FiiOの4.4mmアンプモジュールも公開
<ポタフェス2018名古屋>ソニー MDR-1AM2初のイベント出展、オーディオテクニカはフルデジタルワイヤレスをアピール
3月17日、愛知県名古屋市のナディアパークにて開催された「ポータブルオーディオフェスティバル2018 愛知・名古屋」。本記事では、ソニー/オーディオテクニカ/ゼンハイザー/エミライ/ミックスウェーブ/ナイコムブース等の模様をお伝えする。
ソニーブースでは、Bluetooth各種製品に加え、3月10日より発売を開始した「MDR-1AM2」を発売後初めてイベント出展。人気を博していた(関連ニュース)。
同製品は、新開発の40mmドライバーユニットやフラグシップヘッドホン「MDR-Z1R」の技術を投入した新たな基幹モデル。同社スタッフによれば、手頃な価格で4.4mmバランス接続を楽しめるウォークマン「MW-ZX300」の普及もあってか、リケーブルに関心を持つ来場者が多く、KIMBER CABLEの協力により開発したアップグレードケーブル「MUC-S12SB1」と標準ケーブルの聴き比べが人気を博していた。
オーディオテクニカブースでは、発売直後のフルデジタルBluetoothイヤホン「ATH-DSR5BT」を出展した(関連ニュース)。aptX HD/aptX/AACなど高音質コーデックに対応し、受信したデジタル信号をDA変換することなくドライバーまで届ける「ピュア・デジタル・ドライブ」を採用し、ドライバーも2基のダイナミックドライバーを向かい合わせでプッシュプル駆動させる方式をとっている。
同社スタッフによれば、「Bluetoothの利便性は周知されてきているので、次は音質のレベルを上げたいと考えていらっしゃる方が多い。ピュア・デジタル・ドライブを搭載した高音質Bluetooth製品も注目いただいている」とのことだ。
ゼンハイザーブースでは、ヘッドホン「HD800 S」「HD800」「HD700」「HD660 S」、イヤホン「IE800 S」「IE80 S」、Bluetoothイヤホン「Momentum Free」といった同社製品の主力モデルを出展していた。
ハイエンドのヘッドホンから手軽なBluetoothイヤホンまで高いレベルの製品を幅広くラインナップする同社の強みを活かし、初めて同社の製品を聴くという来場者にも、同社製品の持つ魅力を伝えるブースとなっていた。
またエミライブースでは、FiiOブランドとNoble Audioブランドのオーディオ製品を出展。今月発売となったアンプ交換式のDAP「FiiO X7 Mark II」、イヤホン「F9 pro」などの試聴が行われた。
なお今回のポタフェスでは、FiiO X7 Mark IIに対応するアンプモジュール「AM3B」が参考出展された。日本ディックス製の4.4mmバランスジャックを搭載するアンプモジュールとなり、価格は従来のアンプモジュールと同等の1万円半ばを予定しているという。
会場では製品のさらなるブラッシュアップのためアンケートを実施しており、結果によってはチューニングや仕様変更を行うとのことだ。
ミックスウェーブブースでは、Campfire Audio初のヘッドホン「Cascade」が出展。ポータブルも可能なサイズの密閉型ヘッドホンで、イヤーパッドを取り外し内部にダンパーシールを貼ることで、中高域の調整が行えるという仕組みになっている。今月末にも正式に発表し、9万9千円前後で発売を予定しているという。
その他、同社宮永氏がチューニングに携わり、「音質が非常によい」と自信を見せる新ブランドの取扱いを予定。5月頃に続報を発表できるという情報も得た。
ナイコムブースでは、GRADOとRHAという2ブランドのイヤホンを出展。RHAブランドではワイヤード(有線)タイプとワイヤレスタイプ2種類のモデルが展開されているが、やや人気が高いのはワイヤレスタイプ。同社スタッフは「手頃な価格と十分な音質を備えているので、例えば自宅にスピーカーを持っているような方が、外で手軽に音楽を聴くために選ばれたりする」と語っていた。
ソニーブースでは、Bluetooth各種製品に加え、3月10日より発売を開始した「MDR-1AM2」を発売後初めてイベント出展。人気を博していた(関連ニュース)。
同製品は、新開発の40mmドライバーユニットやフラグシップヘッドホン「MDR-Z1R」の技術を投入した新たな基幹モデル。同社スタッフによれば、手頃な価格で4.4mmバランス接続を楽しめるウォークマン「MW-ZX300」の普及もあってか、リケーブルに関心を持つ来場者が多く、KIMBER CABLEの協力により開発したアップグレードケーブル「MUC-S12SB1」と標準ケーブルの聴き比べが人気を博していた。
オーディオテクニカブースでは、発売直後のフルデジタルBluetoothイヤホン「ATH-DSR5BT」を出展した(関連ニュース)。aptX HD/aptX/AACなど高音質コーデックに対応し、受信したデジタル信号をDA変換することなくドライバーまで届ける「ピュア・デジタル・ドライブ」を採用し、ドライバーも2基のダイナミックドライバーを向かい合わせでプッシュプル駆動させる方式をとっている。
同社スタッフによれば、「Bluetoothの利便性は周知されてきているので、次は音質のレベルを上げたいと考えていらっしゃる方が多い。ピュア・デジタル・ドライブを搭載した高音質Bluetooth製品も注目いただいている」とのことだ。
ゼンハイザーブースでは、ヘッドホン「HD800 S」「HD800」「HD700」「HD660 S」、イヤホン「IE800 S」「IE80 S」、Bluetoothイヤホン「Momentum Free」といった同社製品の主力モデルを出展していた。
ハイエンドのヘッドホンから手軽なBluetoothイヤホンまで高いレベルの製品を幅広くラインナップする同社の強みを活かし、初めて同社の製品を聴くという来場者にも、同社製品の持つ魅力を伝えるブースとなっていた。
またエミライブースでは、FiiOブランドとNoble Audioブランドのオーディオ製品を出展。今月発売となったアンプ交換式のDAP「FiiO X7 Mark II」、イヤホン「F9 pro」などの試聴が行われた。
なお今回のポタフェスでは、FiiO X7 Mark IIに対応するアンプモジュール「AM3B」が参考出展された。日本ディックス製の4.4mmバランスジャックを搭載するアンプモジュールとなり、価格は従来のアンプモジュールと同等の1万円半ばを予定しているという。
会場では製品のさらなるブラッシュアップのためアンケートを実施しており、結果によってはチューニングや仕様変更を行うとのことだ。
ミックスウェーブブースでは、Campfire Audio初のヘッドホン「Cascade」が出展。ポータブルも可能なサイズの密閉型ヘッドホンで、イヤーパッドを取り外し内部にダンパーシールを貼ることで、中高域の調整が行えるという仕組みになっている。今月末にも正式に発表し、9万9千円前後で発売を予定しているという。
その他、同社宮永氏がチューニングに携わり、「音質が非常によい」と自信を見せる新ブランドの取扱いを予定。5月頃に続報を発表できるという情報も得た。
ナイコムブースでは、GRADOとRHAという2ブランドのイヤホンを出展。RHAブランドではワイヤード(有線)タイプとワイヤレスタイプ2種類のモデルが展開されているが、やや人気が高いのはワイヤレスタイプ。同社スタッフは「手頃な価格と十分な音質を備えているので、例えば自宅にスピーカーを持っているような方が、外で手軽に音楽を聴くために選ばれたりする」と語っていた。