンテンツ継承でソフトバンクとの関係性を持ったことを受け「DAZN for docomo」同様の割引サービスを行う可能性を問われたが、「ドコモとは、モバイルワイヤレスパートナーとして独占でのパートナーシップであり、今後もよい関係を続けていく」と説明。「今回はスポナビライブがサービス終了を決定したので、我々がそのコンテンツを引き継ぐというシンプルな形だ」とした。
■「プロ野球の追加でDAZNのコンテンツミックスが完璧に」
ジェームズCEOはプロ野球が配信コンテンツに加わったことを受け「これだけ多くのプロ野球を見られるのはDAZNだけだ。DAZNは『野球の本拠地』だ」とアピール。「これまで通りファンを第一に考える姿勢を変えず、日本の野球ファンのために活動していく」と語った。
そして「野球とJリーグの開幕が迫っているこの時期は、DAZNが“時代を変える”のにふさわしいタイミング」と、昨日発表したキャンペーンワードにかけてコメント。「プロ野球の追加によって、DAZN全体のコンテンツミックスが完璧になった。これにより、DAZNが真のスポーツの本拠地になれる」と述べ、「しかしまだまだ止まらない。長期にわたって日本のスポーツへの投資を続けていく」とした。
なお、キャンペーンでの「#時代を変えろ」というキーワードについて、DAZNマーケティング・パートナーシップ バイスプレジデントの大崎貴之氏は「DAZNがスポーツの見方、接し方を変えていくことで時代を変えるというコンセプトだ」と説明。
同キャンペーンでは3種類のテレビCMを展開していくが、まだ内容が明かされていない第3弾は、新たなDAZNアンバサダーとなった西川遥輝選手や山崎康選手が登場する、プロ野球のイメージが濃いものになる予定なのだという。
■プロ野球OBの小宮山悟さんと多村仁志さんも登場
発表会にはプロ野球界のOBである小宮山悟さん、多村仁志さんも登場。「馬術など自分には馴染みの少ないスポーツも見られるのに驚いた。野球以外のスポーツにも興味を持たせてもらえるのは面白い」(多村さん)など、DAZNについて語り合った。
こうした点については小宮山さんも、Jリーグの理事を務めたり同級生にラグビーチームの監督をしている人物がいたりする自身の経験から「自分がプレーしている以外の競技に触れる機会は重要だと感じていた」とコメント。「そうした点でDAZNはありがたい存在」だと述べた。
また、小宮山さんはDAZNで日常的にスポーツに触れられる環境が整うことで、「スタジアムに足を運ぶ人も増えるのではないか」とコメント。「スポーツにまったく触れたことがない人がいなくなる世の中になってくれればと願っている」と語った。