HOME > ニュース > ソニー、業界最多4800万画素のスマホ向け積層型CMOSイメージセンサーを商品化

高感度撮影にも対応

ソニー、業界最多4800万画素のスマホ向け積層型CMOSイメージセンサーを商品化

公開日 2018/07/23 13:40 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、業界最多となる有効4,800万画素のスマートフォン向け積層型CMOSイメージセンサー「IMX586」の商品化を発表した。サンプル出荷は9月を予定し、価格は3,000円(税抜)。

積層型CMOSイメージセンサー「IMX586」

集光効率および光電変換効率を従来よりも高める設計・製造技術を駆使することで、世界で初めて0.8μmの微細な画素サイズを開発。この新開発の画素を採用し、1/2型(対角8.0mm)でありながら高性能なデジタル一眼カメラに匹敵する有効4,800万画素を実現、スマートフォン撮影画像の高画質化に貢献するとしている。

有効1200万画素の画像(左)と有効4800万画素の画像(右)での比較

また隣接4画素が同色のカラーフィルターであるQuad Bayer配列を採用することで、高感度撮影にも対応。低照度時には、隣接する4画素の信号を加算することで、画素サイズ1.6μm相当(1200万画素)に感度を高め、低ノイズで明るい画像の撮影が可能となるという。

さらにソニー独自の露光制御技術と信号処理機能をイメージセンサーに内蔵することにより、従来と比較して4倍となるダイナミックレンジの広い撮影およびリアルタイムでの出力を実現。画面内に明るいところと暗いところが共存するシーンでも、白飛びや黒潰れを抑えた画像を撮影することができるとしている。

フレームレートは動画で4K(4096×2160) 90fps、1080p 240fps、720p 480fps (w/ crop)。主な機能として像面位相差AF、HDRイメージングを搭載する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります