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600Ωの「T1 2nd」も鳴らせる駆動力

beyerdynamic、iOS/Android両対応の小型DAC/ヘッドホンアンプ「Impacto universal」

公開日 2018/09/05 16:39 編集部:川田菜月
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ティアックは、同社が取り扱う独beyerdynamic社より、iOS/Android両対応の小型DAC/ヘッドホンアンプ「Impacto universal」を9月上旬から発売する。価格はオープンだが、50,000円前後での実売が想定される。

「Impacto universal」※リアパネルにバッテリーパック付属した様子

「Impacto universal」は手のひらサイズの小型・軽量なDAC/ヘッドホンアンプ。DACはESSのSABRE 9018Q2Cを採用し、最大PCM 384kHz/32bit、DSD 5.6MHzまでのハイレゾ音源の再生に対応する。「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研)2018夏」での参考出展モデルが、正式に発売決定となった(関連記事)。

従来モデル「Impacto Essential」をベースに、新たにiOSデバイスにも対応。その他Androidデバイス、Windows、Macにも接続可能で、それぞれ機器に合わせて使用できる4種類のケーブル(USBタイプA、USBタイプC、Micro USB OTG対応、Lightning)を同梱する。

従来モデル「Impacto Essential」をベースに、新たにiOSデバイスにも対応

本体に備えられた3.5mm両出しステレオミニプラグケーブルに、同ブランドのハイエンドヘッドホンなどを接続して使用することも可能。600Ωの「T1 2nd Generation」を十分に鳴らせる駆動力を持ち、ヘッドホンの能力を最大限に引き出すとしている。3.5mm両出しステレオミニプラグケーブルの現時点での対応機種は、「T1 2nd Generation」「T5 p 2nd Generation」「AMIRON HOME」「Aventho wired」。

外形寸法は32W×65H×7Dmm、本体質量は12g。付属のバッテリーパックを搭載しても37gと、非常に軽量でコンパクトな設計となっている。なおバッテリーパックは磁気を利用して本体のリアパネルに装着するかたち。

バッテリーパックは磁気を利用して本体のリアパネルに装着

本体の表側はリモートコントローラー仕様になっており、音楽再生/停止、スキップ、音量調整などの操作ができるボタンを装備。また48kHz以上のハイレゾ音源再生時に点灯するLEDインジケーターも備える。出力インピーダンスは4.7Ω、出力レベルは50mW(32Ω)/7mW(600Ω)、電源は5V、195mAとなる。

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