ページリニューアルや機能改善も
「niconico」の新バージョン「(く)」提供開始。全ユーザー生放送がHD配信可能に
(株)ドワンゴは、同社が運営する動画サービス「niconico」の新バージョン「(く)」(クレッシェンド)を本日28日より提供開始。これまで500枠限定だったユーザー生放送のHD(720p)画質配信が、全ての番組で利用できるようになった。また、各ページのリニューアルや機能改善も実施された。
「(く)」は2017年11月に詳細が発表されたものの、「ユーザーの皆様の期待に沿えるものではなく、ニコニコへのたくさんのご意見をいただいた」(同社コメント)とのこと。寄せられた意見を元に、基本的な動画・生放送サービスの機能改善に注力するため、当初予定していた2018年2月のバージョン変更は延期を決定した。
その後、動画のフルHD(1080p)画質や生放送のHD(720p)画質対応、動画の非ログイン視聴対応などの改善を実施してきたが、今回、コンセプトを見直して今回「(く)」を開始するに至った。
「(く)」では、独自開発した「M820L」搭載トランスコードシステムにより、ユーザー生放送の高画質配信を実現。これまで500枠限定で提供されていたユーザー生放送のHD(720p)画質配信を、全ての番組で利用できるようになった。
ユーザー生放送の高画質配信に向け、専用ハードウェアと汎用CPUによるソフトウェア処理を組み合わせたハイブリッドコーデック製品「M820L」を導入。「M820L」を用いたトランスコードシステムは、(株)ソシオネクストとの共同開発品で、このシステムの導入により1日あたり数万番組にもおよぶユーザー生放送の全枠を、HD画質配信で対応することが可能となる。
また、これまではストリーミングデータのトランスコード処理に含まれるエンコード処理がサーバーに大きな負担をかけていたため、一部のユーザーにのみHD画質配信の枠数を開放できなかったが、今後は大きな解像度のエンコード処理を「M820L」へオフロードすることでサーバの負荷を軽減することが可能になり、多くのユーザーがユーザー生放送のHD画質配信を楽しめるようになるという。
ニコニコ動画(く)全般においても様々な改善が実施される。まず、PC版ニコニコ動画トップページ、スマートフォンWEB版ニコニコ動画トップページをリニューアルした。
また、スマートフォンWEB版ニコニコ動画投稿ページをスマートフォンに最適化したページへリニューアル。一般会員もスマートフォンWEB版から動画を投稿できるようになった。
新規投稿動画の画質改善を目的として、ビットレートに関わらず解像度を維持する「再エンコードルール」を導入。これまでビットレートが足りず「中画質(540p)」「高画質(720p)」として生成されていた一部の動画も、「高画質(720p)」「フルHD画質(1080p)」で生成されるようになる。
ニコニコ生放送(く)は、上述のユーザー生放送のHD(720p)画質配信の枠数制限を撤廃以外にも改善を実施。まず、PC版ニコニコ生放送トップページ、スマートフォンWEB版ニコニコ生放送トップページがリニューアルされた。また、ニコニコ公式番組などの注目番組が一目で分かる注目番組ページが、PC版/スマートフォンWEB版共に新設された。
さらに、ブラウザの表示領域に合わせた生放送プレーヤー表示にも対応。ニコニコ生放送トップページ、注目番組ページ、HTML5プレーヤーwatchページが、ブラウザの表示領域に合わせてコンテンツの幅や位置を可変で表示させる「リキッドデザイン」になった。また、リキッドデザイン化に伴い、HTML5版の生放送プレーヤーがブラウザの表示領域に合わせて表示されるようになる(最大720pサイズ)。
「(く)」は2017年11月に詳細が発表されたものの、「ユーザーの皆様の期待に沿えるものではなく、ニコニコへのたくさんのご意見をいただいた」(同社コメント)とのこと。寄せられた意見を元に、基本的な動画・生放送サービスの機能改善に注力するため、当初予定していた2018年2月のバージョン変更は延期を決定した。
その後、動画のフルHD(1080p)画質や生放送のHD(720p)画質対応、動画の非ログイン視聴対応などの改善を実施してきたが、今回、コンセプトを見直して今回「(く)」を開始するに至った。
「(く)」では、独自開発した「M820L」搭載トランスコードシステムにより、ユーザー生放送の高画質配信を実現。これまで500枠限定で提供されていたユーザー生放送のHD(720p)画質配信を、全ての番組で利用できるようになった。
ユーザー生放送の高画質配信に向け、専用ハードウェアと汎用CPUによるソフトウェア処理を組み合わせたハイブリッドコーデック製品「M820L」を導入。「M820L」を用いたトランスコードシステムは、(株)ソシオネクストとの共同開発品で、このシステムの導入により1日あたり数万番組にもおよぶユーザー生放送の全枠を、HD画質配信で対応することが可能となる。
また、これまではストリーミングデータのトランスコード処理に含まれるエンコード処理がサーバーに大きな負担をかけていたため、一部のユーザーにのみHD画質配信の枠数を開放できなかったが、今後は大きな解像度のエンコード処理を「M820L」へオフロードすることでサーバの負荷を軽減することが可能になり、多くのユーザーがユーザー生放送のHD画質配信を楽しめるようになるという。
ニコニコ動画(く)全般においても様々な改善が実施される。まず、PC版ニコニコ動画トップページ、スマートフォンWEB版ニコニコ動画トップページをリニューアルした。
また、スマートフォンWEB版ニコニコ動画投稿ページをスマートフォンに最適化したページへリニューアル。一般会員もスマートフォンWEB版から動画を投稿できるようになった。
新規投稿動画の画質改善を目的として、ビットレートに関わらず解像度を維持する「再エンコードルール」を導入。これまでビットレートが足りず「中画質(540p)」「高画質(720p)」として生成されていた一部の動画も、「高画質(720p)」「フルHD画質(1080p)」で生成されるようになる。
ニコニコ生放送(く)は、上述のユーザー生放送のHD(720p)画質配信の枠数制限を撤廃以外にも改善を実施。まず、PC版ニコニコ生放送トップページ、スマートフォンWEB版ニコニコ生放送トップページがリニューアルされた。また、ニコニコ公式番組などの注目番組が一目で分かる注目番組ページが、PC版/スマートフォンWEB版共に新設された。
さらに、ブラウザの表示領域に合わせた生放送プレーヤー表示にも対応。ニコニコ生放送トップページ、注目番組ページ、HTML5プレーヤーwatchページが、ブラウザの表示領域に合わせてコンテンツの幅や位置を可変で表示させる「リキッドデザイン」になった。また、リキッドデザイン化に伴い、HTML5版の生放送プレーヤーがブラウザの表示領域に合わせて表示されるようになる(最大720pサイズ)。