兄弟機種「RX-A2080」「RX-A1080」も
ヤマハ、リアルタイム音場切り替えシステム「SURROUND:AI」初搭載のAVアンプ「RX-A3080」
ヤマハは、新開発の音場空間切り替えシステム「SURROUND:AI」を搭載するAVアンプ“AVENTAGE”「RX-A3080」「RX-A2080」「RX-A1080」を8月下旬より発売する。いずれもオープン価格。
・RX-A3080:予想実売価格280,000円前後
・RX-A2080:予想実売価格200,000円前後
・RX-A1080:予想実売価格140,000円前後
最上位のRX-A3080はDACチップにシリーズ初採用のES9007Sと、従来モデルでも採用していたES9026PROの2種を搭載。チャンネル毎の実用最大出力は230Wで、パワーアンプは9ch、プリアウトは11.2chを搭載している。
RX-A3080のみ、設定画面からDACチップのジッター除去機能、デジタルフィルターをカスタマイズし、音質の傾向を好みに応じて変えることができる。デジタルフィルターはシャープロールオフ/スローロールオフ/ショートレーテンシーの3種類から切替可能。また、従来どおりRCA端子のプリアウトを搭載するが、フロントについてはXLR端子を併設する。
ミドルクラスモデルのRX-A2080はDACチップにES9007Sを2基搭載。チャンネル毎の実用最大出力は220Wで、9chのパワーアンプと7.2chのプリアウトを搭載する。
エントリークラスモデルのRX-A1080はDACチップにES9007Sを1基搭載。チャンネルごとの実用最大出力は170Wで、7chのパワーアンプと7.1chのプリアウト搭載する。
いずれのモデルもHDMI入力7系統と出力3系統を搭載。HDCP2.2、4K/60pパススルーや4Kアップスケーリング出力に対応する。HDRはHDR 10、ドルビーアトモス、HLGに対応し、サラウンドフォーマットとしてドルビーアトモス、DTS:Xに対応。同社独自の音場創生技術「CINEMA DSP HD3」も24プログラムを搭載している。
新要素となる「SURROUND:AI」は、従来より搭載していた「CINEMA DSP」に加えて搭載される映画向けのDSPオプション。いままでのDSPプログラムをベースとしつつ、パラメーターを2年かけて専用に調整することで制作したという。
仕組みは内部のプロセッサーで音声信号や音声成分を抽出、AIが内蔵するデータベースを参照して分析し、シーン毎に最適な音場パターンを選択・適用するというもの。音場切り替えは全自動で、シームレスに最適なタイミングで行われる。どのような音場パターンが選ばれているかは動作状況アイコンを画面左下に表示することで確認できるが、手動での設定変更は無効となっている。
SURROUND:AIは従来のDSPプログラムとどちらか一方しか適用できない排他仕様となっている。同社では「SURROUND:AIは場面や空間が切り替わる、映画のようなソースに最適。DSP選びに悩むことなく、これひとつであらゆる場面に対応できる」と説明。その反面、コンサートのライブ映像など同じ場面・空間が続くようなソースでは、従来のDSPプログラムが効果的としている。
その他、付属のマイクにて部屋の音響特性を計測し、視聴環境を最適化する「YPAO-R.S.C」も引き続き搭載。従来モデルから変更したユーザーインターフェースにより、さらに分かりやすく設定操作が可能。リモコンはデザインを一新しラバー素材で覆った、バックライト内蔵の新型になっている。
新型の独自開発ネットワークモジュールの採用により、Wi-Fiは5GHz/2.4GHzのデュアルバンドに対応。Bluetoothはバージョン4.2に準拠し、AAC/SBCに対応。再生フォーマットはDSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bit integerまでの再生に対応。RX-A3080のみ、さらにネイティブ再生にも対応する。
2chステレオ音声を96kHz/24bit相当まで拡張処理する「ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー」、ワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」も搭載。Deezer HiFi、Spotify、radiko.jpなどの音楽配信サービスの聴取にも対応している。
RX-A3080の外形寸法は435W×192H×474Dmm、質量19.6s。
RX-A2080の外形寸法は435W×192H×474Dmm、質量17s。
RX-A1080の外形寸法は435W×182H×439Dmm、質量14.9s。
・RX-A3080:予想実売価格280,000円前後
・RX-A2080:予想実売価格200,000円前後
・RX-A1080:予想実売価格140,000円前後
最上位のRX-A3080はDACチップにシリーズ初採用のES9007Sと、従来モデルでも採用していたES9026PROの2種を搭載。チャンネル毎の実用最大出力は230Wで、パワーアンプは9ch、プリアウトは11.2chを搭載している。
RX-A3080のみ、設定画面からDACチップのジッター除去機能、デジタルフィルターをカスタマイズし、音質の傾向を好みに応じて変えることができる。デジタルフィルターはシャープロールオフ/スローロールオフ/ショートレーテンシーの3種類から切替可能。また、従来どおりRCA端子のプリアウトを搭載するが、フロントについてはXLR端子を併設する。
ミドルクラスモデルのRX-A2080はDACチップにES9007Sを2基搭載。チャンネル毎の実用最大出力は220Wで、9chのパワーアンプと7.2chのプリアウトを搭載する。
エントリークラスモデルのRX-A1080はDACチップにES9007Sを1基搭載。チャンネルごとの実用最大出力は170Wで、7chのパワーアンプと7.1chのプリアウト搭載する。
いずれのモデルもHDMI入力7系統と出力3系統を搭載。HDCP2.2、4K/60pパススルーや4Kアップスケーリング出力に対応する。HDRはHDR 10、ドルビーアトモス、HLGに対応し、サラウンドフォーマットとしてドルビーアトモス、DTS:Xに対応。同社独自の音場創生技術「CINEMA DSP HD3」も24プログラムを搭載している。
新要素となる「SURROUND:AI」は、従来より搭載していた「CINEMA DSP」に加えて搭載される映画向けのDSPオプション。いままでのDSPプログラムをベースとしつつ、パラメーターを2年かけて専用に調整することで制作したという。
仕組みは内部のプロセッサーで音声信号や音声成分を抽出、AIが内蔵するデータベースを参照して分析し、シーン毎に最適な音場パターンを選択・適用するというもの。音場切り替えは全自動で、シームレスに最適なタイミングで行われる。どのような音場パターンが選ばれているかは動作状況アイコンを画面左下に表示することで確認できるが、手動での設定変更は無効となっている。
SURROUND:AIは従来のDSPプログラムとどちらか一方しか適用できない排他仕様となっている。同社では「SURROUND:AIは場面や空間が切り替わる、映画のようなソースに最適。DSP選びに悩むことなく、これひとつであらゆる場面に対応できる」と説明。その反面、コンサートのライブ映像など同じ場面・空間が続くようなソースでは、従来のDSPプログラムが効果的としている。
その他、付属のマイクにて部屋の音響特性を計測し、視聴環境を最適化する「YPAO-R.S.C」も引き続き搭載。従来モデルから変更したユーザーインターフェースにより、さらに分かりやすく設定操作が可能。リモコンはデザインを一新しラバー素材で覆った、バックライト内蔵の新型になっている。
新型の独自開発ネットワークモジュールの採用により、Wi-Fiは5GHz/2.4GHzのデュアルバンドに対応。Bluetoothはバージョン4.2に準拠し、AAC/SBCに対応。再生フォーマットはDSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bit integerまでの再生に対応。RX-A3080のみ、さらにネイティブ再生にも対応する。
2chステレオ音声を96kHz/24bit相当まで拡張処理する「ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー」、ワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」も搭載。Deezer HiFi、Spotify、radiko.jpなどの音楽配信サービスの聴取にも対応している。
RX-A3080の外形寸法は435W×192H×474Dmm、質量19.6s。
RX-A2080の外形寸法は435W×192H×474Dmm、質量17s。
RX-A1080の外形寸法は435W×182H×439Dmm、質量14.9s。