「N5ii」ステンレスモデルも
<ポタ研>Cayin、約3年ぶりの新フラグシップDAP「N8」が人気/qdc特別モデル/SHANLING「M0」
フジヤエービック主催のポータブルオーディオ関連イベント「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研)2018夏」が開催。本稿では、コペックジャパン(Cayin)/伊藤屋国際/ミックスウェーブの出展内容をレポートする。
■コペックジャパン
コペックジャパンのブースでは、Cayinブランドのポータブルプレーヤー「Nシリーズ」の新モデル『N8』を参考出展。発売は2018年秋頃、価格は30万円台を想定しているとのこと。
N8は、約3年ぶりというシリーズの新フラグシップモデル。KORG「Nutube」を搭載し、チューブ出力/トランジスタ出力の選択が可能で、長年にわたって据置型真空管アンプを開発してきたCayinの持つ技術を凝縮したという。
AKM AK4497EQ DACチップをデュアルで搭載。DSD 512および768kHz/64bitのネイティブデコードが可能。内蔵メモリは128GB、外部メモリは最大512GBまでのmicroSDカードに対応する。
本体素材はCNCステンレススチール、ディスプレイは3.2インチ TFT-LCD タッチスクリーンパネルを採用する。本体上部には3.5mmヘッドホン出力/3.5mmライン出力/4.4mm5極バランス出力、下部にはUSB Type-C/micro HDMI/カードスロットを備える。外形寸法は70W×128H×20Dmm、質量は約325g。
独自UIを採用し、よりシンプルな操作性に仕上げたという。なお試聴機は最終製品版の一歩手前段階とのこと。展示は1台のみのため、会場では試聴を待つユーザーで長蛇の列ができていた。
また、DSD 11.2MHzネイティブ対応やバランス駆動に対応した「N5ii(関連ニュース)」のステンレススチールモデル「N5iiS」も展示。2.5mmおよび3.5mm端子とディスプレイ素材をグレードアップさせ、内蔵メモリも64GBに増加したとのこと。
その他、ヘッドホン祭でも展示された据え置き型のA級真空管ヘッドホンアンプ「HA-300」や、UNCOMMONのOFC銀メッキ4芯リケーブル「3D-OFC-Hybrid」なども展示している。
■伊藤屋国際
伊藤屋国際では、SHANLINGの超小型ハイレゾプレーヤー「M0」やMacawの新イヤホン「GH600s Pro/GH600s」などを出展。M0はDSD再生やLDAC送受信対応など様々な機能を搭載しながら、外形寸法40W×45H×13.5Dmm/質量約38gと超小型サイズを実現するポータブルプレーヤー(関連ニュース)、発売以来非常に人気が高いとのことで、ブースにもたくさんのユーザーが試聴に訪れていた。専用クリップケースも参考出展、発売時期は未定だが価格は1,300円前後を想定とのこと。
Macaw「GH600s Pro/GH600s」は、ノズル部分を交換して音質をチューニングできるイヤホンで、低域重視/ノーマル/高域重視の3タイプのノズルが同梱される。GH600s Proは6月末頃からeイヤホンにて先行販売を開始しており、価格は14,980円前後、GH600sは7月13日前後からの発売を予定しており、価格は12,980円前後が想定される。
ドライバーはBA型/ダイナミック型を各1基ずつ搭載したハイブリッド構成で、周波数特性は10Hz - 40kHz、感度は98dB/mW、インピーダンスは16Ω。モデルの違いは付属ケーブルで、いずれも線材は銀コートOFCを採用。上位モデルのGH600s Proは、0.22sq×7芯を4本手編みしたツイストアップグレードケーブル、下位モデルのGH600sは、1本25芯を4本を使用した拠り線を採用する。端子はイヤホン側がMMCX、プラグは金メッキ3.5mmステレオミニを備える。
また、NF AUDIOから参考出展としてBAドライバーを4基搭載した「NF4u」も展示。音質はゲーム/アニソン向けに解像度高くクリアな再生をコンセプトとしているという。なお日本での発売時期/価格は未定とのこと。
他にもSoundsGoodのリケーブル「Sarah(サラ)」シリーズも出展。端子はMMCX、プラグ部は3.5mmアンバランス/2.5mmバランス端子をそれぞれ用意。線材に銀コートの6N OFCを1芯24本使用した4芯オリジナルケーブルで、シースにはPVC素材を採用、柔らかくて取り回しやすくタッチノイズも抑えるとのこと。エントリークラスのリケーブルとして、より多くの人に試してもらいたいとし、3,000円以下での販売を予定しているという。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブでは、同社取り扱いのCamfire Audio/64 AUDIO/qdc/JH Audio/Unique Melody/FAudio/BeatAudioから、各ブランドの新製品を展示。各モデルの試聴できるようになっていた。
参考出展として、qdcから従来モデル「3SH」「4SS」のスペシャルエディションモデルと「5CH」のユニバーサルモデルを展示している。人気の1BAイヤホン「NEPTUNE」で採用した雲母(マイカ)を使用したフェイスプレートを、各モデルにも使用。7月末〜8月上旬からの展開を予定しており、価格は5CHユニバーサルが10万円前後、3SH/4SSスペシャルエディションは従来(4SSが97,000円前後、3CHが69,000円前後)と大きく変わらないと予想される。
BeatAudioからは「Hadal(ヘイダル)」を出展。こちらは、ヘッドホン祭にて出展した、銀線をベースにした独自合金導体採用の「Azurite」が製品化されたかたちで、深海をモチーフにしたというブルーカラーのシースを採用した点が特徴。新開発した特許出願中の特別な素材を採用しており、低弾性かつ形状記憶をしにくく、同社ケーブルの中でも最も柔軟性があって取り回しやすいという。
プレーヤー側端子は3.5mm ステレオミニ/2.5mm 4極バランス/4.4mm 5極バランスの3種類、イヤホン側端子はMMCX/カスタム2pin/qdc・UE/JH Audioの4種類を用意。現在、ミックスウェーブのWEBサイト上でスタートアップキャンペーンを実施しており、約25%オフとなる優待価格で購入が可能(詳細はこちら)。なお、シース素材が希少で生産数も限られるため、一般販売の時期は現時点で未定とのこと。
■コペックジャパン
コペックジャパンのブースでは、Cayinブランドのポータブルプレーヤー「Nシリーズ」の新モデル『N8』を参考出展。発売は2018年秋頃、価格は30万円台を想定しているとのこと。
N8は、約3年ぶりというシリーズの新フラグシップモデル。KORG「Nutube」を搭載し、チューブ出力/トランジスタ出力の選択が可能で、長年にわたって据置型真空管アンプを開発してきたCayinの持つ技術を凝縮したという。
AKM AK4497EQ DACチップをデュアルで搭載。DSD 512および768kHz/64bitのネイティブデコードが可能。内蔵メモリは128GB、外部メモリは最大512GBまでのmicroSDカードに対応する。
本体素材はCNCステンレススチール、ディスプレイは3.2インチ TFT-LCD タッチスクリーンパネルを採用する。本体上部には3.5mmヘッドホン出力/3.5mmライン出力/4.4mm5極バランス出力、下部にはUSB Type-C/micro HDMI/カードスロットを備える。外形寸法は70W×128H×20Dmm、質量は約325g。
独自UIを採用し、よりシンプルな操作性に仕上げたという。なお試聴機は最終製品版の一歩手前段階とのこと。展示は1台のみのため、会場では試聴を待つユーザーで長蛇の列ができていた。
また、DSD 11.2MHzネイティブ対応やバランス駆動に対応した「N5ii(関連ニュース)」のステンレススチールモデル「N5iiS」も展示。2.5mmおよび3.5mm端子とディスプレイ素材をグレードアップさせ、内蔵メモリも64GBに増加したとのこと。
その他、ヘッドホン祭でも展示された据え置き型のA級真空管ヘッドホンアンプ「HA-300」や、UNCOMMONのOFC銀メッキ4芯リケーブル「3D-OFC-Hybrid」なども展示している。
■伊藤屋国際
伊藤屋国際では、SHANLINGの超小型ハイレゾプレーヤー「M0」やMacawの新イヤホン「GH600s Pro/GH600s」などを出展。M0はDSD再生やLDAC送受信対応など様々な機能を搭載しながら、外形寸法40W×45H×13.5Dmm/質量約38gと超小型サイズを実現するポータブルプレーヤー(関連ニュース)、発売以来非常に人気が高いとのことで、ブースにもたくさんのユーザーが試聴に訪れていた。専用クリップケースも参考出展、発売時期は未定だが価格は1,300円前後を想定とのこと。
Macaw「GH600s Pro/GH600s」は、ノズル部分を交換して音質をチューニングできるイヤホンで、低域重視/ノーマル/高域重視の3タイプのノズルが同梱される。GH600s Proは6月末頃からeイヤホンにて先行販売を開始しており、価格は14,980円前後、GH600sは7月13日前後からの発売を予定しており、価格は12,980円前後が想定される。
ドライバーはBA型/ダイナミック型を各1基ずつ搭載したハイブリッド構成で、周波数特性は10Hz - 40kHz、感度は98dB/mW、インピーダンスは16Ω。モデルの違いは付属ケーブルで、いずれも線材は銀コートOFCを採用。上位モデルのGH600s Proは、0.22sq×7芯を4本手編みしたツイストアップグレードケーブル、下位モデルのGH600sは、1本25芯を4本を使用した拠り線を採用する。端子はイヤホン側がMMCX、プラグは金メッキ3.5mmステレオミニを備える。
また、NF AUDIOから参考出展としてBAドライバーを4基搭載した「NF4u」も展示。音質はゲーム/アニソン向けに解像度高くクリアな再生をコンセプトとしているという。なお日本での発売時期/価格は未定とのこと。
他にもSoundsGoodのリケーブル「Sarah(サラ)」シリーズも出展。端子はMMCX、プラグ部は3.5mmアンバランス/2.5mmバランス端子をそれぞれ用意。線材に銀コートの6N OFCを1芯24本使用した4芯オリジナルケーブルで、シースにはPVC素材を採用、柔らかくて取り回しやすくタッチノイズも抑えるとのこと。エントリークラスのリケーブルとして、より多くの人に試してもらいたいとし、3,000円以下での販売を予定しているという。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブでは、同社取り扱いのCamfire Audio/64 AUDIO/qdc/JH Audio/Unique Melody/FAudio/BeatAudioから、各ブランドの新製品を展示。各モデルの試聴できるようになっていた。
参考出展として、qdcから従来モデル「3SH」「4SS」のスペシャルエディションモデルと「5CH」のユニバーサルモデルを展示している。人気の1BAイヤホン「NEPTUNE」で採用した雲母(マイカ)を使用したフェイスプレートを、各モデルにも使用。7月末〜8月上旬からの展開を予定しており、価格は5CHユニバーサルが10万円前後、3SH/4SSスペシャルエディションは従来(4SSが97,000円前後、3CHが69,000円前後)と大きく変わらないと予想される。
BeatAudioからは「Hadal(ヘイダル)」を出展。こちらは、ヘッドホン祭にて出展した、銀線をベースにした独自合金導体採用の「Azurite」が製品化されたかたちで、深海をモチーフにしたというブルーカラーのシースを採用した点が特徴。新開発した特許出願中の特別な素材を採用しており、低弾性かつ形状記憶をしにくく、同社ケーブルの中でも最も柔軟性があって取り回しやすいという。
プレーヤー側端子は3.5mm ステレオミニ/2.5mm 4極バランス/4.4mm 5極バランスの3種類、イヤホン側端子はMMCX/カスタム2pin/qdc・UE/JH Audioの4種類を用意。現在、ミックスウェーブのWEBサイト上でスタートアップキャンペーンを実施しており、約25%オフとなる優待価格で購入が可能(詳細はこちら)。なお、シース素材が希少で生産数も限られるため、一般販売の時期は現時点で未定とのこと。