ファルコンの360度スピーカーも
<OTOTEN>ラディウス、2K+ハイレゾ生中継配信に成功/オーディオテクニカはART1000にあのプレーヤーを組み合わせ
本日16日に開幕、明日17日まで開催される「OTOTEN 2018」(事前来場者登録はこちら)。本稿ではラディウス、オーディオテクニカ、ファルコンの出展内容を紹介する。
■ラディウス
96kHz/24bitのハイレゾ音声と4Kまたは2K映像をリアルタイムでストリーミングできる、ラディウスが推進する画期的なシステム「LIVEWARP(ライブワープ)」。
今回のデモでは、神楽坂のライブホールで演奏されたジャズライブを、OTOTEN会場にリアルタイムストリーミングしていた。昨年も同社はハイレゾのリアルタイムストリーミングを行い話題を集めたが、今回はかなり距離が離れた会場外、しかも映像付き…ということで、難易度は相当上がったに違いない。
だが今回のデモは成功した。リアルタイムのストリーミングとは思えないほど画質が安定した映像とハイレゾ音声を、遠隔地にいながら、ライブで体験できた。
このデモを、ハイレゾスピーカー搭載テレビやスマートフォン、タブレットなど多彩なデバイスで受信し、再生できていたことも、将来のサービスの広がりを予感させた。なお、テレビでのデモはBRAVIAで行われ、Android TV向けにラディウスが独自開発したアプリを介して行われた。リアルタイムでビットレートが表示されていた。
LIVEWARPは高音質・高画質に特化した次世代ストリーミング配信システムとして、室内外での音楽イベント、ライブ、コンサート、スポーツなどのコンテンツをリアルタイムストリーミングする用途を想定。リアルタイムストリーミングだけではなくVODコンテンツの配信にも対応する予定という。なおラディウスでは、通販サイト「radius online shop」を6月下旬にオープンする予定で、このLIVEWARPとも連携を予定しているという。今後の展開に大いに期待したい。
■オーディオテクニカ
オーディオテクニカは出展テーマを、同ブランドの最高級カートリッジ「AT-ART1000」と開放型の最高級ヘッドホン「ATH-ADX5000」の2つに絞り、広大なブースを贅沢に使って製品をアピールしていた。
「AT-ART1000」については当サイトで何度も紹介しているが、60万円という超高級カートリッジだ。デモでは、これをテクニクスのフラグシップアナログプレーヤー「SL-1000R」と組み合わせてデモ。両ブランドの最上位モデルの共演とあって、ブースには多くの来場者が詰めかけていた。
また「ATH-ADX5000」も多くの試聴機を惜しげも無く置き、ゆったりと試聴できるようになっていた。
さらにアナログプレーヤーでは、実売9万円前後と手が届きやすい価格帯でありながら、ベルドラドライブやJ字のスタティック・バランス型トーンアームを備えた本格志向のプレーヤー「AT-LP7」も展示していた。
■ファルコン
ファルコンは、全指向性のスピーカーシステムを出展していた。メインで展示していたのは「Model 503」で、木目調ブラックとピアノブラックが用意されている。
その最大の特徴は、上部にオムニ・リフレクションホーンを設け、360度に音が広がること。なお、このポートカバーを取り外すとバスレフ型スピーカーに変更することもできるという。
なおファルコンは、Model 401やModel 301など、より小型なモデルもラインナップしている。
■ラディウス
96kHz/24bitのハイレゾ音声と4Kまたは2K映像をリアルタイムでストリーミングできる、ラディウスが推進する画期的なシステム「LIVEWARP(ライブワープ)」。
今回のデモでは、神楽坂のライブホールで演奏されたジャズライブを、OTOTEN会場にリアルタイムストリーミングしていた。昨年も同社はハイレゾのリアルタイムストリーミングを行い話題を集めたが、今回はかなり距離が離れた会場外、しかも映像付き…ということで、難易度は相当上がったに違いない。
だが今回のデモは成功した。リアルタイムのストリーミングとは思えないほど画質が安定した映像とハイレゾ音声を、遠隔地にいながら、ライブで体験できた。
このデモを、ハイレゾスピーカー搭載テレビやスマートフォン、タブレットなど多彩なデバイスで受信し、再生できていたことも、将来のサービスの広がりを予感させた。なお、テレビでのデモはBRAVIAで行われ、Android TV向けにラディウスが独自開発したアプリを介して行われた。リアルタイムでビットレートが表示されていた。
LIVEWARPは高音質・高画質に特化した次世代ストリーミング配信システムとして、室内外での音楽イベント、ライブ、コンサート、スポーツなどのコンテンツをリアルタイムストリーミングする用途を想定。リアルタイムストリーミングだけではなくVODコンテンツの配信にも対応する予定という。なおラディウスでは、通販サイト「radius online shop」を6月下旬にオープンする予定で、このLIVEWARPとも連携を予定しているという。今後の展開に大いに期待したい。
■オーディオテクニカ
オーディオテクニカは出展テーマを、同ブランドの最高級カートリッジ「AT-ART1000」と開放型の最高級ヘッドホン「ATH-ADX5000」の2つに絞り、広大なブースを贅沢に使って製品をアピールしていた。
「AT-ART1000」については当サイトで何度も紹介しているが、60万円という超高級カートリッジだ。デモでは、これをテクニクスのフラグシップアナログプレーヤー「SL-1000R」と組み合わせてデモ。両ブランドの最上位モデルの共演とあって、ブースには多くの来場者が詰めかけていた。
また「ATH-ADX5000」も多くの試聴機を惜しげも無く置き、ゆったりと試聴できるようになっていた。
さらにアナログプレーヤーでは、実売9万円前後と手が届きやすい価格帯でありながら、ベルドラドライブやJ字のスタティック・バランス型トーンアームを備えた本格志向のプレーヤー「AT-LP7」も展示していた。
■ファルコン
ファルコンは、全指向性のスピーカーシステムを出展していた。メインで展示していたのは「Model 503」で、木目調ブラックとピアノブラックが用意されている。
その最大の特徴は、上部にオムニ・リフレクションホーンを設け、360度に音が広がること。なお、このポートカバーを取り外すとバスレフ型スピーカーに変更することもできるという。
なおファルコンは、Model 401やModel 301など、より小型なモデルもラインナップしている。