欧州限定のピニンファリーナモデルやスマホも出展
<IFA>シャープ、第2世代8K液晶テレビをプレスカンファレンスにて公開。日本発売は今年末を予定
シャープ(株)は、IFA2018のプレスカンファレンスにおいて、日本でもこの12月の4K8K衛星放送にあわせて発売を予定する、第2世代8K液晶テレビを出展した。
新モデルの画面サイズは60型/70型/80型で、新たな高画質化機能を搭載したほか、色の純度も高めた。欧州ではこのうち80型を2019年に発売する。なおアジアでは、欧州より少し早く販売を開始するという。
シャープは欧州において、8Kテレビ「LV-70X500E」を発売済み。フルHDテレビの16倍の解像度、33メガピクセルの画素数などをアピールしている。
欧州では55型以上のモデルの需要が急伸しており、このニーズの高まりにあわせて8Kテレビのラインナップを広げていく。
本機には、同社が最近開発したという8Kイメージプロセッサーを搭載。2Kや4Kの映像を高精度に8Kへアップスケールでき、100/120Hz駆動にも対応するとしている。
■8K、AIoTの2面から事業を拡大
プレスカンファレンスでは、同社欧州代表の石田佳久氏が登壇。「Feel Sharp」をスローガンとして、シャープの2018年からの戦略を、主に8KとAIoTの2面から語った。
8K分野においては、昨年から始まったAQUOS 8Kの展開を2018年、2019年以降もさらに推し進め、8Kによるエコシステムの実現を目指すと力強く宣言した。
そのためにまずは、第2世代のAQUOS 8Kを世界的に発売する。サイズは現行の70型に加え、80型/60型とバリエーションを増加。欧州市場では、2019年春ごろを目処に80型を投入する。さらに、映像の魅力をより引き出すためサウンドバーなど関連商品も拡充していく。
一例としてサウンドバーでは、8K放送のフォーマットとして考えられている22.2ch音声を、より一般的な3.1.2chに変換する機能や、5.1chと2.0chをミックスして3.1.2chにする機能、さらにはドルビーアトモスなど、AQUOS 8Kとの組み合わせに最適となる製品の開発を進めているという。
また同社が495を超える関連特許を取得し、実証実験も繰り返している5Gなど、次世代技術と8Kを組み合わせた展開や、8K映像の精細さを活かした医療・インフラのメンテナンス・教育など、様々な分野への8Kの浸透を続けていくという。
AIoT分野においては、今年7月に発表した欧州向けスマートフォンを皮切りに、新規事業までを見据えていることが語られた。
スマートフォンは、独自のフリーフォームディスプレイ技術により4辺を狭額縁化した「AQUOS D10」、狭額縁を3辺に減らすかわりに価格を抑えた「AQUOS C10」、テレビとセットで販売するユニークな販売形態を取る「AQUOS B10」などの欧州独自モデルを今年7月に発表。さらに、2018年第3四半期に有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンを投入すると予告している。フリーフォームディスプレイ技術と組み合わせ、曲面を描くディスプレイを搭載するという。
スマートフォン以外では、今年東芝から買収したPC事業をAIoTソリューションに組み込んでいく他、ヘルシオやプラズマクラスター清浄機といった家電製品、さらに新規事業としてペットの健康をモニタリングする製品にも取り組んでいくことが述べられた。
また、SHARP UMCのヴァイスプレジデントマネージャー、Sascha Lange氏からは、第2世代AQUOS 8Kやサウンドバーなど製品の詳細に加え、イタリアの著名なデザインスタジオ・ピニンファリーナとの共同開発モデルを欧州限定で投入することが語られた。
また、AQUOS 8Kのみならず、4K液晶テレビのラインナップも引き続き充実させていくとし、欧州では2018年10月に70型、60型という大型モデルの発売を予定していることが発表された。
新モデルの画面サイズは60型/70型/80型で、新たな高画質化機能を搭載したほか、色の純度も高めた。欧州ではこのうち80型を2019年に発売する。なおアジアでは、欧州より少し早く販売を開始するという。
シャープは欧州において、8Kテレビ「LV-70X500E」を発売済み。フルHDテレビの16倍の解像度、33メガピクセルの画素数などをアピールしている。
欧州では55型以上のモデルの需要が急伸しており、このニーズの高まりにあわせて8Kテレビのラインナップを広げていく。
本機には、同社が最近開発したという8Kイメージプロセッサーを搭載。2Kや4Kの映像を高精度に8Kへアップスケールでき、100/120Hz駆動にも対応するとしている。
■8K、AIoTの2面から事業を拡大
プレスカンファレンスでは、同社欧州代表の石田佳久氏が登壇。「Feel Sharp」をスローガンとして、シャープの2018年からの戦略を、主に8KとAIoTの2面から語った。
8K分野においては、昨年から始まったAQUOS 8Kの展開を2018年、2019年以降もさらに推し進め、8Kによるエコシステムの実現を目指すと力強く宣言した。
そのためにまずは、第2世代のAQUOS 8Kを世界的に発売する。サイズは現行の70型に加え、80型/60型とバリエーションを増加。欧州市場では、2019年春ごろを目処に80型を投入する。さらに、映像の魅力をより引き出すためサウンドバーなど関連商品も拡充していく。
一例としてサウンドバーでは、8K放送のフォーマットとして考えられている22.2ch音声を、より一般的な3.1.2chに変換する機能や、5.1chと2.0chをミックスして3.1.2chにする機能、さらにはドルビーアトモスなど、AQUOS 8Kとの組み合わせに最適となる製品の開発を進めているという。
また同社が495を超える関連特許を取得し、実証実験も繰り返している5Gなど、次世代技術と8Kを組み合わせた展開や、8K映像の精細さを活かした医療・インフラのメンテナンス・教育など、様々な分野への8Kの浸透を続けていくという。
AIoT分野においては、今年7月に発表した欧州向けスマートフォンを皮切りに、新規事業までを見据えていることが語られた。
スマートフォンは、独自のフリーフォームディスプレイ技術により4辺を狭額縁化した「AQUOS D10」、狭額縁を3辺に減らすかわりに価格を抑えた「AQUOS C10」、テレビとセットで販売するユニークな販売形態を取る「AQUOS B10」などの欧州独自モデルを今年7月に発表。さらに、2018年第3四半期に有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンを投入すると予告している。フリーフォームディスプレイ技術と組み合わせ、曲面を描くディスプレイを搭載するという。
スマートフォン以外では、今年東芝から買収したPC事業をAIoTソリューションに組み込んでいく他、ヘルシオやプラズマクラスター清浄機といった家電製品、さらに新規事業としてペットの健康をモニタリングする製品にも取り組んでいくことが述べられた。
また、SHARP UMCのヴァイスプレジデントマネージャー、Sascha Lange氏からは、第2世代AQUOS 8Kやサウンドバーなど製品の詳細に加え、イタリアの著名なデザインスタジオ・ピニンファリーナとの共同開発モデルを欧州限定で投入することが語られた。
また、AQUOS 8Kのみならず、4K液晶テレビのラインナップも引き続き充実させていくとし、欧州では2018年10月に70型、60型という大型モデルの発売を予定していることが発表された。